宮崎県の道の駅全17箇所を総まとめ！ドライブを彩る地元グルメがたくさん

宮崎県南西部の都城市にあるのが、道の駅山之口です。都城市は宮崎県内で2番目に人口が多い地域なのですが、道の駅山之口があるのは、市町村合併によって都城市となった旧・山之口町です。

山之口町といえば「森の巨人たち百選」に選ばれた青井岳のカヤや、ナトリウム系の泉質が人気の青井岳温泉などがおすすめの自然が豊かで静かな街です。そんな山之口町でも、しいたけが特産品です。

道の駅山之口では、特産品のしいたけを使った「しいたけ南蛮定食」が食べられます。簡単に説明すると「チキン南蛮のしいたけバージョン」なのですが、使用されている椎茸の大きさもチキン南蛮の鶏肉並みに巨大なのが特徴です。

チキン南蛮はボリュームたっぷりのチキンをタルタルソースをかけて食べるので満足感があるのですが、ビッグサイズのしいたけはチキンに引けを取らないほど肉厚なので、しいたけですがチキンと同じくらい食べ応えがあります。

ちなみにしいたけ南蛮定食には、ご飯・味噌汁・茶碗蒸しにデザートまでついてきます。しいたけがメインのメニューですが、かなりのボリュームがあるので男性客にも人気があります。

道の駅とうごうは、宮崎県北東部の日向市にある道の駅です。旧・東郷町にあることが名前の由来にありますが、東郷町は歌集「別離」の作者である歌人の若山牧水の出身地としても有名です。

旅する歌人といわれ、生涯自然の美しさを歌にした若山牧水が生まれ育った東郷町は、モミ・ブナ・ツガの木々が広がる尾鈴山や古戦場・耳川などの自然に囲まれた静かな街です。

しかも東郷町の象徴である尾鈴山は降雨量の多いので、豊富な水源が確保しやすい地域です。そのため東郷町は古くから蕎麦の産地として有名で、若山牧水の名前から命名された「牧水そば」が名物となっています。

そんな東郷町の道の駅とうごうでは、特産品である牧水そばに負けないほど「おはぎ」が人気です。道の駅とうごうのおはぎはオリジナルメニューで、正式名称は「と豆のおはぎ」といいます。

なお「と豆のおはぎ」は、道の駅とうごうの売店でも購入できますが、併設されているレストランでも食べることができます。

道の駅を訪れたら、その場所でしか買うことができないお土産品を買うのも楽しいものです。そこでショッピングを目的に立ち寄るときにおすすめの「土産物が充実した道の駅」を3選紹介します。

道の駅ゆーぱるのじりがある野尻町は、マンゴーとメロンの産地として有名です。そのため糖度の高い旬のマンゴーとメロンも人気の土産物なのですが、野尻町内にこれらの特産品を使った加工センターがあるため、マンゴーとメロンを使った土産物も人気です。

特におすすめなのが、メロンアイス妃、メロンアイス雅、メロンシャーベット、マンゴーシャーベットの4点です。パッケージには上品なイラストが使われているため、地元では贈答品として人気があります。

さらに道の駅ゆーぱるのじりには、マンゴーやメロンを使った土産物品とは別に、ぜひおすすめしたいスイーツがあります。それが「ごぼうソフト」です。

マンゴー・メロンの産地である野尻町は、ごぼうの産地でもあります。そこで特産品のごぼうをソフトクリームにしたのが「ごぼうソフト」です。ミルクの甘さにごぼうの香りがミックスされた新感覚ソフトクリームなので、宮崎の変わり種グルメとしてもおすすめです。

えびの市にある道の駅えびのは、土産物選びに悩んでしまうほど土産物の充実度が高いです。その中でもネーミングのインパクトと味の良さでおすすめなのが「馬鹿たれ」です。

この商品の名前をストレートに読むと「ばかたれ」になるのですが、正しくは「うまかたれ」と読みます。馬鹿たれは、タイプの違い2種類の醤油をベースに様々な具材をブレンドした、完全手作りの万能タレです。

お肉との相性も良いので焼き肉のたれとしてもおすすめですが、醤油ベースなので宮崎のB級グルメ・肉巻きおにぎりの調味料にもおすすめです。