宮島・厳島神社観光の楽しみ方ガイド!ご利益や見どころから周辺グルメまで!

宮島・厳島神社観光の楽しみ方ガイド!ご利益や見どころから周辺グルメまで!

宮島・厳島神社の朱に染められた美しい建築に海の上に浮かぶ神秘的な大鳥居と社殿は、日本のみならず世界中の人々を魅了してやみません。今回は、そんな宮島・厳島神社の見どころから周辺スポットまで、その楽しみ方を幅広くご紹介します!

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記事の目次

  1. 1.宮島の厳島神社を詣でよう
  2. 2.宮島・厳島神社とは
  3. 3.宮島・厳島神社の歴史
  4. 4.宮島・厳島神社の見どころ
  5. 5.宮島・厳島神社の主祭神とご利益は?
  6. 6.宮島・厳島神社周辺の観光スポット
  7. 7.宮島・厳島神社周辺のグルメスポット
  8. 8.宮島の厳島神社は神聖な空気が宿る場所

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厳島神社へは広島・宮島口よりフェリーで簡単にアクセスすることができます。宮島口フェリー乗り場から宮島桟橋までは約15分間隔で2種類の船が運行されており、海風を感じながら宮島・厳島神社の社殿や大鳥居を眺めつつ向かうことができます。フェリーの運賃は片道大人180円、小人90円です。

宮島口フェリー乗り場まで、車では関西方面からのアクセスの場合は広島岩国道路廿日市ICから国道2号経由で約10分、九州方面からのアクセスは広島岩国道路大野IC下車から国道2号経由で約10分です。

公共交通機関を利用してアクセスする場合は、 JR広島駅から山陽本線で宮島口駅まで約25分、広島電鉄・広島駅から広電宮島口駅まで約60分です。市内からのアクセスも簡単なためぜひ広島観光の一部として宮島・厳島神社の観光もお楽しみください。

宮島・厳島神社の歴史

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続いては、宮島・厳島神社の歩んできた歴史をご紹介します。宮島・厳島神社は数度の火災や焼失、戦などを経て歴史的偉人と共に時代の移り変わりを見守ってきた由緒正しい神社です。宮島・厳島神社の観光に行く際にはその歴史を知っておくことで、より奥深い体験をすることができます。

1207年・1223年の2度の火災で建物の全てを焼失

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宮島は、過去1207年と1223年の2度、火災によって全ての建物を焼失しています。その確かな原因は伝わっていませんが、1207年7月3日に火災が起きその後8月21日に再建開始、1223年12月2日に再度大きな火災に見舞われてしまい社殿を焼失し、その後また再建が開始され現在に伝わっています。

その都度時の幕府によって再建

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1207年7月3日と1223年12月2日に大きな火災が発生しその建物を焼失してしまった宮島・厳島神社は、1207年には翌月に朝廷によって再建、1223年には翌年9月13日に再建されました。そのどちらも創建当初の姿かたちをそのままに再建したため、現在にも当初の貴重な姿が伝わっています。

「厳島の戦い」後

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1555年には、毛利元就と陶晴賢との間で「厳島の戦い」と呼ばれる戦が宮島の地で起こりました。この戦いでは毛利元就が勝利をおさめ、陶晴賢の兵を討ち取ります。討たれた兵は4780人、捕虜は3000人を超えると伝わっており、宮島の棟内全域で激しい戦いが行われていたことが分かります。

宮島は島全体が「神聖な地」であるため、毛利元就は戦で出た死者を対岸の大野に運び出し、宮島に残った血痕などは全て削り取らせました。厳島神社の回廊など血の付いた部分含め全てを潮水で洗い清め、合戦から7日間連続して神楽を舞い奉納し、霊魂の冥福を祈ったと伝えられています。

元就が信仰と再建・秀吉が千畳閣の建造

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厳島の戦いに勝利した毛利元就は、その後中国十カ国のほか豊前や伊予などの広域を支配する強大な力を持った戦国大名となります。毛利元就とその子である隆元は厳島神社を強く崇拝し、天神社の創建や反橋・大鳥居の再建、厳島神社社殿と回廊の張替え、能舞台の寄進など大きく発展させます。

1587年には戦歿将兵の慰霊のため豊臣秀吉によって千畳閣が創建されます。畳857枚分の広さであることから名前が付けられましたが、豊臣秀吉の死によって未完成のままとなっています。未完成のままであるもののその絢爛豪華さを簡単に想像できる一大建築物で国の重要文化財となっています。

1996年に世界遺産に登録

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そして1996年、宮島・厳島神社が世界遺産に登録されます。その壮麗な建築と当時の素晴らしい建築様式を後世に伝えていること、他に比べることのできない希代の発想による景観、そして日本の仏教文化を知るうえで非常に価値のある財産であると、世界に広く認められた出来事でした。

宮島・厳島神社の見どころ

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それではここから、宮島・厳島神社の見所についてご紹介していきます。せっかく宮島観光に来てただのんびりと歩いているだけでは非常にもったいないことです!宮島・厳島神社の観光の際にはその見どころを事前にしっかりと確認し島内の散策や厳島神社への参拝を価値のある時間にしましょう。

「大鳥居」

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海面に浮かぶように建つ姿が美しい「大鳥居」は、自然木を使用して建てられた木造の両部鳥居です。平安時代から8代目にあたる大鳥居は笠木と島木が箱になっており、石や砂が約5t詰められています。腐りにくく虫に強い楠で作られた、自重のみで海面に建つ見どころ溢れる神秘の建築物です。

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宮島・厳島神社の主祭神とご利益は?

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