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無人コンビニとは?
私たちの生活に密接な関わりがあり、毎日朝から夜まで時間帯関係なく多くの人が利用しているコンビニエンスストアも、近年は新しいシステムが導入されるようになっています。
支払いの際に従業員とお客さんの接触を減らすために、お客さん側に支払い口があるシステムが導入されているコンビニエンスストアもあります。無人コンビニも人との非接触型のコンビニエンスとして、新しく導入が進んでいます。
2021年6月現在、日本では2つの無人コンビニが試験導入されています。1つ目の無人コンビニは、実際に街中で見かけるコンビニエンスストアなどの実店舗型の無人コンビニです。
無人コンビニといっても、セルフレジに不慣れな人への案内や商品の管理・補充が必要なため、完全に人がいない無人コンビニとはなっていません。
機械などで自動的に商品が管理され、一定量になると自動的に発注ができるシステムの開発も進んでいますが、まだ実証段階には入っておらず完全な無人コンビニまでの道のりには多くの時間と技術の進化が必要になります。
2つ目の無人コンビニは、会社やマンションなどに設置されている設置型の無人コンビニです。設置型の無人コンビニは、当初から従業員を設置せずに運用する無人コンビニとして誕生しています。
会社やマンションに入っている設置型の無人コンビニは、利用者が限定された無人コンビニになりますので、利用者の要望などに沿った品揃えにすることが可能です。
会社では、仕事が忙しい時に外にランチに行く時間がない時に、会社にある無人コンビニで手軽に昼食を購入することができたり、残業で帰りが遅くなる時に空腹を和らげるために、軽いものを食べたい時に便利です。
マンションなどに設置されている無人コンビニは、遅い時間や天気が悪い時などにもわざわざ外のコンビニに行く必要がなく、すぐに買い物をすることができます。
また、マンションなどに設置されている無人コンビニは、台風などの自然災害の際などの非常食の購入先としても利用することができます。
従業員なしで買い物ができる新しい様式のコンビニ
無人コンビニは、従業員がいない中でも支払いまで完了させることができる、新しいタイプのコンビニエンスストアです。無人コンビニは従業員がいないため、初めは従業員がいないことに違和感を感じる人もいますが、無人コンビニに慣れてくると簡単に支払いまで済ませることができます。
今回は近い将来、コンビニエンスストアとして主流となるといわれている無人コンビニのメリットや最新の防犯システム・簡単な支払い方法などについて詳しく調査してみました。
無人コンビニのメリット
まずは無人コンビニのメリットについて調査をしました。無人コンビニはお店側・お客さん側双方にメリットがあります。無人コンビニのメリットについて詳しく見ていきましょう。
人件費の削減
実店舗型と設置型の2つの無人コンビニがありますが、共通している無人コンビニの最大のメリットは「人件費の削減」です。
コンビニエンスストアは、駅などの施設に入っている店舗以外は、ほとんどの店舗で24時間営業をしています。常に従業員がいなければいけないコンビニは、時間帯によっては人手不足が問題となっています。
導入が始まったばかりである無人コンビニは2021年6月現在、商品を並べたりするのは人の手で行いますが、支払いの決済業務を従業員無しで対応しています。その為、商品を並べる時間帯を除いては従業員を配置する必要がないため、人件費の削減をすることができます。
無人コンビニは人手不足による管理体制を解消することができると共に、必要な人出を最小限にすることにより、人件費を削減することができるのが無人コンビニの大きなメリットになります。
他にも無人コンビニのメリットには従業員が手で行っていた業務の機械化・自動化により最低限の従業員で運営ができる人手不足の解消や、支払い時間の短縮なども無人コンビニのメリットになっています。
接触による感染リスクが減る
無人コンビニのメリットは、人手不足の解消・人件費の削減・支払い時間の短縮など様々なメリットがありますが、もう1つ従業員とお客さんの接触による感染リスクを減らすメリットもあります。
2020年人々の生活を一変させた新型コロナウイルスは、2021年6月現在も日本だけでなく世界で猛威をふるっています。飛沫による感染や新型コロナウイルスに汚染された物に触れた手で目や鼻・口などに触れると感染する可能性があるといわれています。
コンビニエンスストアでは、商品の支払いの際に従業員とお客さんの距離も近く対面しているため、飛沫も飛びやすく現金で支払いをする場合はお札や硬貨に触れるため感染リスクがあります。
無人コンビニは従業員とお客さんの接触をなくすことにより、飛沫などによる感染を減らすメリットがあります
無人コンビニの防犯システム
続いては無人コンビニの防犯システムについて紹介していきます。従業員がいない無人コンビと聞くと、万引きなどの犯罪が増えるのではと懸念する人も多くいます。
しかし技術の進化により、無人コンビニであっても万引きなどを防止する方法があります。無人コンビニの防犯システムについて詳しく見ていきましょう。
AI技術を使用し万引きを防ぐ
無人コンビニの防犯システムは、AI技術を駆使した防犯システムが導入されています。AIとは人工知能のことで、人に代わってコンピューターが知的行動を行う技術で、無人コンビニの防犯システムにも使われています。
無人コンビニはまだ実験段階であり、無人コンビニのシステムを導入しているコンビニはまだ数店舗しかありません。通常の防犯カメラだけでは不足している防犯システムを強固にするために、無人コンビニで導入が必要な防犯カメラにはAI技術が入った防犯カメラが必要になります。
AIの技術は様々で、無人コンビニでは歩行認証が可能な監視カメラや、色彩・指紋に対応したバイオメトリクス用カメラの生態認証が可能なAI技術が必要です。カメラから得ることができた情報で、AIの技術を使って高解像度の画像解析を行い万引きの防止が必要になります。
無人コンビニの簡単な支払い方法
最後に無人コンビニでの簡単な支払い方法について紹介していきます。無人コンビニは従業員を設置していないため、支払いには現金ではなくキャッシュレス決済がメインとなっています。
2021年6月現在日本で導入されている無人コンビニでは、クレジットカード・交通系電子マネー・QR決済・バーコード決済・現金の5つの支払い方法があります。
5つの支払い方法は従業員が配置されている店舗でも普及している、支払い方法になりますので、商品をスキャンして希望の支払い方法を選択すれば購入できますので、簡単に支払いまで行うことができます。
無人コンビニで今後主流となるとされているのが、商品を自分でスキャンせずにシステムが簡単に読み込み支払う金額を提示してくれるシステムです。
センサーなどにより、手に取っている商品を自動的に読み込んでくれるシステムで、自分で商品をスキャンする手間が省けるため、商品を選んでから支払いまでの時間が短縮され、急いでいるときでも素早く簡単に購入をすることができるのがメリットです。
また、お客さん自身で商品をスキャンする方法ではスキャン漏れやセルフレジに不慣れな人は時間がかかることもありますが、センサーで自動的に商品を読み込んでくれるとスキャン漏れなどを防ぐこともできるのが大きなポイントです。
センサーシステムの場合でも、QRコードやクレジットカードなどで簡単に支払いをすることができますので、最初は不慣れで戸惑うことも多いですが慣れてくると、便利でスムーズに商品を購入することができる便利なシステムとなっています。
話題の無人コンビニを利用してみよう!
近い将来主流のコンビニエンスストアになるといわれている、話題の無人コンビニについて詳しく調査をしてみました。無人コンビニはまだ実証実験の段階であり、日本では首都圏にわずか数店舗しか展開されていませんが、無人化することにより店舗側・お客側双方にメリットがあります。
AI技術を駆使した防犯システム・簡単な支払い方法などメリットの大きい無人コンビニを利用して、無人コンビニの便利さを実際に体験してみてはいかがでしょうか。