横浜中華街の名店【重慶飯店】の魅力を総まとめ！本館・新館ではメニューが違う？

「重慶飯店」は横浜中華街に出店する本格四川料理のおすすめ店の一つです。重慶飯店が店舗を構えている横浜中華街とは神奈川県横浜市中区山下町一帯に所在するチャイナタウンで、1955年以前は唐人町や南京町と呼ばれていました。横浜中華街は横浜屈指のグルメエリアに数えられます。

横浜中華街には重慶飯店など中華料理を堪能できる飲食店が揃い、600軒以上もの店がひしめき合っています。横浜中華街まではみなとみらい線「元町・中華街駅」から徒歩1分、JR京浜東北・根岸線の「石川町駅」からは徒歩5分でアクセス可能です。

重慶飯店本館はみなとみらい線「元町・中華街」駅2番出口より徒歩約2分の場所にあり、2018年10月にグランドオープンしました。重慶飯店が60周年を迎えたことを記念し、旗艦店として生まれ変わっています。外観は有名な香港デザイナーが手掛け、重厚感を漂わせた佇まいでしょう。

重慶飯店新館はみなとみらい線「元町・中華街」駅2番出口から徒歩約1分の好立地で、ローズホテル横浜1Fにあります。重慶飯店新館ではホテルならではのサービスが特徴で、接待やファミリーにも利用されている店です。また、ホテル内レストラン共通のワインフェアも利用できます。

重慶飯店新館ではワインフェアで提供されるワインと四川料理のマリアージュを楽しめるでしょう。車でアクセスする際はローズホテル横浜地下駐車場から重慶飯店新館へ直接行けます。

重慶飯店の美味しいメニューは名古屋でも味わうことができ、重慶飯店名古屋店は松坂屋名古屋店本館10階にオープンしています。重慶飯店名古屋店は1991年に松坂屋名古屋店南館で開業しましたが、2018年に松坂屋本館へ移転し、眺望の良い個室を用意しています。

重慶飯店は岡山にも出店しており、重慶飯店のメニューをテイクアウト・デリバリーでも楽しめます。重慶飯店岡山店では気軽なランチや贅沢なメニューを提供しています。重慶飯店岡山店はホテルグランヴィア岡山の2Fに位置し、落ち着いた空間の中で横浜の味を堪能できるでしょう。

重慶飯店は飲茶専門店やカジュアルに利用できる重慶厨房、さらに重慶飯店のメニューを豊富に取り揃えた重慶飯店GIFT＆DELIを展開しています。重慶飯店では様々なシーンやニーズに応えられるよう、高級感漂うレストランや惣菜売店、飲茶専門店を出店しています。

重慶飯店は1959年に開業し、60年以上もの歴史を紡ぐ老舗四川料理店です。開業当初は大通りから外れた北京小路という路地にあったため、客足が伸びずに悩んでいました。重慶飯店は打開策としてランチメニューを始め、一週間ごとに内容を変え、客の評判を呼び繫盛したといいます。

重慶飯店は1969年に別館を開店し、中華街で初めてとなる神殿式結婚式場を併設します。1971年には第一お土産センターと中華菓子製造工場をオープンしました。当時は饅頭や菓子をレストラン内で販売するのが主流でしたが、重慶飯店は饅頭や菓子を専門に扱う売店を手掛けます。

昔の中華街の物販はガラスの陳列ケースに商品を並べたり、メニューに紹介して客の注文により対面販売したりしていましたが、重慶飯店はスーパーマーケット形式のセルフサービスにしたことで注目を浴びました。重慶飯店はレストランを利用しなくても商品を購入できるようにしました。

重慶飯店の魅力の一つは時期に合わせた美味しい食材のメニューを味わえる点です。料理は季節の食材を活かしながらも本格的な四川料理に仕上げています。例えば、重慶飯店新館では旬の食材を堪能できるであろうランチ限定コースを提供しています。

2021年7月時点では横浜県産はまポークやフカヒレのスープなどをセットにしたメニューを用意し、11:30～15:00の昼時間に利用可能です。内容は季節によって変更になる可能性があるため、事前にご確認ください。

四川料理が特徴の重慶飯店では、美味しく仕上げるために欠かせないスパイスをふんだんに使っています。四川料理を支えるスパイスには花椒や鷹の爪をはじめ、孜然（クミン）や党参、桂圓（リュウガン）など多種多様の素材があり、料理や食材に合わせて調合しています。

四川料理では花椒の痺れる辛さや唐辛子の辛さ、黒酢の酸味や甘味、漢方薬に通ずる苦みや炒めることで引き出される香り、さらに塩辛さの7つの味を大切にしています。7つの組み合わせによって辛さの強弱やコク、香りなどを変え、様々な料理を生み出すといいます。

重慶飯店では幅広い価格帯のメニューを用意し、重慶飯店新館の場合は税込み2200円からコースを利用できます。特にランチはコストパフォーマンスに優れていると評判で、コースの他にセットも楽しめるでしょう。

重慶飯店新館は乳児やベビーカーの入店も可能なので、子連れファミリーにも利用されています。重慶飯店は大切な人との食事や友人・家族との気兼ねないランチまで、あらゆるシーンに対応できるでしょう。

重慶飯店の本館と新館の一押しランチメニューをピックアップしてご紹介します。各店舗で提供内容が異なる場合があるため、公式ホームページなどで比較してみてください。

重慶飯店本館のおすすめは「平日限定週替わりランチメニュー」です。重慶飯店本館の平日限定週替わりランチメニューは税込み・サービス料込み1650円で、11:30〜15:00（L.O.14:00）になります。内容は一週間ごとに変わり、各週8品の中からメインを1品選べます。

重慶飯店本館の平日限定週替わりランチメニューはメインとライス、スープ、デザートが付きます。7月12～16日は「海老と魚の塩味炒め」や「牛ハラミ肉とクミンの香り炒め」など、19～21日は「豚トロの燻製唐辛子炒め」などがあり、期間や内容は公式サイトから確認可能です。

重慶飯店新館の一押しは「ワンドリンク付き点心ランチ」です。ワンドリンク付き点心ランチには2種類あり、1つは「3種前菜の盛り合わせ」や「フカヒレスープ」、「点心6種」など5品を含む税込み・サービス料込み2980円の内容です。

重慶飯店新館のワンドリンク付き点心ランチ、2つ目は「北京ダック」を加えた全6品の内容です。価格は税込み・サービス料込みで3300円になります。ワンドリンクはスパークリングワインやビール、ソフトドリンクなど20種類からファーストドリンクを選ぶ内容です。

重慶飯店の人気メニューや定番メニューの一部はオンラインやテイクアウト、デリバリーで注文できます。オンライン店は自身へのご褒美のみならず、感謝の気持ちを込めた贈り物にも利用されています。

重慶飯店のオンライン店では横浜の味を全国へ届けます。オンライン店にはお中元やギフトに相応しいであろう飲茶料理セットがあり、肉まんやあんまん、餃子や麻婆豆腐など、5～10種類の飲茶セットを用意しています。オンライン限定商品は「特盛り 重慶焼売30個セット」です。

オンラインのみ購入できる特盛り 重慶焼売30個セットは豚肉をたっぷり使用した焼売で、ジューシーで食べ応えのある大粒サイズです。オンライン限定の重慶焼売はごはんのおかずとしてはもちろんのこと、つまみや小腹が空いた時にもおすすめでしょう。

テイクアウトは重慶飯店各店舗で対応しています。重慶飯店本館の人気テイクアウトメニューの一つは「五目入りチャーハン」で、「アド街ック天国」のテレビ番組で紹介された一品です。テイクアウト可能な五目入りチャーハンにはロースハムやチャーシューなど4種の肉が入っています。

重慶飯店麻布賓館では期間限定でテイクアウトを実施しており、単品料理の他に、「海老のチリソース煮」や「和牛サーロインの四川唐辛子炒め」などのシェフおまかせセットメニューを注文できます。また、重慶飯店の名古屋店や岡山店、重慶茶樓などでもテイクアウト可能です。

重慶飯店の一部店舗ではデリバリーを利用できます。重慶飯店のデリバリーは自宅前までタクシーが届けるシステムで、新館の場合は横浜市中区内は2000円、西区・南区・保土ヶ谷区は3000円、それ以遠はメーター料金分が必要です。

四川料理に定評のある重慶飯店では、一部店舗でデリバリーやテイクアウトを実施しています。注文可能なメニューは公式ホームページに記載されているため、気になる方はチェックしてみてください。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。