広島でおすすめ工場見学17選！もみじ饅頭のにしき堂など子供に人気のスポットも！

株式会社にしき堂は、本社・広島県広島市、1951年創業の和洋菓子製造販売を行う会社です。もみじ饅頭が特におすすめです。合言葉の「百試千改」は、百回試して千回改める、毎日挑戦を続け、おいしいお菓子を作る努力を重ねるという、にしき堂ならではの心構えの現れです。

にしき堂は、さまざまな「こだわり」をかかげています。まず、素材の品質への「こだわり」があります。

にしき堂の小豆・大手亡豆（白いんげん豆）は、にしき堂が求める品質水準に応えられる良質な十勝産の豆が使われています。米粉・餅粉は、広島県産を積極的に使い、にしき堂のお菓子を通して全国においしさを届けられるようにしています。

お菓子の基本を成すのは餡です。餡は水で決まります。にしき堂は昔からよく知られた名水、海田町の日浦山湧水で餡を作っています。にしき堂の製餡工場は、日浦山近くに配置してあります。

さらに、にしき堂は、次の5つの「こだわり」をかかげています。「一、にしき堂は、食品衛生を徹底し、食の安全・安心に努めます」「一、にしき堂は、良質の地下水、北海道産の高品質な小豆、純国産の小麦などの原材料にこだわります」

「一、にしき堂は、年中無休の工場から、毎日、焼き立てをお届けします」「一、にしき堂の社員は、最高の笑顔で、お客様をおもてなしします」「一、にしき堂は、百試千改をモットーに日々研鑽し、美味しいお菓子づくりに挑戦し続けます」これらは、にしき堂の経営理念となっています。

にしき堂の工場見学は、広島市東区光町の本社ビルで実施しています。帽子、マスク着用で実際のもみじ饅頭などの製造ラインへ入り説明を受けられます。また、焼き立てのもみじ饅頭を試食でき、子供たちに大人気となっています。

にしき堂の工場見学ができるのは、日曜～金曜です。ただし、7月～9月の夏季、GW、年末年始等は見学できません。所要時間は、入場準備に20分、見学に40分かかり、計60分程度です。見学人数によって時間がかかる場合があります。

対象は小学生以上です。安全のため未就学児は、保護者と一緒でも見学できません。1日1組限定の完全予約制で、人数は1名から40名までとなっています。小学校の授業の場合は50名までです。
 

申込は、希望日の2週間前までに電話で申込んでください。受付時間は、8:00～18:00です。申込みの後、「工場見学申込書」が郵送かFAXで送られて来ます。その「工場見学申込書」に記入して返送すると予約の確定となります。見学日の１週間前までに返送する必要があります。

株式会社藤い屋は、1925年創業、本社・広島県廿日市市で、菓子製造販売及びそれに付帯する事業・製餡・喫茶営業を行う会社です。九十年以上にわたり作り続けてきた、もみじ饅頭で有名です。

「IROHA village」は、藤い屋が広島県五日市市にオープンしました。もみじ饅頭をはじめとする菓子の原料生産から、完成するまでをじっくり観察できます。敷地内には、次のような施設があります。

「五日市みなと工場」は、四季のうつろいを感じながら心のこもった味を作り出し、毎日たくさんのもみじ饅頭を出荷しています。「スイーツスタンド」では、焼きたてのもみじ饅頭と手作りジェラートを楽しめます。

「ショップ」では、もみじ饅頭や古今果のケーキなどおすすめ商品が集まっています。「ベーカリー」の焼きたての食パンやヴィエノワズリーは、小麦粉とバターの香りが売りものです。ベーカリー棟の屋上はハーブガーデンになっています。

「カフェレストラン」では、畑を見ながら、焼きたてのパンや軽食を味わえます。「畑LABO」は、菓子原料研究のための畑です。里山の環境を再現した土作りで、もみじ饅頭の原料となる小豆や小麦などを育て、研究をしています。

工場見学は、有料（200円）の「IROHA villageガイド付き見学ツアー」が用意されています。五日市みなと工場や畑LABOをガイドの解説付きで案内するツアーです。焼きたてのもみじ饅頭の試食もあり、子供たちにもおすすめです。

催行人員は、1名～15名です。学校など団体で15名を超える場合は連絡してください。見学は金・土・日・祝日開催です。時間は10:30〜、12:00〜の1日2回実施されます。所用時間は約30分です。

ツアーには予約が必要です。見学希望日の前日までに電話で予約してください。屋外が中心の工場見学のため、雨天や荒天時は中止となる場合があります。
 

広島でそれぞれ存在感のある企業をご紹介します。ゆっくりまわって産業としての重要性もよく考えてみましょう。

福留ハム株式会社は、1919年創業、本社・広島市西区の食肉の加工製造および販売などを行う会社です。経営理念は「三方良し」と「ものづくりは、人づくりから」で人材育成を経営の柱にしています。

また、本場ドイツの伝統的なハム・ソーセージ造りを学び、2005年から7年連続してドイツ農業協会（DLG国際食品競技会）で金メダルを受賞しました。さらに、ソーセージ造り体験教室を開き、食育や食文化の発信で地域に貢献し、好感度を高めています。