定番野菜【大根】を長持ちさせる保存方法を伝授!無駄なく使う工夫とは

定番野菜【大根】を長持ちさせる保存方法を伝授!無駄なく使う工夫とは

和洋中と何でも相性抜群の大根は、上手に保存をするのが難しい野菜といわれます。さまざまな味付けで楽しめるサラダや、ほっこりする煮物など四季を問わずおいしく食べられます。保存方法をしっかりマスターして、大根を新鮮な状態で使い切りましょう。

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記事の目次

  1. 1.大根の保存期間を伸ばすベストな保存方法は?
  2. 2.大根の保存方法【常温】
  3. 3.大根の保存方法【冷蔵】
  4. 4.大根の保存方法【冷凍】
  5. 5.土付きの大根の保存方法
  6. 6.大根を上手に保存して色々な料理を楽しもう!

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大根の保存期間を伸ばすベストな保存方法は?

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生でも、火を通しても、おいしく食べられる「大根」は、1年を通して見かけます。特に旬でもある冬場は、水分も多く、甘味も倍増します。漬物やサラダ、煮物と、どんな料理とも相性が良い大根は、上手に使い切るのが難しい野菜といわれます。

大根の保存期間は3日間~最大で1ヶ月程といわれます。気温が高くなる夏は、保存が難しく、傷みやすくなります。また、冬に関しても、買った時の鮮度を保つのは大変で、気が付いたら、干からびていたということもあります。

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季節を問わず、大根を長期保存するには、どのようにすればよいのでしょうか?本記事では、常温、冷蔵、冷凍、土付き、それぞれの方法に合わせて、ベストな大根の保存方法をご紹介します。最後まで上手に使い切りたい人は、最適な保存の仕方をマスターしましょう。

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大根の保存方法【常温】

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大根は、真っ白な主根だけでなく、葉も食べられます。1本全て料理に使えるので、非常に重宝な野菜といわれます。通年で見かける野菜のひとつですが、本来の旬は晩秋から冬にかけてとなっています。そのため、季節によっては常温保存が向いていません。

スーパーでは、使い切りやすいように短くカットされたものも販売されていますが、鮮度でいったら、丸ごと1本買った方が新鮮です。ただ、一人暮らしや少人数の家庭では、使い切るの難しいといわれています。また、冷蔵庫の大きさによっては入らない可能性もあります。

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大根は買ってきても、すぐに使うとは限りません。そんな時に常温での保存の仕方を覚えていたら、いつもより大根を長持ちさせられるかも知れません。まず、常温で保存をした場合のベストな方法と期間について見ていきましょう。

丸ごと新聞紙に包む

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野菜は、収穫をしてからも成長することはご存知でしょうか。特に大根の葉は成長していくので、時間が経つと主根の部分がしおれた状態になるのです。常温で放置すると、そのまま成長し続けます。それを防ぐのが、新聞紙で巻くということになります。

元々、土の中で主根の部分を成長させてから収穫をする大根は、暗い所で保管をした方が、成長による鮮度低下を防ぎます。新聞紙で包むということは、大根にとって土の中にいるのと変わらない状態といえます。

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常温で保存をする時のポイントは、葉の部分を落として、主根のみ新聞紙で包みます。成長しやすい、葉と分けることで、劣化を抑え、新鮮で瑞々しい状態を守ります。また、土に生えている時の同じように立たせた状態で保存します。

ただ、新聞紙で包んだ状態では、完璧とはいえません。大根の常温における保存の仕方は、涼しくて暗い場所に置くことが大事です。畑と同じ状態で保管できるということが、常温で、鮮度をキープするコツとなります。

保存期間

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常温の場合、冷蔵で保存をしたのとは異なり、日持ちは3日程と大分短くなります。新聞紙で包むことで、新鮮な期間を長めにすることはできますが、早めに使って、余った分は、冷蔵庫で保存した方が、大根は長持ちします。

常温で保存ができる時期というのは、意外と短く、10月中旬頃から3月頃までとなっており、気温が上昇するにつれて、傷みやすくなります。また、冬でも室内に暖房をかけている住居環境だと、大根を新鮮に保存できる期間は、決して長いとはいえません。

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あくまでも保存ができる期間というのは、おいしく食べられる目安になります。低い温度の方が保存をするのに適している大根は、常温だと長く持たせるのは難しいでしょう。大根を常温で保存する時は、早めに使うことを念頭に置くことも大切です。

大根の保存方法【冷蔵】

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大根の保存に最適な温度は、0度~5度といわれており、冷蔵庫内の冷蔵室でも十分対応できます。湿度は、90%~95%と高めの方が鮮度を保ちやすく、密閉空間になっている野菜室の方が、乾燥を防げます。冷蔵庫では、大根の大きさやカット方法によっても、保存方法が異なります。

途中でカットしてある場合

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大根を冷蔵庫に入れておいたのに「ス」が入ってしまったということはありませんか?葉が付いたままほったらかしにしていると、栄養が持っていかれてしまうので、乾燥してスカスカになります。半分や3分の1サイズにカットされたものの方が、スが入りにくいといわれます。

途中でカットされた大根を購入した時は、濡らしたキッチンペーパーで包んでから、ビニール袋に入れて、野菜室に立たせた状態で保存します。キッチンペーパーを使用する時は、保存している間は、カビの発生を防ぐためにも、毎日取り換えてください。

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野菜室では、ラップに包んで保存するのもおすすめです。大根は、切り口から乾燥していくので、全体を隙間なく包みます。使ったらその都度、新しいラップで包み直すことで、最後まで新鮮な状態で食べられます。

丸ごと1本買って、カットした大根も、切った時に、ペーパータオルもしくはラップで包むと野菜室で保存しやすくなります。冷蔵庫で保存をする時は、乾燥やカビに注意することが大事です。

細かく切ってある場合

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味噌汁や煮物、調理方法別に保存をする時は、細かく切ってから冷蔵庫に入れるという人もいるでしょう。大根は、葉もと、真ん中、端と、部分別に使い分けできます。調理の仕方によって、切り方も変わります。

大根の皮をむいたら、調理方法に合わせて切っていきます。カットしたものは、ラップに包んでから、冷蔵用のフリーザーパックに入れます。1回分ずつ小分けにして包むと調理をする時に使いやすくなります。下茹でしたものは、タッパーなどに入れてから冷蔵庫に入れてください。

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葉の部分は、生の状態で保存をする時は、細かく刻んで塩を振ってからフリーザーパックに入れると漬物として使えます。大根の葉は、ゆでてから保存することもできます。その場合は、粗熱を取ってからラップに包んでください。

大根を細かく切ってから保存する時は、買った直後に行うと新鮮な状態で使えます。1本買った時には、有効な保存方法といえます。普段から、家事の時短を心掛けている人は、使い方に合わせてカットするのもおすすめです。

保存期間

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野菜室で、約1週間が目安といわれます。夏場も冷蔵することで、常に新鮮な状態で料理に使うことができます。野菜室が良いのは、冷蔵室よりも湿度が高く、乾燥による劣化を防げます。庫内が狭い野菜室の方が、冷え過ぎを避けられます。

水分が多い大根は、乾燥が大敵といわれます。野菜室を使用しても、保存方法が間違っていたら、目安といわれる期間より短くなります。ラップやペーパータオルで全体を包む、ストックバッグを活用することも、おいしく食べるには重要です。

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ゆでて下拵えしてから保存をしたものに関しては、1日~3日と生の状態よりも期間が短くなります。期間には関係なく、大根は下拵えをしたら早めに調理して食べるようにしましょう。また、黒ずんできたり、茶色く変色をした場合は、期間に関係なく処分してください。

大根の保存方法【冷凍】

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野菜を買ったら、新鮮なうちに使い切るというのが鉄則ですが、すぐに全部使うのが難しい時もあるでしょう。そんな時におすすめするのが、冷凍保存です。大根も、1回分ずつ小分けにして保存をすれば、長期間持たせることができます。

繊維質が多い大根は、一般的に冷凍保存に向いていないとされています。いくつか気を付けることで、最後までおいしく食べられます。大根を冷凍する際のおすすめの方法と、目安となる期間をまとめていきます。

カットしてから保存

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冷凍庫へのカット野菜のストックは、時短テクニックとしてはお馴染みの方法です。味噌汁や煮物、炒め物に使える大根は、ストックを用意しておくとカットをする手間が省けて、時間がない時でも料理がしやすくなります。

大根の主根は、調理方法に合わせてカットしましょう。それぞれ、1回分ずつ小分けにしてからラップで包み、冷凍保存用のフリーザーパックに収納します。葉の部分も細かくカットして、冷凍保存をすると料理に彩りが欲しい時に便利です。

Photo by Kanko*

葉っぱや主根は、下ゆでをしてから冷凍保存もできます。その場合は、粗熱を取り、水分をふき取ってから、保存をします。下ゆでを済ませておけば、おでんやふろふき大根といった料理も作りやすくなります。

大根は、生でも、火を通しても、保存ができる食材です。冷凍をしておけば、もう一品欲しい時にも活躍します。調理時間の短縮と食材を無駄にしないという観点からも、非常にメリットがある保存方法といえます。

すりおろして保存

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焼き魚に添えるだけでなく、薬味やおろし和え、意外と使い道が多いのが大根おろしです。ほんの少量で良いのに、大量に出来上がることもあるかもしれません。大根は、おろしたら、使う分だけお皿に盛り付けて、余った分は即冷凍しましょう。

大根は根元に近づくにつれて辛さが増します。大根おろしは、水分が豊富で甘味がある上の部分がおすすめです。冷凍をしても、味の変化はほとんどないので、独特の旨味を味わえます。冷凍は、大根おろしをおいしく食べるのにピッタリの保存方法です。

フリー写真素材ぱくたそ

大根おろしは、水気を絞ったら、1回に使う量に分けてラップで包みます。麺類の薬味や焼き魚に添えるなら、製氷皿に入れて凍らせても良いでしょう。カット野菜の冷凍と同様に、用途に合わせて使い分けてください。

冷凍の大根おろしを使う時は、食べる30分くらい前に取り出して、自然解凍をするとおいしく食べられます。そのまま食べるだけでなく、料理にも使えるので、多めに作った時は、冷凍保存をして活用しましょう。

保存期間

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冷凍保存のメリットは、常温や冷蔵と比べると長い期間保存ができることです。大根は、カットしたもの、大根おろし、どちらも1ヶ月は持ちます。冷凍することで、ちょっと食感が変わることもありますが、様々な料理に使えます。

解凍の仕方は調理方法で異なり、生の状態で食べる時は、冷凍のまま味付けをして自然解凍すると食べられます。火を通す時は、凍った状態で使えます。冷凍の大根は、火の通りが早く、味も染み込みやすいといわれます。下ゆでをして冷凍したものも、解凍なしで調理できます。

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冷凍野菜というとおいしくないのではという人もいるでしょう。保存期間を守り、必要な分だけ取り出すようにすれば、常温や冷蔵で保存をした時と同様においしく食べられます。大根を上手に使い切りたい人は、冷凍も利用して、時短調理を楽しみましょう。

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土付きの大根の保存方法

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家庭菜園で大根を収穫した時や、親戚が農家で土付きのものをたくさんもらった時など、保存をするのに困るかも知れません。きれい好きの人なら、土が付いた大根を入れるのはためらう人もいるでしょう。

穫れたての土付きの大根には、ふさわしい保存方法があり、上手に保存をすれば、長持ちさせることが可能です。泥だらけの大根がたくさん届いても困らない保存方法をマスターして、土付きでも保存しましょう。

土は落とさない

フリー写真素材ぱくたそ

スーパーで売っている大根の多くは、一度洗ったきれいな状態のものが並びます。農家直送の野菜のなかには、土が付いた状態で消費者のもとに届くものもあります。きれいな状態しか見たことがないと、どうして土が付いているのだろうかと疑問に感じるかもしれません。

大根などの根菜類は、土の中に埋まって生えています。実の部分は、土の中で成長をするので、収穫した時は、当然、土付きの状態です。大根を収穫して、土を落とさないことで、鮮度を保った状態で消費者に届けられます。

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土付きの大根が手に入った時は、葉の部分は落としてから、新聞紙に包んで、冷暗所か冷蔵庫に保管します。土は洗わずに包んで問題ありません。葉の部分に関しては、きれいに洗ってから、冷蔵か冷凍で保存するようにしましょう。

土の中で埋めて保存がベスト

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農家では、冬場に大根を土の中に埋めたままにして、春になってから出荷することもあります。土の中に埋めることで、すぐに収穫してものよりも甘味が出るといわれます。気温が低い場所でも、土の中に保温効果があり、冬の冷たい気温から守ります。

大根は、常温では数日、冷蔵でも1週間、長期保存のために冷凍しても1ヶ月ほどしか持ちません。土の中に入れることで、冬の間保存ができるので、最大で6ヶ月も新鮮な状態が続きます。家庭菜園を楽しまれている方は、土の中で保存させて、熟成させた旨味を味わってみましょう。

大根を上手に保存して色々な料理を楽しもう!

Photo by macglee

和洋中、どんな料理とも相性が良く、万能野菜の名をほしいままにしているのが、大根です。保存が難しそうなイメージがありますが、冷蔵や冷凍を活用すると、長期保存もしやすくなります。調理方法に合わせて保存をして、おいしい大根料理を楽しみましょう。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。

hiramiho
ライター

hiramiho

ヤクルトスワローズ、フィギュアスケート、ミュージカルが大好きです。美味しいものを食べるのが好きで、手頃な値段で味が良いお店を探しています。旅行にグルメに、面白い記事が書けるように頑張ります!

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