今更聞けない【冬瓜】の旬や選び方をご紹介!おいしく食べるためのレシピも

今更聞けない【冬瓜】の旬や選び方をご紹介!おいしく食べるためのレシピも

冬の瓜と書く【冬瓜・とうがん】についての情報をまとめました。冬瓜の旬や、美味しい冬瓜の選び方、適切な保存方法など知っておけば役に立つ情報から、冬瓜を美味しく食べるための下ごしらえの方法や簡単レシピも併せて紹介していますので、ぜひ参考にしてください!

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記事の目次

  1. 1.ずっしりと重く大きいのが特徴の【冬瓜】
  2. 2.冬瓜に含まれる栄養価は?
  3. 3.冬瓜の旬はいつ?選び方は?
  4. 4.冬瓜の保存方法は?
  5. 5.覚えておきたい!冬瓜の下ごしらえ方法!
  6. 6.おすすめ!おいしくて簡単な冬瓜レシピ!
  7. 7.新鮮な冬瓜を選んでおいしく食べよう!

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ずっしりと重く大きいのが特徴の【冬瓜】

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【冬瓜・とうがん】は、ウリ科ウリ属の植物です。果肉は柔らかく、淡白な味わいで煮物などによく使われています。

冬瓜は平安時代の「本草和名」という書物に記載れているほど古くから日本の食卓に彩る野菜です。その原産は熱帯アジアのジャワ島だとされており、古来に中国から渡来し畑で栽培されていたとされています。

冬瓜は別名で「カモウリ」とも呼ばれます。石川県や富山県では「カモリ」、沖縄県では「シブイ」という呼ばれ方もしているようです。英名は「Wax gourd」ですが、ヨーロッパやアメリカではあまり流通はしておらず、主にアジア圏で親しまれているようです。

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冬瓜には、店で多く流通している緑色で表面に艶のある縦長の琉球冬瓜系と、表面が白い粉を吹いているような丸型の大丸冬瓜、球形20cmほどの小さいサイズの小丸冬瓜などがあります。

もともと冬瓜とは、完熟すると表面に粉が吹いたような白くなるものですが、現在主に流通している冬瓜は、琉球冬瓜のように全く粉が吹かない品種がほとんどとなっています。

ちなみに冬瓜の生産量が高い沖縄県とJA沖縄では、冬瓜の沖縄での呼び方「シブイ」の「4」と「トウガン」の「10」という語呂合わせから「冬瓜の日」を4月10日にするよう提唱しているという情報もあります。

冬瓜の旬やおいしい食べ方を紹介!

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さてそんな冬瓜ですが、冬瓜にはどのような栄養素が含まれているのか、冬瓜が美味しい旬はいつなのか、美味しい冬瓜の選び方はどのようなものなのか、冬瓜の適切な保存方法はどのようなものなのかなど、冬瓜の基礎知識をまとめました。

また、冬瓜の簡単な下ごしらえの方法や、冬瓜を美味しくいただける簡単おすすめレシピといった、知っておけば役に立つ冬瓜のおすすめ情報も併せて紹介します。

冬瓜を美味しく食べるために必要な情報を一挙にまとめましたので、冬瓜が美味しくなる夏に備えて、ぜひ冬瓜のことを今よりもさらに知っておいてください。

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冬瓜に含まれる栄養価は?

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まず冬瓜に含まれる栄養素についての情報です。冬瓜は全体の95%以上が水分で構成されています。水分量が多い分、栄養豊富な野菜であるとは言えませんが、その分、体に優しい栄養素が含まれています。

注目したい冬瓜の栄養素はカリウムです。冬瓜にはカリウムが多く含まれており、カリウムには余分なナトリウムを排出してくれる効果があります。そのため利尿作用も高く、むくみ防止の効果も期待されています。

また、冬瓜はビタミンCも多く含まれています。ビタミンCは抗酸化作用が高く免疫力を高めてくれる効果があります。そのため、肌の健康維持や風邪への対抗力向上が期待されています。

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そして、冬瓜には脂肪や糖の吸収を抑えてくれるサポニンという栄養素が含まれています。そのため肥満防止の効果が期待されています。

冬瓜は前述の通り全体の95%が水分で構成されているので、低カロリーな野菜です。冬瓜は低カロリーで肥満防止の効果が期待されるサポニンが含まれているため、ダイエットに効果的な野菜と言えます。

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また冬瓜の乾燥した種には、便秘解消や利尿、鎮咳作用があるとも言われ、世界三大伝統医学のインドのアーユルヴェーダでは咳止めや解熱として用いられているそうです。

このように冬瓜には体に優しい栄養素がたくさん詰まっています。低カロリーで体に優しい冬瓜は、ダイエット中の方はもちろん、体に気を遣う健康志向の方にもぜひ召し上がっていただきたい野菜となっています。

冬瓜の旬はいつ?選び方は?

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冬瓜には体に優しい栄養素が詰まっていることが分かりましたが、冬瓜を美味しく食べるための情報である、冬瓜の旬と選び方についての情報を紹介します。

冬瓜の旬は夏!

フリー写真素材ぱくたそ

冬瓜は「冬の瓜」という漢字が用いられていますので冬が旬であると誤解されがちですが、冬瓜の旬は、他のウリ科の植物同様に6月頃から9月頃の夏場が旬となっています。

なぜ夏が旬の冬瓜が「冬の瓜」という名付けがされたのかというと、冬瓜は長期保存が可能で、冬まで保存できるということから「冬でも食べられる瓜」ということで冬瓜という名がついたとされています。

冬の瓜という名で夏野菜というのは紛らわしいですが、水々しい冬瓜は夏を代表する野菜の一つなのです。

ずっしりと重い冬瓜を選ぼう!

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続いて冬瓜の選び方ですが、冬瓜はずっしりと重いものを選ぶのが良いとされています。冬瓜は全体の95%以上が水分のため、重みの無いものは水分が抜けている可能性があります。そのため、重みのあるものの方が水々しく美味しい冬瓜であるとされているのです。

また、本来の冬瓜は完熟すると全体に粉が吹くという習性があるので、粉が吹いている方が良いとされているのですが、しかし現在広く流通している琉球冬瓜は粉が吹かない品種なので、粉が吹いているかどうかで判断することはできません。

琉球冬瓜の場合には、表面が鮮やかな緑色で艶のあるものを選ぶと良いとされています。また、当然のことではありますが傷や痛みのないものを選んでください。

カットされた冬瓜の選び方は?

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冬瓜はずっしりと重いものがおすすめということは分かりましたが、カットされた冬瓜の場合はどうなのでしょうか。

冬瓜に限らずほとんどの野菜に言えることですが、カットされているものは切り口から痛みが発生していくものです。そのため、カットされた冬瓜を選ぶポイントは、冬瓜の切り口が水々しいものを選ぶと良いとされています。

Photo byronymichaud

切り口が白いと痛みが発生していないということなので、水々しい冬瓜の切り口は白くなっているはずです。切り口の色で判断するのも良いでしょう。また、種の部分までしっかりと身が詰まっている冬瓜の方が美味しいです。

逆に、切り口が茶色っぽく、中身がスカスカな冬瓜は時間が経って劣化が進んでしまっているので避けてください。

冬瓜の保存方法は?

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冬瓜は夏が旬でずっしりと重いものを選ぶのが良いということが分かりましたが、続いては冬瓜の保存方法についての情報です。

せっかく美味しい冬瓜を選んだのに保存方法に失敗してしまっては意味がありません。正しい冬瓜の保存方法で、美味しい冬瓜を美味しいまま長持ちさせてください。

まず前提として冬瓜は長期保存が可能な野菜です。前述の通り、冬まで保存できるから冬の瓜という名付けがされています。とはいえ、そのまま放置していても平気なのかと言えば、そういうわけでもありません。

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カットせずに丸のまま冬瓜を保存する際には、新聞紙などで包み冬瓜の水分を逃がさないようにしてから、直射日光の当たらない冷暗所で常温のまま保存してください。13〜15℃の温度、70〜75%の湿度の冷暗所であれば6ヶ月以上の保存も可能とされています。

管理された冷暗所であれば半年の保存が可能ですが、現実問題難しいので、長期保存する場合は冷蔵庫で保存がおすすめです。冷蔵庫での保存でも1〜3ヶ月程度は保存が可能です。

カットされた冬瓜の場合には種とワタの部分を取り除いてラップに包み冷蔵庫で保存してください。冬瓜は種とワタの部分、そして切り口から痛みが発生します。そのため種とワタ部分はしっかりと取り除き、切り口を空気に触れさせないようにしっかりとラップで密閉することが大切です。

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カットされた冬瓜の冷蔵庫での保存期間は5日ほどです。カットされた冬瓜はできるだけ早めに食べ切ってしまいましょう。

冬瓜を冷凍庫で保存する場合には、種とワタの部分を取り除いて食べやすい大きさにカットします。ジップロックなどの保存容器に重ならないように並べて冷凍します。

冬瓜は水分量の多い野菜なので、一度冷凍してしまうと、生の冬瓜のようなシャキシャキ食感には戻りません。そのため、冷凍した冬瓜は煮物や炒め物として使うのがおすすめです。

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冷凍野菜の栄養価を徹底調査!おすすめの食材・レシピをご紹介
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覚えておきたい!冬瓜の下ごしらえ方法!

Photo by MIKI Yoshihito. (#mikiyoshihito)

美味しい冬瓜を美味しいまま保存する方法も分かりましたが、続いては冬瓜の下ごしらえの情報です。どんな料理も下ごしらえから始まります。簡単にできる冬瓜の下ごしらえ方法を紹介します。

冬瓜の下ごしらえのポイントとなるのが皮とワタ部分です。冬瓜の皮は硬くて美味しく食べることができません。そのため冬瓜は下ごしらえとして皮を剥かなくてはなりません。ワタ部分もしっかりと取り除かないとクチャっという食感で冬瓜を美味しくいただくことができなくなります。

この皮とワタ部分の処理方法は色々ありますが、おすすめの簡単な下ごしらえ方法としては、まず冬瓜を縦に4つに切り分けてから、4cm幅にいちょう切りにします。

Photo bysosinda

いちょう切りにした状態で皮とワタ部分を包丁で切り落とします。冬瓜の皮はあまり厚く剥かずに、少しの青みを残す程度にすると、程よい歯応えを楽しむことができます。ワタ部分もスプーンなどで取り除く方法もありますが、包丁の方が綺麗に簡単に取り除くことができます。

皮とワタ部分を取り除いてから、作る料理に適切な大きさに冬瓜をカットしてください。冬瓜の皮の緑色を生かした料理をしたい場合には、いちょう切りにする前に、ピーラーを使って皮を剥くと簡単にできておすすめです。

Photo bycocoparisienne

冬瓜の青臭さが気になる方は、たっぷりのお湯で5分ほど下茹ですることで冬瓜の青臭さを和らげることができます。煮物にする場合には、下茹でをすることで冬瓜の青臭さを和らげるだけでなく、味を染み込みやすくする効果もあるのでおすすとなっています。

おすすめ!おいしくて簡単な冬瓜レシピ!

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冬瓜を簡単に下ごしらえする方法はわかりましたが、続いては肝心な冬瓜を美味しくいただくためのレシピです。できるだけ簡単に美味しく冬瓜をいただくためのおすすめレシピを2種類紹介します。

冬瓜の代表的なレシピである煮物はもちろん、冬瓜の炒め物もありますので参考にしてみてください。

【冬瓜レシピ】冬瓜とひき肉の煮物

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まず紹介する冬瓜のおすすめ簡単レシピは【冬瓜とひき肉の煮物】です。冬瓜は淡白な味わいなので味を染み込ませる煮物との相性は抜群です。今回は煮物といってもそぼろ餡なので、さっぱりとした冬瓜の美味しさを引き出せるレシピとなっています。

作り方は、下ごしらえをした冬瓜は一口大にカットしておきます。鶏ひき肉と少量のすりおろし生姜を炒め、火が通ったら冬瓜を加えます。そこにひたひたになるくらいの水を加えて、粉末の出汁とみりんと醤油で味付けをします。

冬瓜がしっかりと柔らかくなるまで煮込み、竹串がスッと通るまで柔らかくなったら、水溶き片栗粉でとろみをつけます。お好みで小葱を散らして完成です。

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冬瓜とそぼろ餡を別に作る方法もありますが、煮物的に作った方が簡単に作ることができます。冬瓜をしっかりと柔らかく煮ることで、食べやすくなり、食欲のない時でもサッと食べることができます。

煮物なので時間は少々かかりますが、材料を入れて煮込んで水溶き片栗粉を入れるだけなので、他の料理を作っている片手間で作ることができる簡単レシピとなっています。

【冬瓜レシピ】冬瓜と豚肉の炒め物

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続いて紹介する冬瓜のおすすめ簡単レシピは【冬瓜と豚肉の炒め物】です。煮物のイメージの強い冬瓜ですが、実は冬瓜は炒め物にしても美味しくいただくことができます。煮物とは一味違った冬瓜の良さを生かした簡単レシピです。

作り方は、下ごしらえした冬瓜を5mm程度の幅にカットし、ひとかけ分のしょうがを細切りにします。フライパンで豚肉としょうがを炒めます。一度フライパンから取り出し、同じフライパンで冬瓜を並べて焼き色がつくまで焼きます。ここでしっかりと冬瓜に火を通しておきます。

しっかりと火が通った冬瓜に、先ほど炒めた豚肉としょうがを戻し、炒め合わせます。そこに、醤油・酒・砂糖で味付けし、全体に味が染み渡ったら完成です。

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しょうがの他に、ニンジンやナス、きゅうりなどの野菜を加えても美味しくいただくことができます。味付けも好みに応じて、豆板醤などを加えればピリ辛な味わいを楽しむことができます。

煮物と違って冬瓜を焼いて火を通すので、冬瓜を焼く際には弱火でじっくりと火を通すのがポイントです。しっかりと火を通して柔らかくしておかないと食べづらくなってしまいますのでご注意ください。

新鮮な冬瓜を選んでおいしく食べよう!

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冬瓜は体に優しい栄養価が含まれ、ダイエット効果も期待されている野菜です。ずっしりと重い新鮮な冬瓜を選んで、適切な下ごしらえをして美味しく召し上がってください。

夏が旬の冬瓜は水分量が多く、まさしく夏にぴったりの野菜なので、紹介したおすすめ簡単レシピを参考に、暑い夏を美味しい冬瓜と共に乗り切りましょう!

吉川
ライター

吉川

東京や全国の素敵なスポットや食べ物の魅力を余すことなく皆さんにお伝えできればと思っています!

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