お家時間で作りたい【自家製豆板醤】のレシピを伝授！意外と簡単すぐできる？

麻婆豆腐や回鍋肉、坦々麺などに使われることが多い中国・四川地方の唐辛子みその豆板醤。中華料理を作るのに欠かせない調味料となっています。

豆板醤さえあればどんな中華料理も簡単に作れると言いますが、市販のものを買うと使いきれず、賞味期限切れになり捨ててしまうということはありませんか。

実は豆板醤は、お家で手作りすることができると言われています。豆板醤を手作りすればちょっと使いたい時だけ使えるので、かなり便利となっています。また愛着も湧き、豆板醤を使った料理を作りたくなるかもしれません。

本記事では、お家時間で作りたい自家製豆板醤のレシピを伝授していきます！基本的な豆板醤の簡単レシピをはじめ、炒めものレシピやスープレシピなど、自家製豆板醤を使ったおすすめ活用レシピをお伝えします。

基本的な簡単レシピを参考にしながら自家製豆板醤を作り、炒めものやスープに活用してみましょう。簡単で美味しい自家製豆板醤を使ったレシピが目白押しです。レシピの分量は、全て4人前となっています。レシピを参考にしながら、自家製豆板醤の料理を作ってみてください。

豆板醤のレシピをご紹介する前に、豆板醤とはどんな調味料なのかご紹介します。中華料理には欠かせない辛い調味料というイメージはあるかもしれませんが、具体的にはどんな調味料なのか知らない人も多いでしょう。

豆板醤とはどんな食材から作られた調味料なのか、気になるコチュジャンとの違いについてまとめていきましょう。それでは早速、豆板醤について詳しくみていきます！

豆板醤は中華料理に欠かせない調味料だと言われています。麻婆豆腐やエビチリなど、さまざまな中華料理に使われることが多い調味料です。

そんな豆板醤は赤唐辛子とそら豆がベースになっています。赤唐辛子とそら豆にこうじや味噌などを加え、発酵させて作っています。辛みの他に、旨味やコクが入っている調味料です。豆板醤を入れるだけで、一気に中華色満載の料理を作ることができます。

豆板醤とよく間違われるのがコチュジャンです。コチュジャンとは朝鮮半島が発祥の調味料で、韓国料理に使われることが多くなっています。

どちらも辛い調味料ですが、大きく違うのは使用方法です。コチュジャンは火を通さなくても、サムギョプサルのタレなどで食べることが多いですが、豆板醤は火を通すことが多くなっています。

豆板醤にも火を通さずに食べることができますが、加熱すると豆板醤の香りや旨みがアップします。使う料理も異なるので、豆板醤とコチュジャンを上手く使い分けるようにしましょう。

それでは、自家製豆板醤の作り方をご紹介します。レシピ自体とても簡単で、市販で売られているような豆板醤をお家で作ることができます。辛い中にはコクや旨みがしっかりと詰まっており、少し入れるだけであっという間に美味しい中華料理が出来上がるのでおすすめのレシピです。

レシピに必要な材料は、唐辛子2本ほど、そら豆200g、こうじ60g、味噌大さじ2、塩20gとなっています。味噌の種類は何でもOKで、お気に入りのものを使用してみましょう。

作り方は至ってシンプルです。まずは、そら豆をたっぷりのお湯で茹でて、熱いうちにマッシャーなどで細かくすり潰してください。こうじはよく揉んでから、塩と混ぜ合わせましょう。

唐辛子は細かくみじん切りにカットします。ボウルにマッシュしたそら豆とこうじ、唐辛子、味噌を入れて混ぜ合わせてください。全体がよく混ざったら、そら豆のゆで汁を大さじ1ほど加えて、さらに混ぜ合わせましょう。

瓶に混ぜたタネを詰めて、空気が入らないようにラップで閉めてください。太陽の当たらない涼しい場所に2ヶ月ほど寝かせて発酵させたら、自家製豆板醤のできあがりです。発酵後は痛まないように、冷蔵庫などで保管しましょう。

続いては、自家製豆板醤を活用した炒めもののおすすめレシピです。豆板醤と炒めものは相性抜群です。ご飯が進みやすくなるレシピと、豆板醤がしっかりと効いたレシピです。どれも炒めもののおすすめレシピばかりですので、この機会にチェックしてみましょう。

簡単で美味しい自家製豆板醤を活用した炒めもののおすすめレシピが目白押しです。一人暮らしの方からファミリーの方まで重宝するレシピとなっています。

1つ目のおすすめレシピは、白米がすすむこと間違いなしの「豚肉となすの豆板醤炒め」です。にんにくと豆板醤が効いた炒めものレシピで、豚肉となすでスタミナ満点のおかずに仕上がっています。

切って炒めるだけのレシピですので、作り方も簡単になっています。レシピを見れば誰でも作れます。それくらい簡単で美味しい、豆板醤の炒めものレシピです。

レシピに必要な材料は豚ロース肉300g、なす4個、人参1本、にんにく1かけ、豆板醤小さじ4、鶏がらスープの素小さじ4、醤油小さじ2、砂糖小さじ2、片栗粉小さじ2、水カップ2、ごま油適量、白ごま適量です。レシピ以外にもたくさんの具材を入れてください。

レシピの作り方はとてもシンプルで、普段から料理しない方でも真似しやすくなっています。まずは、にんにくを細くすりおろしてください。なすと人参は食べやすい大きさにカットしましょう。

ボウルにすりおろしにんにくと豆板醤、鶏がらスープの素、醤油、砂糖、片栗粉、水を入れて合わせ調味料を作ってください。フライパンにごま油を軽く引き、豚ロース肉を焼いていきます。ある程度火が通ったら、なすと人参を加えて炒めていきましょう。

先ほど作った合わせ調味料を加えて、全体にとろみが軽くできるように炒め合わせてください。器に盛り付け、白ごまをふりかけたら、豚肉となすの豆板醤炒めのできあがりです。

2つ目のおすすめレシピは、本格的な味わいの「豆板醤入りホイコーロー」です。豆板醤がしっかりと効いたレシピで、本格的な中華料理店で扱っているような味わいに仕上がっています。味は本格的な炒めものレシピですが、安価な値段で作ることができます。

安い食材でかさ増しし、食べ応え抜群ですのでおすすめです。作り方は先ほどのレシピと似ているので、チャレンジしてみましょう。誰でも作りやすいレシピです。

レシピに必要な材料は豚バラ肉300g、キャベツ1/2個、エリンギ4本、豆板醤小さじ2、コチュジャン大さじ1、にんにく1かけ、しょうが1かけ、みりん大さじ1、ごま油適量、塩コショウ適量です。

レシピの作り方は、キャベツとエリンギを食べやすい大きさにカットします。次ににんにくとしょうがを細かくすりおろししてください。豚バラ肉に塩コショウを軽く振ります。ボウルにコチュジャンと豆板醤、にんにく、しょうが、みりんを混ぜ合わせて合わせ調味料を作りましょう。

フライパンにごま油を軽く引き、豚バラ肉を炒めてきます。お肉の色が変わったら、キャベツとエリンギを加えて炒め合わせていきましょう。最後に合わせ調味料と和えたら、豆板醤入りホイコーローのできあがりです。

最後にご紹介するレシピは、豆板醤を使った「ユッケジャンスープ」です。牛肉と野菜の旨みが溶け込んだ韓国風スープのレシピで、シンプルながらピリ辛で美味しく仕上がっています。作り方はとても簡単で、疲れて料理したくない時でも作りやすいレシピです。

レシピに必要な材料は、牛肉200gにもやし1袋、ニラ1束、人参1/2本、豆腐1丁、溶き卵2個分、すりおろしにんにく5cm、すりおろししょうが5cm、豆板醤大さじ1、水750ml、中華だし大さじ2、ごま油適量、塩コショウ適量です。

続いては、レシピの作り方です。まずは、ニラと人参を食べやすい大きさにカットします。牛肉には塩コショウを振っておきます。鍋にごま油を引き、豆板醤とすりおろしにんにく、すりおろししょうがを入れて香り付けしてください。

牛肉ともやし、ニラ、人参を入れて炒め合わせていきましょう。次に水と中華だしを入れて煮込んでいきます。豆腐も好きな大きさにスプーンで取ったら、鍋に加えてください。最後に溶き卵を加えたら、コチュジャンスープのできあがりです。

本記事では、お家時間で作りたい自家製豆板醤のレシピを中心に伝授しました！中華料理には欠かせない豆板醤は、お家でも簡単に作ることができます。自家製豆板醤ができれば、炒めものやスープなど、何でも作ることが可能です。レシピはどれも簡単で、真似したくなるものばかりです。

お家時間がマンネリ化してしまって退屈という時に、基本的なレシピを参考にして自家製豆板醤を作ってみましょう。自家製豆板醤で本格的な中華料理をお家で楽しむことができます。