今更聞けない【バター】のカロリー・糖質を徹底解説！ダイエット中のおすすめ品も

バターの出番は非常に多く、料理やデザート作りにも欠かせない存在と言えます。さまざまな場面で頻繁に使われるバターですが、そのカロリーや糖質はどれほどでしょうか。

特にダイエット中であれば、バターなどの高カロリーな印象のあるものは避けがちです。この記事ではバターに含まれているカロリーや糖質について調べてみました。本当にダイエット中はバターを避けるべきなのかどうか、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

他にも糖質制限を行っている方向けに、バターの糖質に注目した内容も記載しています。バター以外に代用できるおすすめアイテムも掲載しているので要チェックです。

まず気になる糖質制限中のバター摂取ですが、やはり高カロリーともなれば糖質も伴ってくる印象があるでしょう。そのため糖質制限などが必要な方は、バターなど他の食材も制限していることが多く見受けられます。それでは本当に糖質制限中のバターは良くないのでしょうか。

それを見極めるにはバターに含まれるカロリーだけでなく、糖質量を知ることが大切です。バターに含まれている糖質量は、有塩バターも無塩バターも100gあたりおよそ0.2gになります。

これが発酵バター100gになると、糖質はおよそ4.4gになります。成分もしくは製法によって、バターに含まれる糖質は変わります。一概には言えないということを頭に入れておきましょう。

糖質量だけに注目すれば、バターは低糖質なので糖質制限中でも食べることが可能です。しかしそれはバターの種類によって異なり、調理方法によっても大きく異なります。

糖質制限中であれば、バターの糖質だけでなく併せて食べる食材すべての糖質量をチェックしたほうが安心です。ダイエットなどでさまざまな制限が必要となる場合、高カロリーのイメージだけで決めつけず糖質量を調べることで食事の楽しみ方も増えるでしょう。

ぜひストレスを溜めないダイエットや糖質制限を心掛けてみてください。食べて良いものが増えるだけで心にも余裕が生まれるはずです。

続いてはこの記事のメインである、バターのカロリーについて注目していきます。バターは高カロリーのイメージがありますが、果たして実態はどのくらいのものなのでしょうか。

バターにも先述したように種類がいくつか存在しています。有塩バター、無塩バター、発酵バターなどです。それぞれカロリーは似通っているものの、少なからず差異があります。

カロリー計算が必要なダイエットをしている方などであれば、バターの種類によってもカロリーが変わることを意識してみてください。ここでは主に有塩バターと無塩バターの2種類に関してカロリーをお伝えしていきます。意外な点もあるので、参考になさってください。

まずは有塩バターに含まれるカロリーをご紹介します。有塩バター100gあたりのカロリーは、およそ745カロリーです。糖質は無塩バターと同等ですが、バターの種類のうちもっともカロリーが低いのはこの有塩バターになります。カロリー重視であればこちらがおすすめです。

スーパーで販売されているバターにも表示があるので、有塩バターを買い求めの際はその表記を見逃さないよう注意してください。

カロリーや糖質以外にもさまざまな栄養分がバターには含まれています。脂質なども有塩バターと無塩バターでは異なっているため、気になる方は市販バターの裏面などを見てみましょう。

続いては無塩バターのカロリーのご紹介です。無塩バターに含まれているカロリーは、およそ763カロリーとなります。有塩カロリーよりカロリーが高くなるのです。

無塩バターのほうがカロリーが高くなる理由として、生乳由来の成分のみで作られていることがあげられます。そのため有塩バターや発酵バターより脂質が高くなり、それと比例してカロリーも高くなります。無塩バターのほうがカロリーの低いイメージがありますが、実態は異なります。

ちなみに発酵バターのカロリーは、100gあたりおよそ752カロリーです。有塩バターと無塩バターの中間に位置するカロリー量となりました。

バターの糖質が低いことはわかりましたが、カロリーの高さや栄養価の面はやはり気になるポイントです。バターの代用として使えるものがあれば、積極的に代用していきたいものです。

ここでは調理ごとにおすすめのバター代用品をご紹介していきます。3種類の調味料をピックアップしたので、いずれかを代用することでカロリーが抑えられるかもしれません。また、栄養分としてもバターより優れたものが多いのでおすすめです。

まず最初にご紹介するバターの代用品が「オリーブオイル」です。オリーブオイルはダイエット中や糖質制限中の方にも特におすすめの調味料です。健康や美容を考える方に好まれているので、実生活の中に取り入れることをおすすめします。

オリーブオイルの中にもいくつか種類があるので、より生活に適したオリーブオイルを取り入れてみましょう。

続いておすすめの代用品が「ココナッツオイル」です。ココナッツオイルもまたオリーブオイルと同様に、健康や美容に良いとして人気の高い調味料となっています。

甘めの風味が感じられるため、スイーツなどに代用するのがおすすめです。特にダイエットしている方には嬉しい、中鎖脂肪酸が含まれる調味料でもあります。この中鎖脂肪酸により脂肪として体に吸収されにくくなるという性質があるのです。

トーストなどに塗るバターの代用としてココナッツオイルを使うのもおすすめです。独特な風味が楽しめるので、余計な甘味料を使わずに済む点でも魅力ある調味料と言えます。

さらに「ヨーグルト」もバターの代用としておすすめの食材です。大元はバターと同じ牛乳なので、同じ乳製品として活用の場も広くなります。ヨーグルトを使うことで、ヘルシーに仕上がります。

もしバターの代用としてヨーグルトを使うのであれば、パウンドケーキやチーズケーキなどに代用できます。バターの使用時ほど生地が膨らまないというデメリットは感じられますが、乳製品の風味とさっぱりとした味わいが楽しめます。

続いては、バターを使用したメニューに含まれるカロリーを調べました。バターはそのままで食べるものではなく、何かメニューを作る際の調味料として使われます。そのためバター単体のカロリーだけわかってもメニュー全体のカロリーがわからなくては意味がありません。

主にみなさんが一般的に食べられているであろう「じゃがバター」、「ほうれん草のバター炒め」、「バターライス」についてまとめました。それぞれのカロリーを参考しつつ取り入れてみましょう。

まずは「じゃがバター」に含まれるカロリーです。主にお祭りなどの屋台で購入することができるじゃがバターですが、いったいどれくらいのカロリーとなるのでしょうか。

屋台で人気のメニュー「じゃがバター」に含まれるカロリーは、およそ235カロリーでした。これはじゃがいも180g、バター12gのときのおおよそのカロリーになります。

サイズなどによって大きく変動するじゃがバターのカロリーなので、おおよそで知っておくだけで参考になるでしょう。

続いては「ほうれん草のバター炒め」です。このメニューはファミリーレストランでも人気のメニューであり、自宅でも簡単に作れる一品です。出番も多いのではないでしょうか。

そんな人気のメニュー「ほうれん草のバター炒め」に含まれるカロリーは、およそ145カロリーでした。これはほうれん草の中サイズが2束、ベーコン4枚、バター30g、そこにコーン190gと塩コショウが含まれた際のカロリーになります。およそ4人前となる量です。

上記のメニューであれば1人あたりのカロリーはおよそ36カロリーとなり、かなり抑えられることがわかります。栄養価の高い材料揃いなので、ぜひ作ってみてください。

続いては「バターライス」のご紹介です。こちらはさまざまなおかずに合うとして人気のメニューです。自宅で簡単に作れるとあって、洋食レシピの際は特に作られることが多いメニューになります。白いご飯より洋食メニューに合うので、作ってみてください。

バターライスの気になるカロリーは、100gあたりおよそ168カロリーです。お茶碗一杯に換算してみると、およそ140gとなりカロリーはおよそ240カロリーになります。

白米だけのときより高カロリー帯になることはしっかり頭に入れておきましょう。バターライスにするときは量を減らすなどして、調整すると良いかもしれません。

ここまでバターについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。意外にも低糖質だったことがわかって安心した方もいるかもしれません。代用品も紹介したので、今後体のことを考えてバターを控えるのであれば、参考にしてみてください。