【すっぱムーチョ】は世にも珍しいすっぱいポテトチップス！おすすめの味は？

日本はレベルの高いスナック菓子が充実し、外国人がお土産で買っていくこともあります。本記事で取り上げる「すっぱムーチョ」もスナック菓子に含まれますが、そもそもスナック菓子とは軽食代わりに食べられる菓子類の総称を指し、ポテトチップスやポップコーンなどを含みます。

軽食とは手間をかけず短時間で食べることが出来る食事のことですが、すっぱムーチョなどのポテトチップスは食事ではなく、じゃがいもや穀類などを主原料とした、手軽につまみや間食に食べる菓子です。甘くないすっぱムーチョのようなものや塩味のする菓子をスナック菓子と言います。

おすすめ商品のすっぱムーチョを販売しているのは「湖池屋」です。湖池屋のようなスナック菓子メーカーは「カルビー」や「江崎グリコ」、「亀田製菓」や「ブルボン」などがあり、各メーカーにおすすめ人気商品が存在します。カルビーは「ポテトチップス うすしお味」が有名です。

すっぱムーチョのようなポテトチップスをはじめ、多種多様のお菓子をスーパーやコンビニなどで購入できます。美味しくて手軽に買えるお菓子は子供のおやつに打ってつけで、リーズナブルな価格設定のすっぱムーチョやスナック菓子はお小遣いで買えるので人気です。

すっぱムーチョは大人にもおすすめで、チョコレート菓子のように甘ったるくないポテトチップスはお酒のおつまみにも活躍します。子供から大人まで広く親しまれ続けているすっぱムーチョの魅力やおすすめ商品、さらにすっぱムーチョキャラクターのおばあちゃんについてご紹介します。

すっぱいポテトチップスが特徴的なすっぱムーチョを製造・販売しているのは湖池屋です。湖池屋が誕生したのは1958年のこと、今から60年以上も前になります。ちなみにカルビーは1949年・亀田製菓は1957年となり、今でも活躍しているメーカーには老舗店が多いことが分かります。

知名度の高いすっぱムーチョを製造・販売する湖池屋は、日清食品ホールディングスの連結子会社になります。東京都板橋区成増に本社を擁し、スナック菓子をメイン商品とする菓子メーカーで初めての株式上場企業です。すっぱムーチョなどポテトチップスのシェアはカルビーに次ぐ2位です。

日本で初めてポテトチップスの量産化に成功した会社であり、ブランドステートメント（ブランドのミッションや価値観などを明文化したもの）は「イケイケ！GOGO！湖池屋」です。すっぱムーチョの他に、贅沢な厚さにスライスして香り豊かに揚げた「PURE POTATO」も人気です。

改めて日本の素晴らしさに気づかされるお菓子が「KOIKEYA PRIDE POTATO」で、文化や風土、歴史と伝統の魅力を伝えるべく、老舗・湖池屋がプライドをかけて商品化したものです。青のりやあおさなどを使用した神のり塩、甘辛醤油味に仕立てた神戸ビーフ味などがあります。

すっぱムーチョに負けず劣らず有名なのが「ポリンキー」です。ポリンキーは一口サイズの三角形のコーンスナック菓子で、サクサクとした食感がおいしいと評判でした。また、焼きと揚げの良さを両方楽しめる本格的トルティアチップスの「ドンタコス」なども販売していました。

先に挙げたように湖池屋にはお馴染みの商品がたくさんありますが、その中でもすっぱい味に仕上げたのがすっぱムーチョです。すっぱい風味が好みの方に大好評で、大人になっても変わらず買い続けている人もいます。チョコレート系のお菓子にはない魅力を持つすっぱい湖池屋商品です。

すっぱいポテトチップスを何故すっぱムーチョという商品名にしたのか気になります。すっぱムーチョはすっぱとムーチョに切り離すことができ、そもそもムーチョはスペイン語で「Mucho」と書き、「もっと、たくさん、いっぱい」という意味を持ちます。英語に置き換えると「much」です。

ちなみに「ケダ ムーチョ ポル アセール？」で「たくさんやることあるの？」という意味になります。すっぱムーチョのすっぱは「すっぱい」の「い」を省いたもので、ムーチョとくっつけた湖池屋の造語です。すっぱムーチョは「すっぱいものをもっと」という訳になります。

すっぱムーチョの美味しい湖池屋の社名の由来は、創業者である小池和夫氏の苗字から取ったものです。小池氏の出身地が長野県諏訪地方で、長野県岡谷市と諏訪市、諏訪郡下諏訪町にまたがる「諏訪湖」という周囲約15.9kmの大きな湖があります。信州一の大きさを誇る諏訪湖です。

小池氏は会社をこの諏訪湖のように大きく成長させたいという思いがあり、小池の小の字を諏訪湖の湖に変え、さらに屋をつけて湖池屋と名付けたのです。創業者の会社に懸ける熱意が従業員にも伝わり、子供からおじいちゃんおばあちゃん世代まで広く知られるメーカーとなりました。

すっぱムーチョなどポテトチップスにはパーム油、米油の混合油を使い、コーンスナックはパーム油の単体を使用しています。酸っぱさがクセになる！と評判のすっぱムーチョの主役 じゃがいもについてご紹介します。

すっぱムーチョに限らず、湖池屋では国内産のじゃがいもを100％使っています。産地は収穫シーズンにあわせ、5月末頃からは九州で収穫されたものですが、次第に関東へと北上し、9月頃からは北海道で収穫されたじゃがいもを使います。美味しいじゃがいも使ったすっぱムーチョです。

2021年5月4日時点で発売されているすっぱムーチョのフレーバーは、ビネガー味と梅味です。時折、限定商品を販売しているので、すっぱムーチョ好きはこまめにチェックしておきましょう。

すっぱムーチョのおすすめフレーバー「さっぱりビネガー味」の内容量は1袋55g、エネルギーが311kcalでたんぱく質が2.8g、脂質が19.8gで炭水化物が30.4g、食塩相当量は1.0gです。ビネガー味ですが酸味はきつすぎず、ほどよいさっぱり感に仕上げたすっぱムーチョです。

すっぱムーチョのさっぱりビネガー味はまろやかな酸味が特徴的で、じゃがいも本来の旨味を損なっていません。絶妙な塩加減とビネガーの酸味が好バランスのすっぱムーチョです。噛むごとに味わい深さが表出し、さらにビネガーのさっぱり感でリフレッシュできます。

ビネガー味のすっぱムーチョを実際に口にした人は「酸味が効いてくどくなく安定の美味しさ。ずっとブレない味が大好き。」と話しています。口コミでも高評価を集めるすっぱムーチョです。

すっぱムーチョのたまに無性に食べたくなる「すっぱムーチョチップス さっぱり梅味」です。1袋55gあたりのカロリーは310kcalでたんぱく質2.8g、脂質が19.8gで炭水化物30.1g、食塩相当量は0.8gになります。梅の風味と優しい酸味があり、じゅわっとした甘味も感じる商品です。

すっぱムーチョ梅味は梅の風味と酸味だけでなく、じゃがいもの旨味も合わさり、ホッとするような和やかな気分になれます。「お酒のおつまみに買った。子供が大好き。梅の味が後を引いて美味しい。」という意見がありました。子供も大人も夢中になる梅味のすっぱムーチョです。

すっぱムーチョのパッケージにデザインされた愛らしいおばあちゃんが気になった人もいるでしょう。ここでは湖池屋のすっぱムーチョを支え続けている、マスコットキャラクターのおばあちゃんについてご紹介します。すっぱムーチョを見かけたら、おばあちゃんを探してみてください。

すっぱムーチョにデザインされているおばあちゃんですが、実は2人存在します。通称ヒーおばあちゃんの名前は森田トミさん、西南の役の年である1877年3月3日が誕生日です。もう一人は通称ヒーヒーおばあちゃんの森田フミさん、嘉永6年ペリー来航の年である1853年6月3日生まれです。

カラムーチョを食べて、辛さにヒーヒーしたことからそう呼ばれるようになりました。初代すっぱムーチョが生み出されたのは1993年のこと、当時はカラムーチョのヒーおばあちゃんが描かれていました。現在のすっぱムーチョはヒーヒーおばあちゃんのパッケージデザインです。

他にはない酸味がクセになるすっぱムーチョです。おやつはもちろん、お酒にも合うので家族でシェアできます。中にはネットで大量に注文する人もおり、たくさんのファンがいます。これからも長く愛され続けるであろう湖池屋のすっぱムーチョです。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。