実は簡単【リュック】の正しい洗い方を伝授！洗濯機でもできる？

リュックは毎日利用している人も多いアイテムでしょう。リュックは洋服とは異なり、正しいお手入れ方法が分かりにくく、汚れが十分取れないと感じることも少なくありません。簡単なリュックの洗い方が分かれば、便利に感じるでしょう。

リュックには、洗い方に取り扱い説明書が付いていないものが大半です。そのため、洗い方が分からず購入してそのままにしているという人も多いでしょう。自己流の洗い方は、素材を傷める可能性があるためおすすめできません。

今回は、リュックの簡単な洗い方を解説していきます。リュックの洗い方を知っていれば、気になる汚れを取って清潔に使えるようになるでしょう。洗濯機を使う方法、手洗いをする方法、乾燥させる方法を詳しく解説していきます。

リュックは案外簡単に洗えます。お気に入りのリュックの汚れがひどく処分も考えていたという場合は、正しい洗い方を試してみてください。綺麗になって再び使えるようになるかもしれません。大切なリュックの寿命を延ばすためにも、洗い方を実践してみるといいでしょう。

リュックの洗い方を解説する前に、チェックしておくべき点をご紹介していきます。しっかりチェックしておかないと、大切なリュックが縮んだり、使えなくなったりする可能性があります。手間に感じてしまいますが、忘れず確認しておきましょう。

チェックするポイントは、リュックを購入する際にもチェックするといいでしょう。洗う方法を簡単にできたり、丁寧なお手入れができるようになる可能性が高まります。難しい洗い方が必要なリュックを避けたい方は、頭の片隅に覚えておくといいでしょう。

リュックには、洋服と同じく洗濯表示が付いているものがあります。洗濯機や手洗いをする前に、必ずチェックするようにしましょう。国内のリュックの場合は、2016年のタイミングで洗濯表示マークが変わっています。マークの指示に従って、洗い方を決めていきましょう。

手洗いするように書いているリュックの場合は、洗濯機で洗うと傷む可能性があります。また選択表示のないリュックの場合は、素材を参考にして洗い方を決めるといいでしょう。ナイロン、ポリエステル素材であれば洗濯機で簡単に洗えますが、それ以外は手洗いがおすすめです。

リュックに付属品が付いている場合は、外してから洗うようにしましょう。特に洗濯機を使う洗い方の場合は、汚れたり、壊れたりする原因になります。リュックの中にティッシュやごみクズが入っていないかしっかりチェックしておきましょう。

リュックのパーツは、外しておいた方が汚れが取りやすいです。簡単に外れるパーツであれば、事前に取っておくといいでしょう。手洗いの場合も、パーツごとに丁寧な洗い方ができて便利です。また乾燥させる際も、パーツを外すしておいた方が時間短縮になる場合があります。

リュックの種類によっては、色の濃い部分から色落ちすることもあります。目立たない部分の汚れだけを軽く手洗いして、色落ちしないかどうかチェックしてください。色落ちした場合は、洗い方を工夫しないといけません。手洗いで様子を見ながら、汚れを落とす方法がおすすめです。

派手めな色合いの麻や綿のリュックは、色落ちしやすい傾向です。色落ちして他の衣類に移らないか不安な場合は、リュック単独でを洗濯機に入れた洗い方をするといいでしょう。特に白い色の洋服とは、一緒にしないことをおすすめします。

まずはリュックの洗濯機での洗い方をご紹介していきます。洗濯機での洗い方は簡単な反面、失敗してしまうとリュックが使えなくなる可能性もあります。リュックをそのまま洗濯機に投入するという洗い方はおすすめできません。解説する洗い方を参考にして、綺麗にしていきましょう。

洗濯機を使う洗い方を試す前に、洗濯槽も綺麗にしておくことをおすすめします。洗濯機が汚いと、正しい洗い方をしても十分に綺麗にならないかもしれません。洗い方にこだわりたい方は、洗濯槽クリーナーを活用して洗濯機の掃除もしておくといいでしょう。

まずは、ごみや汚れを取り除いてください。リュックの表面に付いたごみや汚れだけでなく、ポケットや内部に入っている細かな埃も事前に取り除いておきましょう。そのままにしておけば十分に汚れが取れないだけでなく、紙類や埃は広がってしまい、間違った洗い方になってしまいます。

内部にたまっている汚れは、洗い方を試す前に掃除機を使って綺麗にしておいてください。汚れがひどいと感じる部分は、中性洗剤を使用済みの歯ブラシに付けて手洗いをしておくとより綺麗になるでしょう。手間に感じてしまいますが、リュックを清潔にするために必要な工程です。

事前準備ができたら、裏返してネットに入れます。洗濯ネットはリュックが入るような、大きいサイズを用意してください。パーツが外れるリュックであれば、外して洗濯ネットに入れます。金具が多いリュックの場合は分厚い洗濯ネットを利用するば、リュックに優しい洗い方ができます。

その後、手洗いコースやおしゃれ着コースなどソフトな洗い方ができるコースを選びましょう。洗濯機によって名称が異なるため、お使いの洗濯機の説明書などでチェックしてください。洗濯機の指示に従った量の中性洗剤と柔軟剤を入れます。

洗濯機のコース内容が選べる場合は、脱水はコースから外します。外せない場合は、脱水時間は1番短いコースを選択した洗い方がおすすめです。リュックは型崩れしやすいため、脱水してしまうと使えなくなる可能性もあります。

また金具を傷める可能性があるため、乾燥させるコースや乾燥機は使用しない方がいいでしょう。十分に注意した洗い方をすることをおすすめします。洗濯機が終了したら、なるべく早く影干しして、自然乾燥させてください。

手での洗い方を解説していきます。まずはリュックが入るような容器、中性洗剤を用意しておきましょう。食器用洗剤も使えます。手洗いの場合も、事前にゴミや埃を綺麗にしておくとスムーズな洗い方ができます。また外れるパーツは、リュックを本格的に洗う前に外しておきます。

まずは、容器に水を入れます。水よりもぬるま湯を使った洗い方が、綺麗になるでしょう。水に中性洗剤を入れます。中性洗剤の量は少なめにして、様子を見ながら増やしていくと安心です。リュックを容器に入れて、浸していきましょう。

リュックは、押し洗いします。優しい洗い方をすると、型崩れの心配が減ります。汚れが落ちたと感じたら、リュックをすすぎましょう。容器の水を変えて、リュックの洗剤や汚れが出なくなるまで優しくすすいでください。すすぐ際も、リュックを押し洗いするといいでしょう。

すずぎが終わったら、リュックについた水を絞りましょう。型崩れしないように、洗い方と同じく優しく絞ります。背面パッドは手で押すと、水分が取れやすいです。清潔なタオルで、丁寧に拭くと乾燥しやすいでしょう。

乾燥させる際は、まずリュックの形を整えます。リュックの中に新聞や膨らましたゴミ袋を入れると、形が綺麗に整いやすいです。その後、平干し用ネットを活用して平干しします。日光が直接当たる場所ではなく、陰干しにしましょう。

早く乾燥させたい場合は、中に入れた新聞紙をこまめに変える方法を試してみてください。手洗いをしてぼたぼたと水が落ちる状態のリュックは、ポールに掛けてリュックを逆さにして乾燥させるといいでしょう。水が落ちなくなったら、平干しにして乾燥させていきます。

なお登山用はじめとする乾燥に強い素材のリュックの場合は、お風呂場の衣類乾燥機を使って乾かす方法もあります。洗い方の確認で素材や洗濯表示を調べる際に、対応できるかチェックしておきましょう。70L程度の大きさの場合は、7時間程度で衣類乾燥機を使えば乾燥できるでしょう。

リュックの洗い方が分かれば、今よりも快適に使用できるようになります。洗い方を簡単にしたい場合は、リュックの素材を気にして購入するといいでしょう。洗濯機を使う場合も手洗いをする場合も、優しい洗い方を基本にするといいでしょう。