本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています
店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。
幻のスイーツ【焼き氷】とは?
幻のスイーツと言われている「焼き氷」をご存じですか?焼き氷がなぜ幻かと言うと、当時の記録が残っておらず本当の姿を誰も知らないとされているからです。
今回は幻のスイーツ焼き氷にスポットを当てて、焼き氷の歴史や魅力、焼き氷が食べられるお店を紹介します。あなたも幻のスイーツ「焼き氷」をぜひ一度お試しください。
明治時代後期頃から東京や大阪などで食べられるようになったスイーツ
焼き氷とは、明治時代に東京や大阪の喫茶店で提供されていたとされるスイーツです。しかし、その実態は現代に伝わっておらず、文献などに「焼き氷」という名前が記されているのみの、まさに幻のスイーツなのです。
なぜ幻のスイーツである焼き氷が現在で注目を集めたかと言うと、大阪にある喫茶店「グリルDEN・EN」が、大阪のシンボルである通天閣100周年を迎えた2012年に、100年前の通天閣近くの喫茶店で並んでいた「焼き氷」を復活させたからです。
グリルDEN・ENが、焼き氷を見つけたきっかけは100年前の写真集です。写真に写った「焼き氷」という看板を発見し、珍味とも書かれている焼き氷をなんとか商品化できないかと試行錯誤を繰り返し、とうとう焼き氷は100年の時を経て、現在に再登場することになりました。
【焼き氷】には正しいレシピがない?
当時のレシピは残っておらず、焼き氷を復活させるためには自作するしかありませんでした。そのため、「焼き氷」という看板と「珍味」と書かれていることを頼りに、様々な食材や製法を用いて試行錯誤を繰り返しながら焼き氷の再現を続けました。
その結果グリルDEN・ENが再現した焼き氷は、かき氷にカラメルソースをかけて、その上に刻んだイチゴとアイスクリームを乗せ、最後に酒をふりかけ火をつけるというものでした。
グリルDEN・ENの本来の考えとしては、100年前の焼き氷は、当時珍しかったカラメルソースをかき氷にかけたものだったのではないかとしていましたが、現代では「焼く」にこだわって火をつけることにしたそうです。
最後に火を点ける手法は最近のもの
前述した通り、最後に火をつける手法は現代にマッチするように考案されたアイディアです。一方、グリルDEN・ENが作り出したのは明治時代に食べられているとされる焼き氷ですが、近年のかき氷ブームに乗っかり、冬でも楽しめる下記通りとして誕生した焼き氷もあります。
DEN ENで味わえる焼き氷は、カップの中にカラメルソースをかけたかき氷が入っており、その上にイチゴを乗せてアイスクリームで蓋をしたものに、最後にお酒をふりかけ火をつけるというものです。
それに対し、現代の焼き氷として人気の高い、東京吉祥寺の「Café Lumíere」の焼き氷は、高く盛り付けられたかき氷の周りをメレンゲで包み、その上からラム酒をかけて火をつけるというものとなっています。
炎に包まれる【焼き氷】が食べられるお店
インスタ映え間違いなしの、炎に包まれる焼き氷が食べられるお店は限られています。今回は、東京と大阪で焼き氷が食べられるお店を紹介します。
田園・DEN EN
まず紹介するのは、焼き氷を復活させた「グリルDEN・EN」です。今は「田園・DEN EN」という名前になっています。新今宮駅前駅から北西に8分ほど歩いた場所にあります。通常営業時間は15:00〜21:00で、月曜定休日となっています。
この店の焼き氷は予約制となっていますので、焼き氷が食べたい時には必ず事前にお店に連絡をしてください。
名称 | 田園・DEN EN |
住所 | 大阪府大阪市浪速区恵美須東2-3-22 |
Café Lumíere
続いて紹介するのは、先ほども紹介した現代の焼き氷で人気の「Café Lumíere」です。吉祥寺駅から南に少し歩いた場所にあります。通常営業時間は12:00~20:00となっています。
この店の焼き氷には、様々な種類があります。スタンダードな焼き氷の他に、ピスタチオの焼き氷、ルージュベリーの焼き氷、薔薇に見立てた美しい焼き氷など、色々な味わい・見た目の焼き氷を楽しむことができます。
名称 | Café Lumíere |
住所 | 東京都武蔵野市吉祥寺南町1-2-2 東山ビル 4F |
幻のスイーツ【焼き氷】を食べてみよう!
炎に包まれる幻のスイーツ焼き氷は、現代にマッチした見た目も美しく美味しい、新感覚スイーツです。あなたもぜひ一度、炎に包まれた焼き氷をご堪能ください!
※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。