【カベルネソーヴィニヨン】おすすめランキングTOP7！アメリカやイタリアも

赤ワインの原材料となるブドウで、最もポピュラーな品種の「カベルネソーヴィニヨン」は、様々な赤ワインに使用されています。

赤ワインは醸造する中で、ブドウの皮や種子ごと使用されます。タンニンと呼ばれる渋みの成分が含まれる皮や種子を使用するので、赤ワインには渋みがあります。カベルネソーヴィニヨンは他の品種に比べて皮が厚く種子も大きめなので、タンニンが強めのワインに仕上がる事が多いです。

また、カベルネソーヴィニヨンは渋みの他に凝縮された果実味も感じられます。さらに、長年の熟成を経ると香りや味わいに複雑さや深みが増します。カベルネソーヴィニヨンは、美味しいワインを作る事ができるポテンシャルの高さをもっています。

カベルネソーヴィニヨンは世界中で栽培されています。産地の気候や土壌によって、赤ワインの味わいも種類豊富になっています。

カベルネソーヴィニヨンの原産地であるフランスのボルドー地方では、質の高い赤ワインが多くあります。フランスではボルドー地方以外にも、中央から東部にかけての地域や南フランスでカベルネソーヴィニヨンを栽培しています。また、フランス以外でもイタリアでの栽培も有名です。

イタリアのトスカーナ地方では、温暖な土地で育った完熟のカベルネソーヴィニヨンが栽培されており、濃厚で果実味溢れる赤ワインが作られます。また、イタリアのトスカーナ地方の中でもボルゲリで作られる赤ワインは、「スーパータスカン」と呼ばれ、質の高いワインとして人気です。

ヨーロッパ以外でも有名な産地として、チリや南アフリカ、オーストラリアやアメリカが挙げられます。アメリカの赤ワインはブドウの味わいが大胆に感じられるのが特徴です。

アメリカの中でもカリフォルニア州は地中海性の温暖な気候で、完熟したブドウが作られやすく、甘みが強い赤ワインが多いです。アメリカワインの中でもナパ・ヴァレーで作られるワインは絶品です。

カベルネソーヴィニヨンのワインは、産地以外にも価格帯も幅広い事も特徴です。赤ワインは肉料理との相性が抜群なので、料理によって選ぶ事もできます。

また、老舗のワイナリーでも日常的に飲みやすい安価なワインを製造している事もあります。気軽に購入できる高品質の赤ワインはおすすめです。

カベルネソーヴィニヨンのおすすめワイン、第7位は「サンタ」Amazonでの価格は1本当たり475円（税込み）です。サンタ・カロリーナ社が製造する低価格ワインです。

サンタ・カロリーナ社はチリにある名門のワイナリーで、140年以上の歴史を誇ります。醸造所はフランス人建築家が手掛けた建物で、チリの国定記念建築にもなっています。名門ワイナリーで作られたサンタは、熟したカベルネソーヴィニヨンが豊かに香る、飲みごたえのある味です。

ミディアムボディで肉料理以外にも、きのこ料理との相性も良いワインです。安価なのでワイン初心者の方や、カベルネソーヴィニヨンのワインを普段から飲む方のデイリーワインとしてもおすすめです。

カベルネソーヴィニヨンのおすすめワイン、第6位は「ロス ヴァスコス カベルネソーヴィニヨン」1518円（税込み）です。ミディアムボディのチリワインです。

ロス ヴァスコスは、フランスの名門シャトーである、ドメーヌ バロン ド ロートシルト ラフィット社が製造しています。ボルドー地方にあるメドック地区のシャトーの格付けで、1級を獲得しているシャトーです。

ラフィット社がワイン事業を世界展開していくために、厳選を重ねて1988年にチリで取得したワイナリーが、1750年創業の「ビニャ ロス ヴァスコス」でした。ワイン製造にとって理想的な気候や、環境にあるロス ヴァスコスは、ダイヤの原石のようなワイナリーでした。

カベルネソーヴィニヨンは定番商品で、ボルドースタイルのチリのカベルネソーヴィニヨンとして人気があります。

カベルネソーヴィニヨンらしい味わいを活かすために、ステンレスタンクで温度管理されながら発酵・熟成されています。ブルーベリーやカシス、スミレのような香りの中にナツメグやクローブのニュアンスも感じられます。

なめらかなタンニンと上品なコクを味わえます。渋みが強いものが多いカベルネソーヴィニヨンのワインの中でも、ロスヴァスコスの渋みは穏やかなので、カベルネソーヴィニヨン初心者の方にもおすすめです。牛肉・鶏肉などの肉料理や、煮込み料理との相性の良いワインです。

カベルネソーヴィニヨンのおすすめワイン、第5位は「ファンティネル ボルゴ テシス カベルネソーヴィニヨン フリウリ D.O.C.」1658円（税込み）です。

カベルネソーヴィニヨンのおすすめワイン、第5位は「ファンティネル ボルゴ テシス カベルネソーヴィニヨン フリウリ D.O.C.」Amazonでの価格は1658円（税込み）です。

北イタリアにあるフリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州で作られたカベルネソーヴィニヨンを使用したワインです。熟成はオーク樽で行われており、渋みの少ないふくよかな味わいが特徴です。ハーブや柑橘の酸味と、黒胡椒や発酵バターのニュアンスが感じられます。

世界各地のコンクールや評論家からも評価されているカベルネソーヴィニヨンワインです。カベルネソーヴィニヨンを手摘みして選果した高品質なワインでありながら、安価な事でも人気です。味の濃い肉料理や、塩味のあるスナックやソースを使用した料理と一緒に飲むのがおすすめです。

カベルネソーヴィニヨンのワインは単一品種で製造したものの他に、様々な品種のブドウとブレンドして製造しているものもあります。

原材料のブドウは毎年、収穫量や出来が異なりますが、ブレンドする事で毎年質の安定したワインを出荷できます。ブレンドの配合でワイナリーの個性も発揮されます。また、単一品種で作る事が多いアメリカワインの中にも、ブレンドを用いて製造した絶品赤ワインもあります。

カベルネソーヴィニヨンのおすすめワイン、第4位は「シャトー・ラグランジュ」8020円（税込み）です。シャトー・ラグランジュは、フランスのサンジュリアン地区の南にあります。1855年にメドック格付けで3級に選ばれています。

その後、1983年からは日本の飲料メーカーであるサントリーが経営を担当しています。ワインの原材料にはカベルネソーヴィニヨンを中心に、メルロやプティ・ヴェルドといった他の品種のブドウもブレンドされています。

味わいはカシスのような果実感と深いコクが特徴です。しっかりとしたタンニンが感じられるので、ステーキなどの肉料理と合わせるのがおすすめです。

カベルネソーヴィニヨンのおすすめワイン、第3位は「サッシカイア」20900円（税込み）です。イタリアのトスカーナ地方で作られたワインです。

サッシカイアはイタリアワインらしい親しみのある味わいで、酸味や果実味があります。香りはプラムや野イチゴのような甘酸っぱさの後、ハーブやバラのような上品さも感じられます。

タンニンは力強く、一口目にはほんのりとした苦味も感じられますが、空気に触れるほどやわらかな味になるエレガントでリッチな味わいです。肉料理の中でも仔牛のローストとの相性が抜群のカベルネソーヴィニヨンのワインです。

カベルネソーヴィニヨンのおすすめワイン、第2位は「オーパス・ワン」71500円（税込み）です。アメリカのカリフォルニア州で作られたワインです。

「オーパス・ワン」とは、音楽用語で「作品番号第1番」という意味で、「一本のワインは交響曲で、一杯のグラスワインはメロディのようだ」というシャトーの思いが込められています。カベルネソーヴィニヨン以外の品種も使用したワインで、独自の味わいが魅力です。

新樽由来のバニラやトースト、スミレの花のようなアロマが魅力的です。凝縮した果実味には、ブルーベリーやプラム、カシスのような味わいが感じられ、シナモンやクローブ、甘草、黒胡椒のようなエキゾチックなスパイシーさもアクセントとなっています。

タンニンはきめ細やかで、濃厚な味わいを引き立てます。果実の凝縮されたフレッシュな酸味と、芳醇でコクのある味わいが合わさった、エレガントで高級なカベルネソーヴィニヨンのワインです。

61銘柄が5段階に評価されるメドック格付けの中には、第1級のプレミエ・グラン・クリュに選ばれた5つのシャトーは「5大シャトー」と呼ばれています。ランキングの第1位には、トップクオリティーで、格付けで唯一満点評価を得た事もあるシャトーのワインがランクインしました。

カベルネソーヴィニヨンのおすすめワイン、第1位は「シャトー・マルゴー」63800円（税込み）です。シャトー・マルゴーは、パリ万博での格付けで最高級である第一級に選ばれ、5大シャトーの中でも最も高貴とされており、「ボルドーの宝石」と呼ばれています。

シャトー・マルゴーでは、マルゴーらしい上品な味わいを表現するために2006年からカベルネソーヴィニヨンの比率を高くし、100％新樽を使用しています。2021年からは、有機農業で生産されたカベルネソーヴィニヨンを使用したビオロジックも実施しています。

シャトー・マルゴーのグラン・ヴァンには、最高の土地で育ったブドウのうち、厳しい選果を経た珠玉のカベルネソーヴィニヨンが使用されています。

シャトー・マルゴーでは、区画ごとにワインを作るスタイルではなく、ヴィンテージごとにブレンドを決めています。毎年1月に、全区画のワインをテイスティングし、グラン・ヴァンのブレンドが決まります。

そのため、同じ区画で作られたカベルネソーヴィニヨンでも、グラン・ヴァンに使用されないものもあります。最上級の品質がブレンドされるのではなく、味わいの調和を大事にして選果しています。格付け1級の最高峰シャトーとして、妥協せず真摯にワイン造りに向き合っています。

フランスのボルドーワインの中でも最高品質を誇るシャトー・マルゴーのグラン・ヴァンは、長期熟成したものがおすすめです。熟成する事でタンニンがよりなめらかになります。

特に1997年のシャトー・マルゴーは、製造された時から洗練された上品さのある味わいをもっており、20年以上熟成させたことで深みと複雑さが増した繊細な仕上がりになっています。女性的な赤ワインとも評されている優雅な味わいで、ワインの女王とも呼ばれています。

シャトー・マルゴーで30年間最高醸造責任者を務めたポンタリエ氏の「上質なブドウが手に入れば、醸造で最高の表現を引き出すことに全力を尽くすだけだ」と語っています。栽培から醸造まで徹底されて作られた最上級のカベルネソーヴィニヨンワインです。

赤ワインに使用される、有名な品種の「カベルネソーヴィニヨン」は、ヨーロッパ以外にもアメリカなど様々な地域で栽培されています。カベルネソーヴィニヨンのワインは、産地や生産者によって味わいの特徴が異なります。

肉料理との相性が良い赤ワインは、価格や味わいによって選ぶ事ができます。日常の食卓にも特別な日の食事にも、カベルネソーヴィニヨンの味わいを楽しみましょう。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。