九重の観光スポットランキングTOP25！自然を満喫できる人気の温泉も？

「馬子草（まごそ）温泉」は、飯田高原の中央にある温泉です。美しい草原と、そのバックにくじゅう連山が広がる最高のロケーションを望めます。加温・加水をしていない源泉掛け流しの温泉で、皮膚病、火傷、関節痛などに効果が期待できます。

九重町観光協会で紹介されている馬子草温泉施設は2つあります。自家栽培の米や野菜、椎茸、やまめなどを使った山里懐石を楽しめる「馬子草温泉 きずな」、別荘地に佇む洋館で、夕食は和洋折衷のコースが味わえる「ペンション草原の風」です。

筋湯温泉は個性あふれる27ものホテルや旅館があり、中でも有名なのが共同浴場の「筋湯うたせ大浴場」です。壁面から高さ2メートルから湯が落ちる光景は迫力があり、その水圧で身体のこりをほぐし、筋の病に効くことから「筋湯」と呼ばれています。

いまや日本一のうたせ湯として人気のスポットですが、その歴史はなんと1000年以上もあると言われている、由緒ある温泉郷です。昔から登山客やスキー客の身体の疲れを癒し、また湯冷めしにくいことからも長年愛されてきた、九重屈指の温泉です。

続いて20位から16位の人気観光スポットランキングを見ていきましょう。九重の自然を骨の髄まで楽しめるキャンプ場や、神聖なスポットが登場します。大いなる自然に抱かれ、清らかな空気を感じられる名所が集まったランキングとなっています。

「白鳥神社」は、九重“夢”大吊橋を渡った反対側の出入り口から、徒歩約10分の場所にあります。大鳥居をくぐり、森の中の階段を上る境内が見えます。神社付近では、竜神が岩や木をかきむしって這い登った跡があると言われ、龍神伝説が残っています。

九重の名瀑と言われている「仙洞（せんどう）の滝」です。壁湯温泉の上流に位置し、落差8メートルで広い滝幅からものすごい水量が流れ、白いしぶきが上がる迫力満点の滝です。河川敷の突き当りには駐車スペースがあり、階段を下りて滝を鑑賞できます。

清らかな川の中でもさらに清らかなその泉に仙女が舞い降りたと、仙女伝説が残っています。平成23年に開滝していて、多くの人で賑わうほど観光地化されているわけではありませんが、九重の自然のパワーを感じる癒しのスポットとなっています。

「竜門上杉キャンプ場」は、キャンプ場から徒歩1分のところに滝すべりで有名な龍門の滝と、森に隠れた幻想的な小滝があり、子ども連れにも大人気のスポットです。春は満開のツツジ、秋は紅葉の景色に囲まれた、自然豊かなキャンプ場です。

オートキャンプサイトや、キッチンなど水回り付のバンガローがあり、さらに100％天然温泉の施設が併設されていて、キャンプ利用者は無料で入ることができます。お風呂は自然岩で作られた石風呂で、男湯は露天風呂、女湯は内風呂となっています。

自然に囲まれた雄大な景色と、天然の遊び場、充実したキャンプ設備、天然温泉など、好条件が揃ったキャンプ場なため、遠方から足を運んで来る人も多いスポットです。

日本を代表する温泉大国である大分県は、全国47都道府県の中でも再生可能エネルギーの導入量が堂々の第1位です。そんな莫大な地熱エネルギーを有効利用すべく、日本最大の地熱発電所「八丁原（はっちょうばる）発電所」が設立されました。