宅急便コンパクトはコンビニでも取り扱いあり！専用BOXを買えるのはココ

宅急便コンパクトとは、ヤマト運輸が提供している宅急便のうち、決められた専用BOXに荷物を入れてコンビニなどから手軽に送れるサービスです。宅急便コンパクトの専用BOXは、ボックス型と薄型の2種類があり、どちらも専用BOX料金は70円(税込）です。

宅急便コンパクトをコンビニ等で発送する場合、専用BOXの代金のほかに、配送料金が必要です。宅急便コンパクトを利用する為には必ず専用BOXを購入する必要があり、直営店の他にコンビニでも販売しています。宅急便コンパクトの専用BOXは再利用はできず、1度限りの利用となります。

送り状は宅急便コンパクト専用のものに記入が必要で、コンビニでも取り扱っています。宅急便コンパクトに重さの制限はありません。宅急便コンパクトは、コンビニ等で発送手続きした後は通常の宅急便と同様に配送され、相手先へ手渡しで届けられます。

宅急便コンパクトは、クロネコヤマトで取扱う荷物のうち比較的小さな荷物をコンビニ等から送るサービスです。似たようなコンパクトサイズの荷物を送るサービスに「ネコポス」があり、混同される事もあるでしょう。

ネコポスは法人・事業主または特定のフリマサイト利用者限定のサービスで、同じくコンビニ等からも発送でき、最大料金が全国一律385円(税込)です。基本的に、郵便のようにポスト投函で配達されます。

ネコポスは、事業者やフリマサイトによっては料金設定と別に契約していて、より安い値段で送れる場合もあります。一例でいうと、ヤフオク出品者はネコポス料金が全国一律170円（税込）、メルカリは175円（税込）です。

宅急便コンパクトは誰でも使用でき、通常の宅急便と同様に配達日・配達時間の指定ができます。全国一律料金のネコポスと異なり、資材代70円＋配送料（地域ごとに異なる）が掛かるので、料金は最低でも680円(税込)とネコポスよりは割高となります。

宅急便コンパクトは配達日や時間の指定、対面配達ができる事に加え、万一配送事故などで中身が失われた場合の補償料金が、ネコポス3000円に比べて30000円と高めの設定になっています。特に値の張るものを送る場合に安心なのは、宅急便コンパクトを選択すると良いでしょう。

宅急便コンパクトを発送できる場所は、ヤマト運輸直営の宅急便センターの他に、コンビニがあります。宅急便コンパクトを発送できるコンビニは、「セブンイレブン」「ファミリーマート」「デイリーヤマザキ」「ポプラ」「ニューデイズ」など多数あります。

大手コンビニである「ローソン」は、ゆうパックの取扱いがある代わりに、ヤマト運輸のサービスの取扱がないようです。ローソンでは宅急便コンパクトの発送もできませんのでご注意ください。

コンビニで宅急便コンパクトを発送する流れは、まず専用ボックスに入れた荷物をコンビニに持参します。コンビニのレジで店員に、宅急便コンパクトを出したい旨を伝えます。

宅急便コンパクト専用の伝票を店員から受け取り、必要事項の記入をします。記入した伝票を受付、荷物の到着日や中身のこわれもの指定など確認をします。最後に、配送距離に応じた料金を会計してコンビニ発送は終了です。

宅急便コンパクトの専用BOXが買える場所は、宅急便センターのほか、宅急便コンパクトを送れる各コンビニとなります。宅急便コンパクトの取り扱いのあるコンビニ「セブンイレブン」「ファミリーマート」「デイリーヤマザキ」「ポプラ」「ニューデイズ」で購入が可能です。

宅急便コンパクトの専用BOXをコンビニ等で買う場合は、BOX型か薄型かを伝えましょう。箱型は、縦型・ボックス型などと言っても伝わるでしょう。薄型は、封筒型・横型などと表現する事も多いようです。公式では「専用BOX」「薄型専用BOX」という名称です。

コンビニで宅急便コンパクトの専用BOXを購入したらその場で発送したい場合もありますが、基本的に梱包はコンビニのレジでは遠慮した方が良いでしょう。自宅に戻って行うか、コンビニの店舗の外やコンビニ内イートインスペースなどを借りて行うと迷惑を掛けにくいでしょう。

コンビニで発送する時に記入が必要な宅急便コンパクトの伝票は、宅急便コンパクトBOXを購入した際に受け取る事も可能です。伝票を先に受け取って、記入してからコンビニに持ち込めば、宅急便コンパクトの発送手続きがよりスムーズに行えます。

宅急便コンパクトを発送するには、自宅から近い場所や現在地からすぐ行けるコンビニを探すのが最も簡単でしょう。宅急便コンパクトの専用BOXを取扱いしている最寄りのコンビニを検索するには、ヤマト運輸の「直営店・取扱店・ドライバー検索」のHPが便利です。

宅急便コンパクトの表記はありませんが、取扱店のコンビニなら宅急便コンパクトを取り扱っています。地図・最寄り駅・最寄り施設・住所・店舗名などからコンビニを探す事ができます。「24時間営業」「本日営業」など、条件を絞り込んでの検索もできます。

コンビニ等から送る宅急便コンパクトの専用BOXは、2種類あります。宅急便コンパクト専用BOXの箱型のサイズは20×25×5cmで、A5サイズで厚さが5cmあるボックスの形です。

サイズは小さめですが、厚みのある荷物を送るのに適しています。衣類や小物、化粧品、食器など、さまざまな種類のものがコンビニから送れます。

宅急便コンパクトの薄型のサイズは24.8×34cm、暑さが8mm程度まで入りA4コピー用紙100枚程度が収納できます。どちらもBOXの料金は70円で、重さの制限はありません。

宅急便コンパクトの薄型BOXで送るのは、A4以内の書類や薄い冊子が適しています。薄型BOXは8mmを越える厚みのある書物などは送れませんのでご注意ください。宅急便コンパクトの規格外の場合、梱包し直して通常の宅急便としての扱いになる可能性があります。

宅急便コンパクトの送料は、宅急便センターでもコンビニでも変わらず、専用BOX代70円（税込）＋距離に応じた配送料金が掛かります。最も近い場所に送る場合は、宅急便コンパクトの基本運賃が610円なので、専用BOX代と合わせて680円（税込）で送る事ができます。

例えば、東京のコンビニ等から宅急便コンパクトの荷物を発送する場合、近い範囲である南東北（宮城・山形・福島）～東海地方までは680円（BOX代70円＋基本運賃610円）です。

東京のコンビニから宅急便コンパクトを発送する場合、北東北（青森・岩手・秋田）と近畿地方が730円、中国・四国地方は790円、北海道・九州・沖縄は900円と、遠くなるにつれて料金が高くなります。

なお、宅急便コンパクトの送料については各種割引サービスを利用するとお得です。荷物を持込（直営店だけでなくコンビニでも適用）すると持込割で100円、印刷式の送り状使用やスマホで送る方法を選ぶとデジタル割で60円など、コンビニでも便利な割引サービスがいくつもあります。

宅急便コンパクトのコンビニ発送は、フリマアプリのメルカリでも「らくらくメルカリ便」として利用できます。宅急便コンパクトは、子供服や小さいおもちゃ、小物の雑貨などに利用しやすいサイズです。

らくらくメルカリ便の宅急便コンパクト専用資材は、ヤマト運輸営業所・メルカリストアの他に、ファミリーマートやセブンイレブンのコンビニでも購入できます。

らくらくメルカリ便の宅急便コンパクト配送料金は全国一律380円（税込）で、専用資材70円と合わせて450円で全国に発送が可能です。

メルカリ出品者（あるいは購入者負担の場合購入者）にとって送料は大きなポイントなので、コンビニからでも宅急便コンパクトを全国一律の料金で送れるのは非常に便利でしょう。

メルカリで出品する人は、らくらくメルカリ便をサイズや重さによって使い分けて取引を上手に進められるでしょう。近くのコンビニで専用資材を買い、コンビニですぐに送れるので、迅速な取引もしやすく、メルカリ愛用者にとってとても重宝するサービスの一つです。

宅急便コンパクトは、サイズが合えば普通の宅急便より安く発送でき、とてもお得なサービスでしょう。全国のコンビニで専用資材を購入して発送する事も可能です。小物や薄い書類を送りたいときは、ぜひコンビニでも使える宅急便コンパクトのサービスを利用してみてください。