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レモンバームとは?
ハーブティーを好んで飲む人や、家庭菜園でハーブを育てることが趣味である人の間で、「レモンバーム」は定番の人気ハーブです。しかしながら、レモンハーブの原産地やハーブとして期待できる効果など、細かい情報となると知らないことも多いのではないでしょうか?
和名を「コウスイハッカ」と呼ぶくらい、その香りが特徴的で魅惑的なレモンバームについて、今一度基本的な情報をおさらいしてみましょう。正しい栽培方法やおすすめの使い方を復習して見直せば、人気のレモンバームの新しい魅力に出会えること間違いありません!
レモンに似た匂いが特徴のハーブ
レモンバームはその名前に「レモン」と付くことから分かるように、爽やかな香りがレモンとよく似ています。フレッシュで瑞々しい香りは、沈んだ気分を晴れやかにしたい時にぴったりです。ハーブティーや料理のアクセント、アロマオイルなど様々な使い方で親しまれています。
レモンバームの味わいは香りとは裏腹に、まろやかな甘さで酸味はありません。それは「メリッサ」というレモンバームの別名からも窺えます。メリッサとはギリシャ語でミツバチのことです。ミツバチはレモンバームの花の蜜を好むため、かつては蜜源として重宝されていたのでした。
レモンバームは食用としてはもちろんのこと、コスメや入浴剤などにも大人気のハーブです。まだまだ盛りだくさんのレモンバームの魅力について、余すところなくご紹介していきます!
レモンバームの基本情報
レモンバームの恩恵をしっかりと堪能するために、まずは基本情報からおさらいしていきましょう。レモンバームの栽培をはじめ、最も身近な楽しみ方であるハーブティーを淹れる際にも、レモンバームの詳しい基本情報を知っておくことで楽しさをより満喫できます。
レモンバームは、実はコスメの材料や入浴剤の香料としても注目されています。レモンバームがコスメや入浴剤におすすめとされる理由も、基本情報を学ぶことで見えてくることでしょう。
形態・原産地
レモンバームはシソ科の多年草に分類されます。ミントの葉のような明るいグリーンをした小ぶりの葉を持ち、草丈は30cmほどから大きいもので80cmほどです。ミツバチが好んで蜜を取るレモンバームの花は、白く小さな可愛らしい花弁を開かせます。
レモンバームは元々、古代ギリシャなどの地中海地方に自生していました。その後、生育地域はヨーロッパ各地や現在はアメリカなどにまで広がっています。レモンバームは特に寒さに強く、乾燥を嫌いますが暑さ自体にそこまで弱いということもありません。栽培しやすさも人気の理由です。
レモンバームの種類には他に、ゴールデンレモンバームなどの観賞用として適したものもあります。目に美しく香りも良いレモンバームは、ガーデニング愛好家から人気のハーブです。
鎮静・鎮痛効果があるとされる
ハーブは古来から、料理のアクセントとしての使い方の他に薬用としても親しまれてきました。レモンバームも例外ではなく、体に取り入れることで様々な嬉しい効果が期待できるとされています。最も知られているレモンバームの薬効作用は、鎮静効果と鎮痛効果です。
レモンバームのすっきりと爽快な香りは気分をリフレッシュさせてくれると共に、リラックスさせてもくれます。それは肉体的にも作用するとされ、頭痛や神経痛などを緩和する効果が期待できるのです。精神が安定することにより、ストレスの軽減や不眠の解消にも繋がるとされています。
レモンバームには抗菌や殺菌作用もあるとされています。気温が高くなってくると心配になる食中毒を防ぐためにも、レモンバームは暑い夏に積極的に取りたいハーブと言えるでしょう。ウイルスに作用して免疫力を高める効果が期待できることから、冬の風邪予防にもおすすめと言えます。
胃腸の強壮や発汗作用、脳の活性化、高血圧や生理不順の改善、疲労回復など、レモンバームにはまだまだ期待できるとされる効果がたくさんあります。古代ギリシャやローマ時代にはメディカルハーブと呼ばれて大切にされてきた、レモンバームの効能を活用しない手はありません!
レモンバームの栽培方法
レモンバームは栽培が難しくないハーブです。先にご紹介した通り寒さや極端な暑さにも強く、栽培の際に心配な害虫もつきにくいハーブと言われています。ハーブの栽培は初めてだという初心者さんにも、レモンバームは育てやすくおすすめのハーブと言えるでしょう。
レモンバームは特別高価なハーブではありませんが、やはり自分で栽培したフレッシュなレモンバームでいただくハーブティーは格別です。レモンバームの鮮やかなグリーンの葉はお庭やプランターを明るく彩り、見た目からも気分を上げてくれることでしょう!
栽培時期・水やり
レモンバームは種ではなく苗からの栽培が一般的です。購入した苗を植えつける場所は地植えでも、プランターでも問題ありません。植えつけの時期は春の4月から5月、もしくは秋の9月から10月がおすすめです。レモンバームは初夏の6月から7月辺りに生長して花を咲かせます。
レモンバームに限らず植物の栽培で注意したい工程と言えば、水やりではないでしょうか?レモンバームは乾燥を嫌います。プランターでの栽培の場合は最初の植えつけ時と、後は土の表面が白っぽく乾いてきた時にたっぷりとお水をあげましょう。底から流れ出るくらいの量が理想的です。
ただし、株が生長してきたら水の量に注意が必要です。葉がたくさん出てきて混み合ってくるため、土の中が加湿にならないようにしましょう。地植えの場合は根付けば水やりが要りません。
レモンバームの水やりでは、もう1つ注意点があります。乾燥が続く真夏には、葉の裏側にこまめな水やりが必要です。害虫被害が少ないとされるレモンバームですが、カラカラに乾いた状態が続くとハダニが発生する恐れがあります。霧吹きなどを使ってしっかりと水分を与えましょう。
用土・肥料
レモンバームを栽培しようとした時、初心者さんの悩みどころと言えば用土もその1つです。レモンバームの栽培には、保水性の高い土が適しています。ホームセンターのガーデニングコーナーなどで販売されている、一般的なハーブ用の培養土や野菜用のもので問題なく栽培可能です。
地植えで栽培する場合には、日当たりの良い、できるだけ水はけの良い場所に植えつけましょう。レモンバームは直射日光に弱いため、夏前には木陰などに移動させるのがおすすめです。
植え替える際には、レモンバームの根を傷つけないように優しく扱いましょう。植えつけた後はたっぷりと水やりします。プランターで栽培する場合にも、大きく生長しすぎた場合には株分けしたり一回り大きな鉢に植え替えたりすると、レモンバームへの余計なストレスがかかりません。
レモンバームの肥料には、与えてすぐに効果が現れて持続性のある緩効性肥料がおすすめです。植えつける前に元肥(もとごえ)として用土に混ぜておき、生長期の3月から6月の間はこまめに与えます。レモンバームは肥料を切らすと葉が黄ばんでしまうので、頻繁にチェックしましょう!
収穫・保存方法
縁がギザギザした小さめの葉がたくさん出てきたら、いよいよ収穫です。せっかく栽培するなら、たくさん収穫して存分にレモンバームを楽しみたいと考えるのが人情でしょう。収穫量を増やすためには、摘心や定期的な切り戻しがおすすめです。
摘心とは茎の先端を摘み取ること、切り戻しは枝や葉を全体的に剪定することです。伸びてきた茎の先を摘み取ることはためらわれますが、摘心することでその箇所から枝が分かれます。切り戻しも同じで、剪定した茎の節から新しい葉がどんどん出てきて、結果的に収穫量が増えるのです。
レモンバームの花についても、花弁が開く前に切り戻すことをおすすめします。レモンバームの魅力である爽やかな葉の香りは、花が咲くと薄くなってしまうのです。花が咲くことで株が弱ることによります。レモンバームを観賞用として栽培する以外は、開花前に花を落としましょう。
収穫したレモンバームの保存は、ドライハーブがおすすめです。レモンバームを洗って水分を拭き取り、葉だけを束ねて風通しの良い日陰に1週間ほど吊るします。密閉できる容器に乾燥剤と共に入れたら、冷蔵庫で保存しましょう。香りが飛びやすいレモンバームを長く楽しめます!
レモンバームのおすすめの使い方
大量に収穫できたレモンバームをどうやって楽しもうと思いを巡らせることは、ハーブ栽培の醍醐味ではないでしょうか?レモンバームの最大の魅力と言えば、やはりリフレッシュ効果が期待できる香りをおいて他にありません。香りの成分であるシトラールは、レモンにも含まれています。
使い方に迷ってしまう人のために、レモンバームの香りを活かせるおすすめの使い方をご紹介します。ハーブの使い方と言うと真っ先に思い浮かぶのは、ハーブティーでしょう。様々な効果が期待できるレモンバームは飲み物としてだけでなく、実はコスメや入浴剤としても使えます!
ハーブティーやコスメ・入浴剤の香料
レモンバームの使い方で最もおすすめは、ハーブティーです!ハーブの定番であり王道の使い方と言えますが、これほどレモンバームの香りをダイレクトに楽しめる使い方は他にありません。用意するものはレモンバームの葉を5gから10g、熱々のお湯を450mlとティーポットだけです。
レモンバームの葉は摘み取ったばかりのフレッシュなものでも、もちろんドライハーブでも問題ありません。ティーポットにお好みの量のレモンバームを入れたら熱湯を注ぎ入れます。ティーコゼーなどのカバーを被せて5分ほど蒸らしたら完成です!ハチミツを加えても美味しくいただけます。
レモンハーブのドライハーブを作ったら、コスメ作りにも挑戦してみましょう。レモンハーブで作るコスメは完全無添加で肌に優しく、自家製なのでコスト面でも優秀でおすすめです。レモンハーブ大さじ3と水500mlを鍋で約10分煮詰めて、1時間ほど冷ませば化粧水が出来上がります。
レモンバームが入浴剤としても使えることは、コスメと同等の驚きではないでしょうか?入浴剤としてのレモンバームの使い方は、束ねて浴槽に浮かべるだけと手軽でおすすめです。すっきりとした香りでリフレッシュできることはもちろん、滑らかな美肌へのサポート効果が期待できます!
レモンバームの人気商品
最後にご紹介するのは、市販されているレモンバームの中で人気が高いおすすめの商品です。自宅でじっくりと生長を見届けて収穫する楽しさは、ガーデニング好きにとって言い尽くせません。しかしながら、ハーブティーをすぐに楽しみたい!と考えた場合には市販のものが便利です。
思い立った時にすぐに購入できる、市販のレモンバームのおすすめ商品2つをご紹介しましょう!もちろん、コスメや入浴剤にも使える万能なレモンバームの人気商品です!
乾燥レモンバーム
レモンバームのおすすめ商品1つ目は、大津屋の「乾燥レモンバーム」です。先にご紹介した通り、レモンバームは乾燥させてドライハーブにすると長く持ちます。大津屋の乾燥レモンバームの賞味期限はなんと300日です。1年近くも賞味期限があれば、焦らずに長く楽しめます。
乾燥させたレモンバームなのでハーブティーはもちろんのこと、煮出してコスメを作ったり入浴剤として浴槽に浮かべたりも可能です。抗酸化作用が期待できるとされているレモンバームは、コスメや入浴剤として使えばアンチエイジングに効果を発揮してくれることでしょう。
販売元の大津屋は創業70年以上という老舗スパイス専門店です。プロからも厚い信頼を寄せられる人気店であり、品質は申し分ありません。50gで税込み513円とお手頃な価格設定も魅力です!
エクレクティック レモンバーム チンキ 30ml
2つめのおすすめ商品は、エクレクティックの「レモンバーム チンキ」です。エクレクティックは、ハーブ好きの間で知らない人はいない人気ブランドと言って過言ではありません。オレゴン州にある自社農園から摘み取り独自の方法で加工されたハーブは、摘み立てと遜色ない品質です。
チンキタイプのこの商品は、葉から抽出したレモンバームエキスにレモン果汁が加えられています。シロップ状で癖のない健康食品として人気です。少量の水にチンキを1回で15滴から30滴垂らしていただきましょう。1日3回を目安に摂取することで、美味しく健康をゲットできます!
レモンバームの爽やかな香りを楽しもう
レモンバームの爽やかな香りは、落ち込んだ気分をたちまち吹き飛ばしてくれることでしょう。レモンバームはビタミンCやポリフェノールなど栄養もたっぷりと含んでいます。そんなレモンバームの花言葉は「思いやり」です。栽培したレモンバームのギフトも素敵ではないでしょうか?