納豆はダイエットの味方！おすすめの食べ方や最強アレンジレシピをご紹介

納豆が体に良いということは周知の事実ですが、ダイエットにも役立つことをご存知でしょうか。納豆はなぜ体に良いのでしょうか。また納豆を美味しく食べてダイエットに役立つのはなぜでしょうか。今回は納豆のダイエット効果について徹底的に検証しました。

また納豆は女性にとっても大切な栄養素がたくさん含まれていますので是非取り入れたい食品ですが、注意すべき点もあることを覚えておきたいものです。男性も女性も気を付けるべき点を守るなら納豆はダイエットや健康にとても役立ちます。是非参考になさってください。

まず納豆が健康やダイエットに良いとされている理由についてご紹介します。納豆がダイエットに良いとされている理由は、納豆に入っている納豆菌にあります。納豆菌は納豆特有のねばねばを作り出す成分です。納豆菌によって大豆は発酵し納豆になります。

このねばねばを作り出す納豆菌は、ウィルスの増殖を抑える効果や腸内環境を整える重要な働きをします。納豆菌は腸内の善玉菌を増やしたり抗菌成分を生み出したりしますので、私たちの体にとって大切な食品なのです。

さて納豆菌の働きについて理解できましたが、ダイエットの味方と言えるのはどうしてでしょうか。それは納豆に含まれるナットウキナーゼと呼ばれる成分が深く関係しています。ナットウキナーゼとは納豆のねばねば成分の中にある酵素の一つです。

ナットウキナーゼは、血流を良くし代謝を上げる酵素として知られています。そのため脂肪燃焼を助けダイエットしやすい身体を作るのに一役買います。また納豆は血糖値の上昇を緩やかにしたり大豆タンパクによって筋肉を作るのを助けたりするというダイエットに嬉しい効果もあります。

さらに納豆がダイエットの強い味方であることの理由として、腸内環境を整える働きがあるという点です。最近の研究では私たちの体にとって腸内環境はとても重要だと言われています。納豆菌は胃酸で死滅することなく腸に到達することができます。

そのため腸内にある善玉菌と結びつき腸内環境を整えるのに役立つのです。腸内環境が改善されると便通が良くなりますし、糖質や脂質の吸収を抑えることができますのでダイエット効果があるという訳です。

さらに納豆に含まれる食物繊維もダイエットの大敵である便秘解消に役立つでしょう。これらのことから私たちの腸内環境がダイエットには大きな影響を与えていることが分かります。

さらに納豆にはいわゆる「痩せホルモン」と言われている成分が豊富に含まれています。それはアディポネクチンと言われるダイエットに必要な成分です。アディポネクチンとは長寿ホルモンとも言われており、脂肪細胞から分泌されるホルモンの一種です。

納豆に多く含まれるこの成分は筋肉の中にある酵素を活性化し、糖や脂肪の消費をサポートしてくれるダイエットには大切な成分として知られています。そのため運動した時と似たダイエット効果があると言われています。

このような訳でダイエット中の方でなくても、納豆は私たちの体に必要な成分が豊富に含まれていますので是非日常で取り入れたい食品なのです。

ここまでで納豆がいかに体に良い食品であるかをご紹介しましたが、食べ過ぎるなら害となります。そこでダイエット時以外にも上手に取り入れる方法をご紹介します。また正しい食べ方や量を守ることによりダイエットはもちろんヘルシーな毎日を送るのに役立てることができます。

ダイエット中に限らずどれほどの量を食べると体に良いのでしょうか。多くの専門家がおすすめしているのは一日1パック～2パックというものです。おすすめの理由は納豆に含まれるイソフラボンという成分にあります。

大豆イソフラボンはポリフェノールの一種で強い抗酸化作用があります。そのためダイエット中の方や免疫力を高めたい方にとって有益です。また大豆イソフラボンにはコレステロール値を抑える効果もあると言わていますので、ダイエットにも役立つ成分と言えます。

さらには大豆イソフラボンは女性ホルモンに似た働きをすることで知られていますので、更年期障害やがん予防にも役立つと言われています。

しかしこの大豆イソフラボンはダイエット中の方や女性にとって有用な成分とはいえ、摂り過ぎには注意が必要です。日本人は特に大豆製品を毎日の生活の中で多く摂取しています。豆腐入りのお味噌汁や大豆そのものを食べる習慣がありますので、過剰摂取に注意が必要です。

イソフラボンの過剰摂取が危険なのはなぜでしょうか。先ほども言及しましたが、大豆イソフラボンは女性ホルモンに似た働きをします。そのため摂り過ぎると逆に更年期障害にあるような「ほてり」や子宮内膜症、乳がんのリスクを高めてしまうことになってしまいます。

そのため推奨されている大豆イソフラボンの一日の摂取量は70～75㎎が最適だと言われています。納豆1パックには約36.8㎎のイソフラボンが含まれていますので、一日1～2パックがおすすめです。

納豆はダイエットや健康にとても良い食品ですが、ダイエット中にはさらに効果を高める工夫ができます。多くの方がダイエット効果を高めるために何かをちょい足ししています。

納豆にどのようなものをちょい足ししてダイエットの効果を高めることができるのでしょうか。簡単なちょい足しレシピをご紹介します。まず多くの方がおすすめするちょい足しレシピは、キムチやヨーグルトなど発酵食品を併せて食べるとダイエット効果が上がるというものです。

ちょい足しレシピの別の例は、お酢を入れるというものもあります。お酢を入れることにより高血圧予防にもなります。さらにちょい足しレシピとしてしょうゆやごま油を入れる方もいらっしゃいます。またオリーブオイルをちょい足しすると便秘解消に役立ちおすすめです。

それではダイエット中に是非取り入れたい納豆の簡単でおいしいレシピをご紹介します。ダイエット中には栄養が偏らないように注意が必要です。

ここでは簡単でおいしいレシピばかりご紹介しますので是非お試しください。そして納豆がダイエットの強い味方であることを実感してください。

初めにご紹介する納豆を使ったダイエットレシピは「キャベツ納豆サラダ」です。キャベツはカロリーが低く食物繊維が豊富ですのでダイエット中の食事におすすめの食材です。またボリュームを出すことができおいしいのでダイエットに取り入れる方は多くいらっしゃいます。

キャベツ納豆サラダはまずキャベツを千切りにします。たっぷりの水で5分程さらし水を切っておきます。納豆と付属のタレをよく混ぜます。大きめのボウルに麺つゆ・ごま油・練りからしを混ぜ、キャベツ・納豆・焼きのりを加えてザックリと混ぜて完成です。

とても簡単でボリュームもありおいしいので、ダイエット中に限らずご飯のお供にもぴったりのサラダです。

続いてご紹介するダイエットレシピは「納豆アボカド丼」です。材料を切ってご飯の上に乗せるだけで簡単においしいヘルシーな丼が出来上がります。まず玉ねぎは薄くスライスし水にさらします。アボカドは一口大に切り、水気を切った玉ねぎとマヨネーズ・わさびを混ぜます。

ご飯の上にアボカドと玉ねぎを和えたものを乗せ、タレを混ぜた納豆を乗せます。真ん中にくぼみを作り卵黄を乗せ、全体に麺つゆをかけます。いりごまを振って完成です。ネギやのりを乗せてもおいしいですし、麺つゆの代わりに焼肉のたれやごま油と醤油でもおいしい丼ができます。

最後にご紹介する簡単でおいしいダイエットレシピは「納豆のヘルシードリア」です。ダイエット中にドリアを食べたくなったなら是非お試しください。まず耐熱容器にご飯を平らに入れます。納豆をタレと共によく混ぜ、絹ごし豆腐を入れてフワフワになるまでよく混ぜます。

ご飯の上に流し入れ、マヨネーズとチーズを乗せてトースターで焦げ目がつくまで焼きます。パセリを振って完成です。とても簡単ですので、ダイエット中の方に限らず一人暮らしの方や忙しい時のランチにもおすすめのメニューです。

納豆がヘルシーでダイエットの強い味方であるというご説明はいかがでしたでしょうか。納豆は健康的な食品ですしダイエット中にも是非取り入れたい食品です。是非毎日の生活の中に納豆を取り入れ、ヘルシーな生活とダイエットの成功を手に入れましょう。