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ステーキとバターはおすすめの組み合わせ!
ボリュームのある肉を豪快に焼いて食べるステーキは、肉食文化が定着している欧米で家庭料理として人気があります。
ステーキは数ある肉料理の中でも「肉を焼いて食べる」という非常にシンプルなレシピなので、肉の種類・肉質・部位が味のすべてを決めるといわれる究極の肉料理です。日本では食肉小売品質基準によってステーキ肉の部位が決められています。
肉質の柔らかさと味の良さが人気なのがサーロインステーキ肉で、牛の腰肉のことです。海外で「テンダーロインステーキ」と呼ばれるのはフィレステーキ肉で、部位の中では最も柔らかく、脂肪が少ないことから女性に人気があります。
リブロースステーキ肉は脂がたっぷりのった部位なので、脂の旨味が存分に味わえるステーキ肉です。ランプステーキ肉は、おしりの肉になります。ランプステーキ肉は、脂肪が少ない赤身と肉質が柔らかさが食べやすいステーキ肉です。
このようにステーキは肉の部位によって肉質や味が異なるのですが、本当においしいステーキは、肉の部位だけでは決まりません。おいしいステーキレシピの必須条件には肉の管理方法や熟成技術も含まれますし、焼き方でも味や食感に違いが出ます。
ステーキの焼き方は大きくわけると、レア、ミディアム、ウェルダンの3段階があります。ステーキ専門店ではさらに細かな焼き加減で調理ができるので、ミディアムレアとミディアムウェルダンを含めた5段階で焼き方を指定することが可能です。
シンプルな肉料理とはいえ、肉の種類や焼き方で味や食感が変わるステーキですが、通常は調味料で味付けをして食べます。
最高級ランクのステーキ肉は下味のみで食するのがおすすめですが、手頃な値段で食べられるステーキ肉や家庭で作るステーキの場合は、ステーキ用ソースをつけて食べるのが一般的です。
ステーキソースにもいろいろな種類がありますが、定番なのは濃厚なステーキソースでしょう。そのほかにも味の濃い醤油やケチャップをベースにしたステーキソースも人気ですが、それ以外にも人気なのが「バター」です。
ステーキに合うバターのレシピをご紹介
ステーキハウスでも、焼きたてのステーキの上にたっぷりのバターを添えて提供することはよくあります。そのためステーキファンの中には「ステーキの上にバターがのっていないと物足りない」と感じる人も多いです。
バターはコクがあるだけでなく、熱することでバター特有の香りが出てきます。さらにバターにはたっぷりのビタミン類が含まれているので、高タンパクなステーキ肉だけでは摂取できない栄養補給にもおすすめです。
なおステーキに添えるバターには香りのよい香草やスパイスを加えることも多く、オリジナルバターでステーキを提供するステーキハウスも少なくありません。
バターは意外と簡単にできる
市販されているバターを使ってオリジナルステーキバターを作るのが一般的ですが、バターそのものを手作りすることもできます。長期保存ができるバターの手作りは難しいですが、フレッシュバターであれば初心者でも簡単に作れるのでおすすめです。
そもそもバターは牛乳が原料の乳製品ですから、原料の牛乳があれば自宅でも作れます。ただし自宅で簡単に作れるバターは乳酸菌を発酵させない非発酵バターなので、スーパーに並んでいる一般的なバターとは種類が違います。
しかも保存に必要な添加物が一切使えないので、時間が経つほど変色が進み、それと同時に味や風味が変わる点にも注意が必要です。
密封容器に入れて冷蔵保存しても3日、冷凍保存でも1ヶ月が消費期限なので、作りたてを素早く食べきるのが手作りバターの食べ方といえます。初心者でも失敗しない非発酵バターの材料には、牛乳の旨味を凝縮させた生クリームを使いましょう。
基本的に非発酵バターは無塩バターなので、材料も動物性生クリームのみで作れます。ハンドミキサーや泡だて器を使う方法がオーソドックスですが、もっと簡単に作りたい場合は500mlタイプのペットボトルだけでOKです。
用意した動物性生クリームを500mlペットボトルに注ぎ入れ、蓋をしてひたすらシェイクします。激しく上下に振り続けることでかくはんされるので、力強く上下に振ってください。
そのうちペットボトル内に白い塊ができるようになります。これが非発酵バターの素です。その後もシェイクを続けると、ペットボトルの中は液体と固形物に分離されます。
この状態になったらペットボトルの中身をボウルに出し、固形物を集めれば、ペットボトルで簡単に作れる非発酵バター(フレッシュバター)の完成です。
このままの状態でもバターとして食べられますが、みずっぼさが残るので、ステーキバターにするにはもう少し水分を取り除く必要があります。
ヘラやスプーンでバターを押しつぶしていくと、バター内部に含まれている水分が出てくるので、丁寧に取り除けば手作りステーキ用バターの完成です。
【ステーキに合うバター】王道のレモンバター
ステーキ用のバターソースで王道のレシピといえば、レモンの輪切りを使ったレモンバターステーキソースでしょう。
ステーキが人気の欧米では、シンプルなバターソースレシピとしてよく知られており、最も簡単なレシピは、薄くスライスしたレモンの上に特製バターをのせるだけです。
レモンの酸味がバターのコクをマイルドにしてくれるので、ステーキにバターという互いに個性が強い2つの食材もレモンの効果でさっぱりと食べられます。ただしレモンの上にバターを豪快にのせるので、上品なおもてなし料理にするにはもう少し工夫が必要です。
そんな時には、レモン果汁とバターで作る簡単レモンバターソースを作りましょう。材料はバター・レモン果汁・パセリ(乾燥パセリでもOK)の3種類です。バターはあらかじめ電子レンジで溶かしておきます。
加熱しすぎると風味が飛んでしまうので、600wで20秒が目安です。レモン果汁は生レモンから作っても良いですし、冷蔵庫に調味料としてストックしているレモン果汁を使っても構いません。
ただし生レモンから果汁を取り出した方が香りは良いです。あとは溶かしたバターにレモン果汁とパセリを加えて全体を混ぜれば完成です。
【ステーキに合うバター】簡単ガーリックバター
ステーキとガーリックも、バター同様最強のコンビです。ガーリックの香りは食欲を増進させますし、ステーキ肉の下ごしらえにガーリックを使うことも多いので、シンプルにステーキ肉を楽しめます。
さらにガーリックバターはステーキ以外のレシピにもアレンジができるので、多めに作ってストックしておけば、ガーリックバタートーストやガーリックバターパスタなどのレシピにも応用ができるのでおすすめです。
フレッシュバターで作る方法もありますが、フレッシュバターだと冷蔵でも3日程度しか保存ができません。そのためいろいろなレシピにアレンジするなら、保存がしやすい有塩バターにしてください。
市販されている家庭用有塩バターは1パック200gが多いので、200gのバターを使ったレシピでご紹介しましょう。そのほかの材料は、ガーリック・バジル・ホワイトペッパーです。
ガーリックはすりおろして使うので、生のものを用意してください。量はお好みで構いませんが、通常は4かけあればOKです。バジルはガーリックとの相性が良いハーブですし、彩りにもなるので使いましょう。
調理といっても材料が揃えば、簡単に出来ます。常温に戻しておいたバターにすりおろしにんにくと刻んだバジルを加え、全体を混ぜ合わせます。ホワイトペッパーを加えてさらに馴染ませたら、味を見てみましょう。
この段階で塩が足りない場合は、塩を加えて味を調えます。出来上がったガーリックバターはラップにのせ、棒状に成形してください。形が整ったら全体をラップで包み、冷蔵庫で半日冷やせば完成です。
【ステーキに合うバター】あっさり醤油バター
醤油とバターも、ステーキに合うゴールデンコンビです。高級ステーキ店ではステーキソースの代わりに醤油とわさびで食べさせる店もありますし、和風ステーキソースには醤油をベースにしたソースもあります。
そんな醤油バターも、ステーキ以外のレシピに使える便利なアイテムです。醤油バターをストックしておけば、野菜炒めやチャーハンの調味料にもなります。
そんな醤油バターの作り方も非常に簡単です。多めに作ってストックするのがおすすめなので、保存期間が長い有塩バターを用意します。あとは自宅にある醤油を、数滴ずつ加えながらバターに練りこんでいけば、ステーキソースにぴったりな醤油バターが完成です。
ステーキには手作りバターを添えてもっと美味しく
特売品の安い肉でも手作りバターを使えば、簡単に本格的なステーキハウスの味が再現できます。ステーキバターはステーキだけでなく魚料理やパスタにもアレンジができるのでおすすめです。
ただしフレッシュバターを材料にしたステーキバターは数日しか日持ちしないので、作ったら早めに使い切りましょう。