日本百名山・八甲田山の登山は紅葉の秋がおすすめ!初心者用コースや温泉もご紹介

日本百名山・八甲田山の登山は紅葉の秋がおすすめ!初心者用コースや温泉もご紹介

日本百名山に選ばれている八甲田山は、紅葉シーズンにおすすめの登山スポットです。八甲田山の特徴や冬山登山の教訓となった歴史、初心者用登山コースや登山とあわせて楽しみたいおすすめの温泉スポットなど、八甲田山登山の魅力をわかりやすく紹介します。

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記事の目次

  1. 1.日本百名山とは?
  2. 2.八甲田山について知ろう
  3. 3.八甲田山登山におすすめの季節は?
  4. 4.初心者でも楽しめる!八甲田山のおすすめ登山コース
  5. 5.八甲田山を登山する際はロープウェーを活用しよう
  6. 6.八甲田山を登山するときに気をつけるべきこと
  7. 7.八甲田山登山のあとは温泉で癒されよう
  8. 8.日本百名山・八甲田山登山で紅葉の秋を満喫しよう

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路線バスを利用して八甲田山ロープウェーの山麓駅に向かう場合は、時期によって利用道路が一部閉鎖する区間があるため、出発前に利用できるバスを確認する必要があります。

夏は十和田湖方面から山麓駅に向かうバスが利用できますが、冬は青森駅、酸ヶ湯温泉方面から山麓駅に向かうバスしか運行していません。

さらに青森駅から山麓駅に向かう場合も、夏と冬では所要時間が変わります。夏は青森駅から約1時間で山麓駅に到着しますが、冬は同じ区間でも約1時間20分かかります。

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車でのアクセスには、東北自動車道を利用するのがおすすめです。インターを降りてからの距離が最も短いのは青森中央インターチェンジですが、青森インターチェンジ、青森東インターチェンジ、黒石インターチェンジからのアクセスもできます。

青森・青森中央・青森東インターチェンジからのアクセスの場合は、インターを降りてから国道103号線を利用して八甲田山へ向かいます。黒石インターチェンジの場合は、国道102号・国道394号を通り、城ヶ倉大橋を経由すると国道103号線に入ります。

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弘前市、八戸市、十和田市から八甲田山に向かうアクセス方法もあります。弘前市の場合は、国道102号から黒石市を経由し国道394号線に入ります。さらに城ヶ倉大橋を経由して国道103号線を青森方面へ進むと、八甲田山ロープウェーの山麓駅に到着します。

八戸市から八甲田山へのアクセスは2ルートあります。どちらも国道45号線から国道4号線を経由し国道102号線に入ります。国道102号線からは、酸ヶ湯を経由するルートと田代平を経由するルートに分かれます。

十和田市から八甲田山へのアクセスには、国道102号線を利用します。国道102号線は国道103号線とつながっているので、国道103号線に入り酸ヶ湯を経由すると八甲田山に向かうことができます。

八甲田山を登山するときに気をつけるべきこと

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八甲田山は1年を通して登山を楽しむことができますし、登山初心者でも安心して登山ができるように整備された登山コースもあるので、登山客に人気があります。

ただし八甲田山はかつて悲惨な雪山事故が起きた現場でもあり、けっして危険がない山ではありません。そのため八甲田山には「八甲田ローカルルール」があります。

「Mt.八甲田ローカルルール」を要確認!

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八甲田ローカルルールは、八甲田山に入山するすべての人が対象として作られています。1年を通して登山ができる八甲田山ですが、スキー登山が楽しめる冬になると、毎年のように事故などがおこります。

しかも冬の八甲田山では管理区域と管理区域外があり、管理区域外で起きる事故が多発していることが問題となっています。そこで八甲田ローカルルールでは、冬の八甲田山での注意点を入山者に告知しています。

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八甲田ローカルルールの内容は、大きく分けると3つあり、その1つが管理区域外でスキー登山を楽しむ利用者への注意です。八甲田山には管理者がいるスキー場が多数ありますが、近年バックカントリー(管理区域外)でのスキー利用者の事故が増えています。

そのためバックカントリーでのスキー登山およびスキー・スノーボードの滑走においては、すべて自己責任が伴うことを強調して注意しています。

また2つ目として、管理区域外への入山者は「入山・登山届」を必須条件としています。遭難や事故、災害時の救助活動に必要な情報の提供となるので、届け出なしの入山は認められません。

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さらに3つ目のルールでは、管理者の責任が及ばない事由で遭難や事故に巻き込まれ、捜索・救助活動の要請が行われた場合の費用の請求について書かれています。

ローカルルールを守らずに遭難し捜索の要請をした場合、人件費やロープウェーの時間外運航費、圧雪車運行費のほか、捜索にかかる通信費・後方支援部隊の人件費・食事代の実費などの諸経費もすべて請求されます。

ちなみにその費用の目安ですが、捜索人員の日当が1人あたり3万円となっています。当然のことながら遭難事故の捜索では、単独での捜索はありえませんから、人件費だけでも相当な費用がかかることが予想できます。

積雪情報に注意!

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八甲田山では、早ければ10月下旬、遅くても11月には例年積雪が見られます。積雪がない間は登山道も整備され安全が確保されているのですが、冬は登山シーズンではないため登山道は雪に覆われたまま見えません。

しかも八甲田山周辺は特別豪雪地帯に指定されていますので、登山道が隠れてしまった状態で安全は保障できません。そのため冬の八甲田山登山を行う場合は、山頂公園駅で登山計画書を記入・提出してから入山しなければいけません。

ただし冬以外でも、八甲田山では積雪に注意が必要です。6月でも場所によっては積雪で登山道が隠れるため、注意をしていないとけがをする危険があります。

八甲田山登山のあとは温泉で癒されよう

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八甲田山の登山は、登山の後の温泉も楽しみの1つです。八甲田山周辺は有名な温泉がいくつもあり、名湯から秘湯までいろいろな温泉を楽しむことができます。

登山口にもなっている「酸ヶ湯温泉」

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日本百名山・八甲田山登山で紅葉の秋を満喫しよう

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