【雪見だいふく】はロッテ定番の人気アイス！おすすめの食べ方は？

雪見だいふく（ゆきみだいふく）は長年日本人に愛され続けているロッテの人気アイスです。ロッテの雪見だいふくは1981年10月に発売されました。

バニラアイスクリームのまわりを薄い求肥で包み、大福のように丸く成形したおいしいアイス商品で、もちもちな食感とクリーミーな味わいが特徴です。超定番のロッテアイスの一つなので、日本人なら一度は食べたことがある方も多いでしょう。

雪見だいふくは、中身のアイスはバニラ風味が基本ですが、期間限定でバニラ以外の風味の商品も販売されることがあります。雪見だいふくは1つのパッケージに、おいしい雪見だいふくが2個入っています。

雪見だいふく発売当初は9月から5月の冬季限定商品でしたが、2018年4月からは一年中を通して販売しています。2個入りの定番雪見だいふくの他に、9個入りの「ミニ雪見だいふく」も販売されています。

雪見だいふくを製造・販売するロッテは東京都新宿区に本社を置く日本の大手菓子メーカーです。ロッテという社名は、ドイツの文豪ゲーテの「若きウェルテルの悩み」のヒロインである「シャルロッテ」に由来して付けられたと言われています。

ロッテは1948年に設立、同年にチューインガムの製造販売を始めています。1964年にはチョコレートの製造を開始し、ガーナミルクチョコレートを発売、1969年にはキャンディーの製造をスタートしています。

ロッテの商品ラインナップには、グリーンガムやキシリトールガム、コアラのマーチ、パイの実、のど飴など、超有名なお菓子商品ばかりが名を連ねます。アイス商品には雪見だいふくをはじめ、モナ王や爽、レディーボーデン、クーリッシュなどがロッテの定番人気商品として並びます。

ロッテの雪見だいふくは1981年10月発売なので、2021年10月で40周年を迎えます。雪見だいふくはロッテの超ロングヒットアイスとして現在も人気商品の地位を確立しています。

雪見だいふくは和菓子の大福餅と洋風の冷たいアイスクリームを組み合わせた斬新でほっこりとしたアイス商品です。

実はロッテでは1980年9月に、マシュマロをアイスクリームに入れた「わたぼうし」というアイス商品がヒットしました。一定の評価を得たわたぼうしをもとにさらに試行錯誤を重ね誕生した商品が雪見だいふくです。

ロッテの雪見だいふくは、製品・製法が特許化されています。1981年発売当初に出願の製法特許はすでに権利期間が満了していますが、2001年3月19日出願の特許出願は2009年5月29日に登録されています。

革新的な特許技術の製法で作られている雪見だいふくは、いわば特許に守られた商品とも言えます。雪見だいふくは国内でほぼオンリーワンの評価を得ています。

雪見だいふくという商品の認知度は90％を超えているとも言われており、約40年の雪見だいふくの歴史で培ったネームバリューには特別なものがあります。雪見だいふくは柔らかい餅と熱に弱いアイスクリームのコンビネーションでできています。

餅は冷やすと硬くなるという性質があり、一方中身のアイスは温度が上がると溶けてしまうという性質があります。餅とアイスという2つは正反対の性質を持つ素材と言えます。

この2つの素材をおいしく食べられる食感のまま口に運んでもらうというのは開発者にとってかなりの無理難題だったと言います。まねできないような無理難題だったからこそ、雪見だいふくの製法は特許の成立にもつながったのでしょう。

試行錯誤の開発の末にたどり着いたのは、「餅がまだ熱い状態でアイスをくるむ」というものでした。くるんだ後に冷やすわけですが、冷やしても餅がカチカチに硬くならないのには「餅の成分比率」という超重要な秘中の秘があります。これがまさに特許出願成立の理由です。

こうした開発者の苦労の末に誕生した雪見だいふくは、唯一無二のアイス商品として、また日本人におなじみの商品として現在も大人気が続いています。

ロッテが雪見だいふくを発売した1981年当時、アイスクリーム業界は乳業系メーカーがシェアの大半を握っていました。原料である牛乳を大量に使うので当然の流れです。

ロッテはお菓子メーカーとして、アイス市場に進出しようとしましたが、後発という立場で同じようなアイスクリームを作っても食い込みにくいと判断します。当時から主流だったカップやバータイプのアイスクリームではなく、新感覚で斬新な新商品の開発を目指します。

当時のアイスは、消費者にとって「体温を下げるクールダウン的な食べ物」としての位置づけが強く、夏季に売れ行きが偏っていました。ロッテはアイスのいわばオフシーズンである「秋・冬」に目をつけます。

秋冬のシーズンを狙って新商品を投入すれば勝ち目があると考え、誕生したのが雪見だいふくというわけです。発売から長らくは9月から5月の冬季限定商品としての販売でしたが、2018年4月からは通年販売となっています。

ひと昔前は、雪見だいふくはこたつに入って食べるアイス、というイメージが強かったですが、現在は一年中おいしい雪見だいふくを食べることができます。

雪見だいふくはそのまま食べてももちろんおいしいですが、ロングセラー商品がゆえに、様々な食べ方やアレンジ方法でも楽しまれています。雪見だいふくのおすすめの食べ方やアレンジ方法については後ほどご紹介します。

つづいては、雪見だいふくが長い間愛され続けている理由に迫ります。ロングヒットを続ける雪見だいふくには人気の理由がたくさんありました。ロッテの企業努力とも言うべき、愛され続けるアイディアや理由に迫ります。

雪見だいふくは約40年にわたって愛され続けていますがその理由は何なのでしょうか。雪見だいふくには買う人を飽きさせない様々なアイディアがあると言われています。ロングセラーに欠かせないアイディアを詳しく見ていきましょう。

雪見だいふくに冬限定デザインパッケージがあるのをご存知でしょうか。雪見だいふくの冬限定デザインパッケージの特徴は「雪見だいふく」の「ふく」の文字が大きくデザインされているということです。2006年以降に冬季限定のデザインが誕生しました。

年末年始や受験シーズンである冬季には縁起担ぎ商品が人気となります。雪見だいふくも通常のパッケージよりも「ふく」の文字を大きくして、縁起物パッケージを採用、以降毎年12月頃から同企画のパッケージに切り替えて商品を販売しています。

他にも、「雪見だいふく」の「だいふく」を「だい福」にしたバージョンや、「だいふく」を「大きなふく」とデザインしたパッケージなども登場しています。雪見だいふくファンにはこれらのデザインのレア感がたまらないと評判になっています。

雪見だいふくのパッケージを開けるとフタの裏に「雪見うさぎの手紙」が書かれています。雪見うさぎの手紙は読んでほっこりする、冷たいアイスを食べているのに心がじんわりとあたたまるなどと評判です。ある日の雪見うさぎの手紙を参考にご紹介します。

「雪見だいふくを食べてくださりありがとうございます。皆さまは少し距離を感じる人っていますか？雪見だいふくは2個入りです。もし少し距離を感じる人がいたら、勇気を出して1個分けてあげてみてください。」です。さらにこう続きます。

「誰かに優しくできたとき、なんだか心があたたかくなっていませんか？皆さまの心がいつもポカポカでありますように。」です。

SNSなどでは、雪見だいふくの雪見うさぎの手紙が究極的に平和でほっこりする、雪見うさぎからの優しいメッセージに心が癒されるなどと評判です。雪見だいふくのフタを開けたら雪見うさぎの手紙をぜひ読んでみてください。

雪見だいふくのパッケージを開けると手前に入っているピンク色の専用フォークが目に入ります。この雪見だいふく専用フォークにはレアデザインのフォークがあります。

通常はハートマークが1個又は2個、3個ついたフォークですが、実はハートデザイン以外のレアデザインのフォークもあります。レアフォークを見つけると幸せな気分になれると話題です。レアフォークのデザインはなんと「うさぎ」です。

うさぎデザインのレアフォークが入っている確率などは公表されていませんがかなりの低確率と言われています。ハート3つよりもご利益があるかもしれないうさぎデザインのフォークを見つけて、雪見だいふくを食べてハッピーな気分になりましょう。

雪見だいふくは期間限定フレーバーが発売されることがあります。これまでに発売されたバラエティ豊かな期間限定のおすすめフレーバーをご紹介します。

「雪見だいふく れもんチーズケーキ風だいふく」はほんのり酸味のきいたレモンソースとチーズアイスの組み合わせで、まさにレモンチーズケーキのような味わいを楽しむことができる商品です。

「雪見だいふく もちもちパンケーキ」は中央にメープルソースをしのばせたパンケーキ味のアイスです。外側はもちもち食感の餅で包んでいるので、和洋のコンビと食感や味わいの不思議な感覚を楽しむことができます。

ハート型の雪見だいふくとしてヒットしたのが「雪見だいふく ハートのいちご」です。甘酸っぱいいちごアイスをピンク色のかわいい餅で包んだキュートなビジュアルの商品です。

他にも、ミルクと相性抜群のウバ紅茶葉を使用した「もちもちミルクティー」やブラックココアを使用したコク深い味わいの「コクのショコラ」、こだわりの茶葉を使用した「ほうじ茶」は中央にほうじ茶餡が入った濃厚な味わいが魅力です。

次は現在（2021年5月10日）発売中の雪見だいふくシリーズの商品ラインナップを見ていきましょう。定番のおいしい商品が続々と登場します。

発売中の雪見だいふくシリーズ、1つ目のご紹介は最も定番のおすすめ商品「雪見だいふく」です。冷たいバニラアイスをふっくら柔らかい餅で包んだロングセラーのおいしいアイス商品です。

8年ぶりにバニラアイスのコクを一新し、よりバニラのコクと餅のもちもちとした食感が楽しめるようになりました。47ml×2個入りで、発売地域は全国です。大手通販の楽天では「雪見だいふく」25個セットが税込4980円で販売されていました。

発売中の雪見だいふくシリーズ、2つ目のご紹介は「雪見だいふく ふんわりクリームチーズ」です。北海道産クリームチーズを使用したほんのり酸味のある爽やかな味わいのおすすめアイスです。

水色の爽やかなパッケージが目印です。楽天では「雪見だいふく ふんわりクリームチーズ」25個入りが税込4980円で購入可能です。

3つ目にご紹介する発売中の雪見だいふくシリーズは「ミニ雪見だいふく」です。保存に便利な小分けパックの雪見だいふくです。

ご家族みんなで楽しめるミニサイズのおいしい雪見だいふくで、1個30ml×9個が入っています。楽天では「ミニ雪見だいふく」8箱セットが税込2700円で販売されていました。

つづいてはロッテの雪見だいふくのおすすめの食べ方・アレンジ方法をチェックしてみましょう。雪見だいふくはそのまま食べてももちろんおいしいですが、長年愛されている人気商品だからこそ、様々な食べ方やアレンジ方法も楽しまれています。

雪見だいふくのおすすめのおいしい食べ方やアレンジ方法、トーストや和風デザート、イタリアンなデザート風などが登場します。

公式も認めるおいしさで人気なのが「雪見だいふくトースト」という食べ方です。雪見だいふくトーストの材料は、雪見だいふくの他、食パンとスライスチーズです。雪見だいふくトーストの作り方はとても簡単です。

食パンの上にスライスチーズをのせ、さらにその上に雪見だいふくをのせます。トースターでこんがりとトーストしたら完成です。雪見だいふくをのせたトースト、名づけて「雪見トースト」として、SNSなどで話題になっています。

雪見トーストは、簡単なのに贅沢な味わいでおいしい、トーストの上のとろけるビジュアルにテンションが上がる、一度食べたらトーストの香ばしさとコクのあるバニラアイス、チーズのとろけるおいしさにハマるなどと口コミにありました。

次にご紹介する雪見だいふくの食べ方は「雪見だいふくアフォガード」です。アフォガードはバニラ風味のアイスクリームにエスプレッソなどの飲料をかけて食べるスタイルのイタリアのデザートです。

耐熱カップに雪見だいふくを入れたら、濃いめのコーヒーをアツアツの状態で注ぎましょう。スプーンで雪見だいふくの外側の餅部分を崩しながら食べるのがおすすめです。コクのあるバニラアイスクリームとコーヒーが調和し、ほろ苦さがおいしい大人のデザートに変身します。

3つ目にご紹介する雪見だいふくのおすすめの食べ方・アレンジ方法は「雪見だいふくのお汁粉」です。餅で包まれた雪見だいふくは、あんことの相性が抜群です。温めたお汁粉に凍ったままの雪見だいふくを一つ入れてスプーンなどで崩しながらいただきましょう。

和と洋のコラボレーション、さらに温と冷の絶品スイーツが楽しめます。餅、バニラアイス、小豆という名トリオの味わいを堪能しましょう。

ロッテの人気商品・雪見だいふくについて詳しくご紹介しました。雪見だいふくの歴史やパッケージについて、さらに雪見だいふくの期間限定商品や発売中の雪見だいふく商品のラインナップ、雪見だいふくのおすすめの食べ方・アレンジ方法もご紹介しました。

雪見トーストや雪見だいふくアフォガード、お汁粉は餅で包んだ雪見だいふくだからこその絶妙なおいしさが味わえます。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。