宮崎県の道の駅全17箇所を総まとめ！ドライブを彩る地元グルメがたくさん

さらに道の駅といえば、地域の特産品を使ったグルメも楽しみの1つです。道の駅によってフード系施設の内容は違いますが、レストランやフードコート、軽食コーナーなど、さまざまなスタイルのフードスポットがあります。

本格的な料理を提供するレストランでは、味だけでなく食事をする雰囲気も一緒に楽しめます。逆にドライブの合間にちょっと立ち寄りたいときには、食べ歩きグルメやソフトクリームなどのスイーツを選ぶと、手軽に名物グルメを楽しむことができます。

このように宮崎の道の駅は「休憩をするためだけの施設」ではなく、グルメや観光・ショッピングなど「旅を楽しむための施設」だからこそ人気があるのです。

宮崎県は北部沿岸部、北部内陸部、南部沿岸部、南部内陸部の4エリアに分かれています。沿岸部と内陸部では景色や気候の違いがあり、沿岸部では「南国・宮崎」のイメージにぴったりの景色を楽しむことができます。

しかも沿岸部のドライブコースは、フェニックスが並ぶ南国らしい海岸線が続きます。フェニックスはヤシ科の植物で、最大12メートルまで成長します。そのため沿岸部のドライブコースでは、南国リゾートのような開放的な気分が味わえます。

さらに沿岸部ドライブの魅力は、サーフスポットが多いことです。全国的にも有名なのは伊勢ケ浜ですが、伊勢ケ浜はサーフスポットというだけでなく、夕日が美しい絶景スポットとしても有名です。

さらに宮崎には、世界的にも有名なおすすめサーフスポットもあります。なかでもお倉ヶ浜や金ヶ浜は上級者向けスポットとなっていて、国内だけでなく海外からも多くのサーファーが訪れます。

宮崎のおすすめドライブコースには、歴史を学ぶことができる史跡スポットも多いです。たとえば日南市にある飫肥城（おびじょう）には復元された大手門や趣のある石垣などがあり、散策しながら宮崎の歴史を学ぶことができます。

また武家屋敷が並ぶ飫肥城の城下町は「九州の小京都」といわれており、飫肥城見学とセットで散策するのがおすすめです。

さらに1年を通して温暖な宮崎県は、冬のスポーツキャンプ地としても有名です。特に宮崎市、都城市、日南市、日向市はプロ野球のキャンプ地となっており、シーズン中は多くのファンが宮崎を訪れます。

また宮崎県は、プロ野球以外にも社会人野球やサッカーJリーグのキャンプ地、相撲部屋の合宿先にもなっています。そのためさまざまなジャンルのスポーツ観戦が楽しめます。

なおキャンプ期間中は選手との交流会や各チームの交流戦などもあるため、スポーツ観戦とセットで楽しむドライブもおすすめです。

宮崎のおすすめドライブコースには、神話にまつわるスポットも多く含まれます。日本の神々は、海や山など自然の中に宿ると考えられています。そのため日本の神は「八百万の神」といわれるほど無数に存在します。

もちろん自然が作り出す景色は、人工的に再現することができない美しさがあります。古代より変わらぬ姿で残されている景色もありますし、何千年という気の遠くなるような時間をかけて作り出された天然の芸術品もあります。

人は自然の美を目の前にしたとき、その地が神の領域であると考えます。もちろん神への感謝と祈りの日々を過ごせば恵みがもたらされますが、神の領域をむやみに犯せば災いが起ります。このような日本的な考えや信仰から生まれたのが、日本神話です。

日本神話の冒頭では、日本の国生みと神産みで有名なイザナギノミコトとイザナミノミコトについて詳しく描かれています。そして宮崎には、この２神にまつわる場所が無数に存在します。