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鹿児島県歴史資料センター 黎明館
3つ目にご紹介する「鹿児島城」の見どころは、「鹿児島県歴史資料センター 黎明館」です。ここは、「郷土の歴史・文化遺産に対する県民の理解と認識を深め、その文化活動及び学術研究に寄与するための施設」をコンセプトに1983年に開館しました。
常設展示では、年代ごとの鹿児島の歴史を知ることができます。展示室に入ってすぐに100インチの大きな画面で、鹿児島県の姿が紹介されています。鹿児島の地形模型やジオラマを過ぎると、鹿児島の歴史が古代から始まります。
また、民族文化についても紹介されています。鹿児島は九州の南端にあるので、昔から様々な文化との交流が盛んでした。そのため、日本の中でも際立った特徴を持ち、多様性のある文化を創り出してきたのです。
鹿児島は、半分以上の面積が「シラス台地」となっています。「シラス」とは火山灰のことです。九州地方は火山活動が活発で、鹿児島の桜島も度々噴火を繰り返しています。
「シラス台地」は、火山灰である「シラス」でできた台地を指します。このように鹿児島の特殊な地理、地形についても、「鹿児島県歴史資料センター 黎明館」では詳しく説明されています。
常設展示以外にも、期間限定の展示が行われています。令和元年10月には、東京大学との合同プロジェクトとして、島津義弘没後400年記念展が開催されます。その後も定期的に期間限定展示が開催予定です。
開館時間は9時から18時までで、入館は午後17時30分までです。休館日は毎週月曜日で、月曜日が祝日の場合は翌日となります。また、土日以外の毎月25日と、12月31日から1月2日までもお休みです。
入館料は、一般が400円、高校生・大学生が250円、小学生・中学生が150円です。20名以上の団体は、一般が300円、高校生・大学生が250円・小学生・中学生が80円となります。
飛行機でアクセスされる方は、「鹿児島空港」から鹿児島市内行きの空港バスに乗り、「金生町」で下車後徒歩10分ほどで到着です。電車でアクセスされる方は、「鹿児島駅」から徒歩15分ほどです。
また「鹿児島中央駅」から市電・バスをご利用の方は、「市役所前」または「水族館口」で下車後徒歩5分になります。市内巡回観光バスである「まち巡りバス」や「カゴシマシティビュー」をご利用の場合、「薩摩義士碑前」で下車後すぐとなります。
お車でお越しの方にも無料の駐車場が完備されており、125台まで停めることができます。「照国神社鳥居」が目印です。
住所 | 鹿児島市城山町7-2 |
電話番号 | 099-222-5100 |
鹿児島城周辺の観光スポット
ここからは、「日本100名城」に選ばれた「鹿児島城」周辺の観光スポットについてご紹介していきます。
薩摩義士碑
まずご紹介する「鹿児島城」周辺の観光スポットは、「薩摩義士碑」です。江戸幕府は薩摩藩に対して、揖斐川・長良川・木曽川の3つの治水工事をするように命じました。「薩摩義士」とは、そこで働いた薩摩藩の人のことです。
工事の費用は全て薩摩藩の自腹で賄い、さらに難工事から多くの犠牲者を出すこととなりました。その犠牲者を供養するために「薩摩義士碑」が建てられたのです。
住所 | 鹿児島県鹿児島市城山町 |
電話番号 | 099-216-1344 |
西南戦争の銃弾跡
2つ目にご紹介する「鹿児島城」周辺の観光スポットは、「西南戦争の銃弾跡」です。「鹿児島城」は、西南戦争の最終決戦の場となりました。「鹿児島城」には西郷隆盛の私学校がありましたが、私学校の石垣には、西南戦争で傷ついた銃弾跡が残っています。