宮崎県の道の駅全17箇所を総まとめ！ドライブを彩る地元グルメがたくさん

宮崎の自然を満喫することができる道の駅として人気なのが、熊本県との県境の街・日之影町にある道の駅青雲橋です。

名前の由来となっている青雲橋は、日之影川にかかるアーチ橋です。水面からの高さが137ｍもあるため、東洋一高い橋といわれ、橋からは絶景を眺めることができます。

そんな青雲橋の全体像を眺めることができるのが、道の駅青雲橋です。特に建物に隣接する青雲橋公園からの眺望は、地元でも絶景と評判です。

乳牛の生産が盛んな宮崎では、新鮮なミルクを作った絶品グルメが多く存在します。そんなグルメ大国・宮崎の道の駅では、地元の特産品を使った名物ソフトクリームがあります。

道の駅都城は、宮崎グルメが満喫できる道の駅として人気があります。地元の特産品を使ったグルメが人気のレストラン「盆地のキッチングランマ」はランチタイム・ティータイム・ディナータイムの3部制で、メニューも営業時間によって変わります。

道の駅都城でおすすめのソフトクリームは、みちカフェで販売されている「甘乳蘇（かんにゅうそ）ソフトクリーム」です。

甘乳蘇の「蘇（そ）」とは、日本で古くから伝わる伝統的な製法で作られた発酵食品で、万葉時代の貴族たちも食べたといわれる高級グルメです。

新鮮な牛乳を7～8時間かけて煮詰めて作るため、チーズのような濃厚さとミルクの甘みがあります。しかも栄養価の高い食品なので、貴族たちの間では「美容・健康・長寿の効能が高い」と珍重されました。

そんな貴重な蘇を使った甘乳蘇ソフトクリームは、濃厚なミルクの味と練乳をさらに濃厚にしたような甘みが楽しめるソフトクリームです。

甘乳蘇ソフトクリームは、口に入れたときにほんのりと「蘇」の香りがします。味はチーズのような濃厚さがありますが、香りはやや香ばしい感じがします。そのためチーズの香りが苦手という人でも食べやすい、おすすめのソフトクリームです。

宮崎市高岡にある道の駅高岡は、別名「ビタミン館」と呼ばれています。実は宮崎市高岡町は、ビタミンの父と呼ばれる高木兼寛の出身地であるため、「高岡町にある道の駅＝ビタミン館」となっています。

そんな高岡町では、「醍醐」と呼ばれる加工乳製品も特産品です。醍醐も甘乳蘇と同じく日本の伝統的な乳製品で、平安時代の貴族たちに大人気の高級グルメです。ただし醍醐は蘇にさらに手を加えて作られるため、蘇よりワンランク上の高級グルメです。

そんな醍醐を使った道の駅高岡のソフトクリームが「醍醐ビタミンソフトクリーム」です。醍醐をクリームに練りこんで作ったソフトクリームなので、口に入れた瞬間、濃厚な甘みが口いっぱいに広がります。

舌触りは軽やかで、香りも蘇によく似た香りがします。口に入れた瞬間に溶けてしまうほど柔らかいのが醍醐ビタミンソフトクリームの特徴なのですが、一般的なソフトクリームよりも溶けやすいので、食べるスピードには要注意です。

道の駅田野の名物ソフトクリームは、田野町特産のサツマイモと甘乳蘇をブレンドした「焼芋ソフトクリーム」です。甘乳蘇特有の自然な甘さとサツマイモ本来の甘さだけで作ったソフトクリームなので、添加物アレルギーのお子さんでも安心して食べられます。

なお道の駅田野では、焼芋ソフトクリームとは別にソフトクリームパンもあります。温めたパンにたっぷりのソフトクリームを注入する、ちょっと変わったソフトクリームメニューですが、焼芋ソフトクリームと並ぶ人気グルメです。

道の駅つのがある都農（つの）町は、トマトの産地として有名です。生産しているトマト品種が多いので、道の駅構内にある直売所では、大小さまざまなトマトを購入することができます。