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源頼朝は平家討伐の戦いの際にも浅草寺で勝利を祈願しており、鎌倉時代には浅草寺は戦の守護として他の武将達にも信仰され、発展しました。
その後室町時代以降もその霊験(ご利益)は知れわたり、浅草寺は足利尊氏、北条氏綱など多くの武将に信仰されます。徳川家康は関ヶ原の戦いの前にも浅草寺で祈祷を受け、その戦いで勝利をおさめました。
その後江戸時代は平和になり、戦とのかかわりは減って行きますが、浅草寺は徐々に庶民とのつながりを深め、浅草寺を中心に賑わっていくことになったのです。
浅草寺創建に関わった3人を祀る浅草神社
浅草神社は、浅草寺本堂の東隣にある神社で、通称「三社権現」「三社様」と呼ばれています。毎年5月に行われる三社祭は日本を代表する例大祭のひとつです。浅草寺に参拝したなら、ぜひ浅草神社も併せてお参りしてみるのがおすすめです。
浅草寺を作ったといわれる土師中知(はじのなかとも)が亡くなった後、土師中知の子の夢に浅草寺のご本尊である聖観音菩薩が現れ、お告げを残しました。
そのお告げに従い、浅草寺創建に関わった「土師中知」、「檜前浜成(ひのくまのはまなり)」、「檜前竹成(ひのくまのたけなり)」を御神体として祀ったのが浅草神社の起源とされています。
住所 | 東京都台東区浅草2-3-1 |
電話番号 | 03-3844-1575 |
浅草寺のご本尊とご利益
645年、勝海上人という僧が浅草寺の観音堂を立派な建物に建て替えました。その後のある夜、勝海上人は観音様の夢のお告げを聞きます。そのお告げは「みだりに拝するなかれ」というもので、それ以降、浅草寺のご本尊は秘仏とされ、今もご本尊は公開されていません。
浅草寺のご本尊は数多くの仏様の中でも最も慈悲深いと言われている「聖観世音菩薩」です。ご利益は「所願成就」で、「学業成就」や「商売繁盛」のような特定のご利益ではなく、心に願う事すべてを叶えてくださると言う大変ありがたい仏様です。
また、浅草寺の境内には多くのお堂があり、縁結びをはじめ、厄除、家内安全、病気平癒、商売繁盛、安産などご利益は多岐に渡っています。
本堂の西側にある「薬師堂」というお堂のご利益は病気からの回復祈願などです。ご本尊は薬師如来坐像となっています。
また、西隣にある「淡島堂」は女性の神様である淡島明神がご本尊なので、ご利益は子授け、安産、婦人病平癒、裁縫の上達など女性に関する物が中心です。
その他にも、商売繁盛のご利益なら「銭塚地蔵堂」、芸事・芸能関係のご利益なら「弁天堂」など、さまざまなご利益のあるパワースポットに溢れています。お願い事に合わせて参拝してみるのもおすすめです。
浅草寺は毎月ある縁日の中でも7月10日を「四万六千日」と呼び、最も多くの徳を積める日としています。1度お参りすると4万6千日、つまり126年分のご利益があるということです。毎年7月9日、10日の縁日にはほおずき市が開かれ、境内は多くの人で賑わいます。
浅草寺参拝までの境内おすすめポイントをご紹介
このようにご利益があることで知られる浅草寺ですが、本堂を参拝する前に知っておきたいポイントはどのような物でしょうか。いくつかご紹介します。