実食！ハイレベルなチョコ！ファミマ本気の「キューブガトーショコラ」

ファミマの『あふれるカカオの香り』シリーズは、ケンズカフェ東京の氏家シェフと一緒に作った本格チョコスイーツ。これまでにバウムクーヘンやエクレアなどを発売し、好評を博しました。

ファミマ×ケンズカフェ東京の最新作は、ひと口サイズの「キューブガトーショコラ」（税込み258円）。これまでのシリーズと同様、Bean to Bar Chocolate（ビーントゥバーチョコレート）を使用しています。

カカオ豆のイラストが印象的なパッケージの「キューブガトーショコラ」。Bean to Barチョコレートは、カカオ豆からチョコレートになるまでを一貫して製造することで深いカカオの風味を実現しています。

開封すると、紙トレイに入ったダイス状のガトーショコラがお目見え！1段に4個ずつ、合計8個入っています。使用しているのは、氏家シェフこだわりの「エクアドルスペシャル」というチョコレート。鼻を近づけてみると、カカオのいい香りが鼻腔をくすぐります。

注目するべきは、トレイの横。赤いピックが附属しています。そのまま手で食べると指についたり、手で直接触れること自体が不安な方もいるでしょう。今の世の中にはうれしい配慮です。

さっそくピックを挿してみると、スーッと入っていきます。一口食べてみると、ソフトな食感。濃厚なチョコレートがお口の中で溶けていきます。

甘さはひかえめで、チョコの苦味が舌全体に広がり、びっくり。万人受けするような味が多いコンビニスイーツとは思えない高級感です。カカオの芳醇な風味が感じられる、本格的なスイーツ。

ほろほろと崩れる食感はガトーショコラですが、濃厚な味わいは生チョコに近いです。洋酒が入っていないのが好印象。カカオの風味をよりダイレクトに感じられます。

やや個性的なチョコレートなので、苦味が苦手な方や洋酒が入っていないと物足りないと思う方には不向きかもしれません。ですが、本格派のチョコ好きにはきっと満足できる、コンビニスイーツらしくない一品でした。

ファミリーマートの「キューブガトーショコラ」は、濃厚なだけではなく、カカオの深い香りとほろ苦さもしっかり味わえるスイーツ。

ひかえめで繊細な甘さと、深いコク。こんな本格的なチョコがコンビニで買えるなんて驚きです。コーヒーとも合いそうですが、できればこれだけでじっくり余韻を味わってほしい一品。チョコレート好きさんはぜひ試してみてください。