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もちもちヘルシーなパン「ベーグル」
今回取り上げる「ベーグル」とはリング状に成型したパンの一種に数えられ、朝食やランチ、さらにはおいしい人気商品を手土産に利用している人もいます。パンにはふわふわした食感の種類がありますが、ベーグルは一般的な食パンなどとは異なり、もちもちとむっちりした食感が特徴です。
ベーグルならではのもちもち感とむっちり感は一度食べるとクセになるという人もおり、専門店で購入したり、お取り寄せして自宅で食べたり、様々な楽しみ方もできます。本記事ではベーグルが完成するまでの工程や特徴、朝食にぴったりなおいしいおすすめの食べ方などをご紹介します。
また、全国各地に存在するベーグル専門店の中からおいしい人気専門店をピックアップし、さらにお取り寄せで評判のベーグルをご案内します。気になるものがあればぜひ手に入れてみましょう。
ベーグルってどんなパン?
ベーグルという単語を聞いたことはあっても、実際に口にしていない方もいるかもしれません。先ずはベーグルの特徴をご覧ください。
ドーナツ状の硬めに焼き上げられたパン
パン屋などで陳列されているベーグルの形状は中央に穴の開いたドーナツ状ですが、一般的なドーナツとは製法や原料が異なります。ベーグルは東欧系ユダヤ人の宗教上の食べ物として一部で知られており、17世紀に東ヨーロッパのユダヤ人コミュニティーで食べられていたといわれています。
ベーグルという名前は円形のパンを意味するイディッシュ語の「bugel」から来ているという説があります。イディッシュ語とは東欧ユダヤ人の間で話されていたドイツ語に近い言葉で、世界中の400万人ものアシュケナージ系ユダヤ人によって使用されているといいます。
ベーグルは柔らかなパンとは違い、一口噛むだけでどっしり感や硬めに焼き上げられた食感を認識できるでしょう。パンは生地の硬さによってソフト・セミハード・ハードの3種類に分けることができ、ベーグルはフォカッチャと同じセミハード系にカテゴライズされます。
普通のパンとは製造工程や材料が異なる
ベーグルの製造工程で特徴的なポイントは、焼く前に茹でる点です。一般的な食パンとベーグルは生地を練る段階は同じですが、食パンは次に発酵させる一方、ベーグルは発酵させずに形を整える作業に移ります。次に両者を発酵させますが、ベーグルはさらに茹でる工程に入ります。
食パンは茹でずにオーブンで焼き、ベーグルは茹でた後に焼き工程へ続きます。なお、ベーグルを茹でる作業を「ケトリング」と呼び、茹で時間によって食感に違いが出るといいます。ケトリングの工程は生地表面が固められ、目の詰まった状態に仕上がり、独特の歯応えを生み出すでしょう。
一般的なパンは2度発酵させることで生地を膨らまし、ふっくら柔らかに仕上げます。ベーグルの発酵は1度のみで、さらに焼く前に茹でることにより膨らみにくくし、もちもちしながらもずっしりしたおいしい食感になるようです。
油分や乳製品を使用していないからヘルシー
中央に穴の開いたパンを代表するドーナツには小麦粉と多くの砂糖、卵や牛乳、ベーキングパウダーなどが使われ、加えて揚げ油も必要になります。一方ベーグルの材料は小麦粉と少量の砂糖、塩や酵母、水のシンプルなもので、油分や乳製品を必要としない点からヘルシーといわれます。
1食分をベーグル1個と食パン6枚切りの2枚にした場合、ベーグルは250kcalで食パンは320kcalになり、脂質はベーグルが1gに対し、食パンは6gになります。また、糖質と食物繊維を含む炭水化物はベーグルが25gで、食パンが60gになり、比較すればベーグルがヘルシーだと分かります。
ベーグルはダイエットにおすすめといわれていますが、それは栄養素のみならず、生地の硬さにも理由があります。ハード系のパンは生地が硬いために噛む回数が増え、満腹感を得られやすいといわれており、食べ過ぎや間食を防ぐようです。
朝食にピッタリ!ベーグルのおすすめの食べ方
ベーグルはカフェのモーニングの様にコーヒーと一緒に味わうのもおすすめです。こちらでは朝食にぴったりな食べ方をご紹介します。
トッピングを挟んてサンドに
朝食にベーグルをそのまま食べてもおいしいですが、好きな具材や野菜を間に挟んでアレンジしても楽しめます。生地は水平にスライスして、サンドイッチの要領で用意した具材を挟んでいきましょう。朝食には目玉焼きやベーコン、レタスやチーズをトッピングしたものもおすすめです。
ベーグルサンドはおしゃれな弁当ランチにも良いですが、生野菜を含むと水っぽくなってしまうため、具材によっては自宅でのランチにおすすめでしょう。多くの女性にも好評なおいしいレシピはアボカドやスモークサーモン、クリームチーズを挟んだベーグルです。
アボカドのまったりした口当たりとスモークサーモンの香りや塩味、そしてクリームチーズの豊かな味わいが調和し、バランスの良いおいしい朝食になるでしょう。
トーストしてカリカリに
朝食に人気のおいしい食べ方にはトーストする方法もあります。ベーグルは温めると香ばしくなり、一味違った食感になるため、同じ食べ方に飽きた人にもおすすめです。ベーグルも一般的な食パンと同じように、様々なトッピングや調理法によってアレンジすることができます。
朝食に人気のトーストは生地表面がパリッと焼き上がり、内側の生地はもっちりした食感になります。600Wの場合はお好みに合わせて4~6分焼きましょう。サクッとした焼き上がりを目指すのであれば焦げ目が付くように、強火で様子を見ながら温めてください。
朝食にもぴったりなベーグルトーストはもっちり食感に仕上げたい場合、あらかじめ電子レンジで15~30秒温めた後、トースターで焼き上げてください。なお、ベーグルサンドで楽しみたいのであれば真横にスライスしてから内側を上に向け、1200Wで約2分トーストしましょう。
フレンチトースト風にして
朝食はパン派という方に人気のメニューにはフレンチトーストが挙げられるでしょう。フレンチトーストは食パンやフランスパンを使うのが一般的ですが、ベーグルでもおいしい朝食フレンチトーストに仕上がります。おいしいフレンチトーストを作るには卵液に浸すことがポイントです。
卵液は卵をはじめ、牛乳と生クリーム、砂糖やバニラエッセンスを混ぜ合わせたものです。食べやすくカットしたベーグルを卵液に浸し、冷蔵庫で丸一日置きます。触らないのが基本ですが、片側が浸っていない場合は1度ひっくり返しましょう。
フライパンは弱火に熱してバターを溶かし、卵液に浸しておいたベーグルを投入してください。焦げ過ぎないように様子を見ながら、全体的に焼き色が付くまで焼いたら完成です。朝食用のフレンチトースト風ベーグルは、プレートにフルーツやクリーム、シロップを添えてもおしゃれです。
おいしいベーグルが味わえる専門店
こちらでは数あるベーグル専門店の中から、特においしいと評判の一押し店を厳選してご紹介します。それでは見ていきましょう!
「BAGEL STANDARD」
中目黒にあった「BAGEL STANDARD」は閉店しましたが、公式Instagramによると移転再開の準備をしているようです。BAGEL STANDARDはニューヨークスタイルのベーグルテイクアウト専門店で、中でもベーグルサンドイッチは売り切れるほど人気を集めていました。
BAGEL STANDARDには種類豊富なメニューが揃いますが人気店のため、昼時には売り切れていることもあるようです。おやつに食べるならあんことクリームチーズの組み合わせもおすすめで、あんこの適度な甘さとクリームチーズの穏やかな酸味が合うでしょう。
「Bagel Mashumo」
「Bagel Mashumo」は栃木県宇都宮市に所在し、栃木県産小麦を使用した手作りベーグル専門店になります。店頭には25種類前後のメニューを並べ、日替わりで楽しめるのもおすすめポイントでしょう。また、来店前日18:00までの電話で予約でき、当日取り置きにも対応しています。
住宅街に店舗を構えているBagel Mashumoではもちもち食感のベーグルを持ち帰ることができます。カフェモカ味は生地にコーヒーが練り込まれ、中にはチョコレートが入っています。あおさ醤油チーズ味は磯香りと醤油の香ばしさ、チーズの食感がバランスの良いベーグルです。
名称 | Bagel Mashumo |
住所 | 栃木県宇都宮市氷室町1036-1 |
「MARUICHI BAGEL」
「MARUICHI BAGEL」は白金高輪駅4番出口より徒歩約2分のベーグル専門店で、商品が揃うのは8:00頃ですが、早朝7:00から販売しています。基本のベーグルは北海道の小麦粉と酵母、岩塩や麦芽と水で作ったプレーンです。
朝食にもおすすめのメニューはプレーンベーグルの裏側に胡麻を付けたセサミ味、さらに蜂蜜やレーズン、シナモンを使ったシナモンレーズン味も評判です。種類豊富でおいしそうなフィリングに迷ってしまうでしょう。
名称 | MARUICHI BAGEL |
住所 | 東京都港区白金1-15-22 |
「BLUF BAKERY」
「BLUF BAKERY」の本店は元町・中華街駅元町口より徒歩8分の場所にあり、日本大通り店が日本大通り駅近くに店を構えています。オニオンパルメザン味はセントラルミルリング社の有機小麦粉100%使用したもので、オニオンなどを生地に混ぜ込み、パルメザンチーズを乗せています。
トマトベーグル エヴリシング味はブラックペッパーやセミドライトマトなどを練り混んだ生地に、胡麻や芥子、ガーリックチップやガーリックハーブソルトをまぶしたメニューです。
お取り寄せで人気のベーグルはこれ!
ベーグルは楽天市場などの通販サイトやオフィシャルサイトから取り寄せることも可能です。冷凍保存はパンの鮮度を維持するのに適した方法といわれており、ネット注文でもおいしくいただけるでしょう。
「BAGLE&BAGLE」
お取り寄せにおすすめのベーグルは「BAGLE&BAGLE」が販売しています。BAGLE&BAGLEは東北や関東、関西などのエリアにも出店しているベーグル専門店ですが、ネット通販でもお取り寄せ可能です。店では「また明日の朝も、食べたい」と思わせる商品を用意しています。
ブルーベリー味はジューシーなブルーベリーの果実を練り込み、子供から年配の方まで幅広い年齢層から人気を集めています。抹茶ホワイトチョコ味はほろ苦い抹茶生地とミルキーなホワイトチョコの組み合わせで、小麦粉本来の甘みと抹茶の香りが楽しめるお取り寄せベーグルでしょう。
「tecona bagel works」
「tecona bagel works」は代々木八幡駅と代々木公園駅近くにあるベーグル屋です。お取り寄せに対応していますが不定期のため、tecona bagel worksのブログやインスタグラムの最新情報をご確認ください。申し込みは回線1本の電話のみで、10~15分で売り切れることもあるようです。
お取り寄せもできるtecona bagel worksのベーグルは店頭に常時50種類から用意しており、食感は3種類に分けられます。「ふか」はイーストを使用したふかふかした食感で、「もち」は自家製酵母を使ってもちもちに仕上げ、「むぎゅ」はホシノ天然酵母を使ったみっちり詰まった食感です。
「Radio Bagel」
お取り寄せもおすすめの「Radio Bagel」は、京都市北区上賀茂池端町に所在するこじんまりとしたベーグル専門店です。基本の材料は北海道産小麦粉や三温糖、天日塩とイースト、水の5種類で、全商品に動物性由来の素材を使っていません。シンプルながらもこだわっている店でしょう。
Radio Bagelの定番人気商品はクルミで、ナッツ系のパンが好みの方におすすめです。プレーンタイプはそのままでもおいしいライ麦配合ですが、プレーンと違った味わいが楽しめる植物繊維豊富な全粒粉もあります。お取り寄せには人気商品5個と選べる10・15個セットを用意しています。
「ベーグル専門店 Ai Bagel」
「ベーグル専門店 Ai Bagel」は会津若松市に2015年にオープンした店で、関東や東北でイベントにも出店し、好評を得ていたといいます。ベーグル専門店 Ai Bagelの生地は無添加で、会津産や北海道産の食材を使い、全て手作りにこだわっています。
お取り寄せ可能なメニューにはプレーンや全粒粉をはじめ、会津産はねうまもちのもち麦を使用したものや香ばしいくるみを使ったものもあります。また、年代問わずお取り寄せ人気のベーグルはチョコレート味で、朝食はもちろん、小腹が空いた時にもぴったりでしょう。
おいしいベーグルでカフェ気分に
ベーグルはクロワッサンやメロンパンなどの柔らかなパンとは異なり、もちもちした食感が特徴の一つです。日本にはニューヨークスタイルのベーグルやサンドイッチ風のベーグル、甘い系や惣菜系などのおいしいベーグルを作る人気店がたくさん点在しています。
※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。