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かぼちゃのうま味をバターが引き立てる!
夏から冬にかけて旬を迎えるかぼちゃは、ウリ科の仲間に分類される野菜です。南北アメリカが原産のかぼちゃは現在、中国やインド、アフリカなどで主に栽培されています。
日本でも国産かぼちゃを栽培している地域は多いですし、かぼちゃの種類によっては地域ブランドとして全国に知られているかぼちゃもあります。「かぼちゃ=パンプキン」と訳すこともありますが、かぼちゃの種別としては違う種類のかぼちゃとするのが一般的です。
スーパーの野菜売り場で並んでいるかぼちゃはスクウォッシュ種と呼ばれるかぼちゃで、国産かぼちゃも英名ではかぼちゃスクウォッシュと呼ばれています。パンプキン種のかぼちゃは、ハロウィンで見かける皮がオレンジ色のかぼちゃのことです。
世界各地でさまざまな種類のかぼちゃが栽培されれていますが、パンプキン種のかぼちゃはごく一部なので、ほとんどのかぼちゃはスクウォッシュ種のかぼちゃといってよいでしょう。日本で流通するかぼちゃには、国産かぼちゃだけでなく輸入かぼちゃも多いです。
さらにかぼちゃの種類も和製かぼちゃ(日本かぼちゃ)と西洋かぼちゃの2種類あり、見た目だけでなく味やおすすめのレシピも変わります。
和製かぼちゃはねっとりとした食感が特徴で、煮物のおかずにおすすめです。いろいろなジャンルのおかずにおすすめなのは西洋かぼちゃで、ジャガイモのような食感と甘みがあります。
おかずからお菓子まで簡単レシピをご紹介
種類によっていろいろなおかずになるかぼちゃは、バターを使うとさらにレシピのバリエーションが広がります。牛乳から作られるバターは高カロリーというイメージがありますが、カロリーそのものはバターの種類や調理法によって変わります。
スーパーで手頃に買えるバターの種類といえば、有塩バターと無塩バターの2種類ですが、作り方や食塩添加によって分類するのが本来の区分の仕方です。作り方の違いに注目すると、発酵バターと非発酵バターの2種類に分かれます。
バター特有の香りが非常に強いのが発酵バターで、ヨーロッパ圏で流通するバターのほとんどは発酵バターです。これに対して乳酸菌を発酵させずに作る非発酵バターは、日本のスーパーでよく見かけるバターになります。
発酵バターはバター特有の香りが魅力ですが、香りにクセがあるのでおかずからケーキまで幅広く使えるバターとは言えません。その点非発酵バターは、香りは発酵バターよりもやや薄いですが、使いやすさがおすすめです。
食塩添加に注目した分類も、有塩バターと食塩不使用バターの2種類あります。非発酵バターであっても乳製品であることに変わりはないので、長期保存をするには工夫が必要です。
特に日本の家庭では毎日のおかずづくりにバターを使うケースは少ないので、保存期間が長いものが望まれます。そこで日本の家庭用バターの多くは保存性を高めるため、製造過程で塩を加えています。
食塩不使用バターは名称を見てもわかる通り、バターに塩を加えずに作るバターです。塩を使わない分有塩バターよりも消費期限が短いですが、塩分を細かく調整するお菓子や塩分調整をしている人に人気があります。
このようにバターも種類によって味・香り・カロリーが違いますが、かぼちゃにバターを加えるだけで、カボチャを使ったいつもの和風系おかずを簡単に洋風にアレンジできます。
かぼちゃは和食によく使われる食材なので煮物や天ぷら、味噌汁など、家庭でのかぼちゃ料理は和食系レシピになりがちです。
ところがいつものかぼちゃレシピにバターを加えるだけで、コクと香りが楽しめる洋風レシピが簡単に作れます。さらに牛乳から作るバターを使えば、かぼちゃでケーキやお菓子を作ることも簡単です。
かぼちゃはバターで栄養吸収アップ
和食の定番調味料を使ってかぼちゃ本来の味を楽しむ和食レシピもおいしいのですが、栄養豊富なかぼちゃだからこそバターを使ったほうが良いこともあります。かぼちゃは緑黄色野菜に分類される食材なので、ビタミン類が多いのが特徴です。
中でも体の中から健康になりたい人に必要なβカロチンの含有量が高く、いろいろな料理で積極的にとってほしい食材といえます。さらに疲れた体を癒すのに欠かせない栄養素・ビタミンB1が豊富に含まれている点も、かぼちゃの魅力です。
このようにβカロテンやビタミンB1などのビタミン類を多く含むかぼちゃは、バターの油脂と組み合わせると栄養吸収率が通常の2倍以上にアップします。
油を使わないかぼちゃの煮物にでもかぼちゃに含まれるビタミン類は摂取できますが、バターを使ったかぼちゃの炒め物やグラタンの方が摂取できるビタミン類の量は多いです。そのため栄養面からみても、かぼちゃとバターは最強コンビといえます。
箸がすすむ!かぼちゃとバター
かぼちゃ&バターのおすすめおかずレシピは、ポン酢を使ったかぼちゃのバターポン酢炒めです。かぼちゃのバター醤油炒めも簡単&時短レシピとしておすすめのおかずですが、バターのコクが強すぎて苦手という人もいます。
そんな時には、ポン酢のさっぱりとした酸味とバターのコクを組み合わせたバターポン酢調味料で味付けするのがおすすめです。主役となるかぼちゃは、栄養がある皮ごと2~3mmの薄切りにします。
味つけのポイントとなるバターポン酢調味料は、バターを多めに使うのがおいしく仕上げるコツです。バターを加えるとかぼちゃの栄養摂取量がアップするので、カボチャのバター炒めでは「少し多いかも」と感じる程度までバターを加えていきます。
バターの量はかぼちゃの量にもよりますが、バター20gに対しポン酢大さじ2を目安にするのがおすすめです。フライパンでソテーしながらかぼちゃを加熱する方法もありますが、電子レンジであらかじめ加熱すると時短になります。
フライパンに炒め油をいれ中火で熱したら、電子レンジで加熱したかぼちゃを入れます。すでに加熱してあるので、焼き目を付ける程度でOKです。火を止める直前にバターとポン酢を加え、カボチャ全体に照りが出れば火を止めてください。
かぼちゃを皿に盛り付け、フライパンに残ったバターポン酢調味料を上からかければ、さっぱりしたかぼちゃのバターポン酢炒めの完成です。
レンジで時短!かぼちゃのホクホク塩バター蒸し
お弁当にあと一品欲しいときなどにおすすめなのが、時短調理で簡単に作れるかぼちゃのバター蒸しです。電子レンジを使った時短レシピですが、茹でるのではなく電子レンジを使うことで、煮崩れを起こさずきれいな形のかぼちゃバター蒸しが作れます。
さらに電子レンジでバター蒸しにすると、硬い皮の栄養もすべてとれるので栄養面でもおすすめです。かぼちゃは2~3cm角にカットし、面取りをしておきます。
耐熱皿にカットしたかぼちゃを入れ、有塩バター(大さじ1)・塩(小さじ1)・水を少々加えて軽くラップをかけてください。この時にラップで密封してしまうと蒸し状態にならないので、ラップはふんわりかけるのがコツです。
レンジでの加熱は600wで約5分、500wで約7分を目安にします。かぼちゃに火が通ったら盛り付け用の皿に移し、最後に蒸し汁をかけて完成です。出来立てもおいしいですが、冷ますとさらに味がしみこむのでお弁当のおかずにもなります。
子どもも喜ぶ!かぼちゃとバターのパウンドケーキ
甘みのある西洋かぼちゃは、ケーキにもおすすめです。ケーキにはバターが欠かせませんし、牛乳と卵も使うので栄養満点のケーキになります。粉の配合からカスタマイズする方法もありますが、ストック食材で人気のホットケーキの素を使えば時短調理が可能です。
ホットケーキの素とかぼちゃの分量をそろえるのがポイントで、パウンドケーキ型1台なら各200gが良いでしょう。そのほかの材料はバター(70g)、牛乳(60㏄)、砂糖(60g)、たまご(2個)、はちみつ(大さじ1)です。
かぼちゃは加熱しやすい大きさにカットし、電子レンジで加熱しておきます。加熱したかぼちゃは熱いうちにマッシュしてください。常温に戻しておいたバターを電子レンジで30秒加熱し溶かします。
大きめのボウルに卵をいれよく解きほぐしたら、牛乳、砂糖、はちみつを加え全体をよく混ぜてください。次にホットケーキミックスを少しずつ加え、滑らかになるまでしっかりと混ぜます。
さらにマッシュしたかぼちゃと溶かしバターを加え、全体を馴染ませれば生地の出来上がりです。あとは生地を型に流し込み、180℃に温めておいたオーブンで40分焼けば完成します。
かぼちゃとバターでおいしく栄養を摂ろう!
かぼちゃとバターがあれば、激ウマレシピが簡単に作れます。加熱に時間がかかるかぼちゃですが、レンジを活用すれば時短調理が可能です。栄養価が豊富なかぼちゃは種類によって味や食感が違うので、レシピに合わせてバターやかぼちゃの種類を選ぶと良いでしょう。