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エリンギとバターはおかずにもおつまみにもピッタリ
ヒラタケ科のキノコ・エリンギは、肉厚でコリコリした食感が特徴の食材です。エリンギはスーパーでも簡単に手に入る食材ですし、値段も手頃なので常時ストックしている人もいます。
エリンギの栄養成分の大半は水分ですが、実は想像以上に栄養素を多く含む食材です。キノコ類のエリンギなので、食物繊維があります。またビタミン類もエリンギの栄養成分の1つです。
含有量は少ないものの、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンDなども含まれています。ミネラル類もエリンギに含まれる栄養成分で、マグネシウムやリン、カリウムはエリンギからでも摂取可能です。
エリンギはイタリア、フランス、ロシア、中央アジアが原産地で、原産地では自生するエリンギもあります。日本のスーパーで販売されているエリンギは国産エリンギですが、市場で流通する国産エリンギはすべて人工栽培されたものです。
初めて人工栽培が成功したのが1993年で、それ以降栽培技術の普及によって大量生産が可能になり、日本では自生しないエリンギが気軽に食べられるようになりました。手頃な値段でいつでも手に入るエリンギは重宝され、いろいろなレシピに使われています。
中でも特に人気なのが「バター」です。バターは牛乳から作られる食材で、主な栄養成分は乳脂肪ですが、エリンギと同じくビタミン類を豊富に含んでいます。バターにもいろいろな種類がありますが、バター特有の香りはエリンギとの相性が良いです。
バターにはジアセチルと呼ばれる香り成分が含まれていて、加熱するほど香りが強くなります。もともとエリンギは加熱調理が必要な食材なので、温めると香りが強く感じられるバターとの相性は抜群です。
エリンギは主役でも脇役でも優秀
歯ごたえの良さが特徴のエリンギは、原産地でもあるイタリアやフランスでは家庭料理にも使われる定番食材です。もちろんイタリア料理・フランス料理にもエリンギは重宝され、前菜からスープ、メイン料理まで幅広く使われます。
日本でも食感が高級食材で有名な松茸やアワビに似ていることから、いろいろな和食レシピにもエリンギが使われるようになっています。
エリンギはキノコ特有の香りがそれほどないので、どんな食材とあわせても個性を主張しすぎないところが人気です。
バターのようにコクのある食材とあわせるのもおすすめですし、日本の伝統的調味料・醤油で味付けするレシピも人気があります。安く大量に手に入るエリンギなので、醤油ベースの佃煮にして常備菜にするのも人気です。
ダイエット中にもおすすめ
キノコの1種であるエリンギは、他のキノコと同じようにカロリーが低いのが特徴です。量は多くなくてもバランスよく栄養成分が含まれていますし、歯ごたえの良さが特徴のエリンギなので、ダイエット中の食材にも人気があります。
さらにエリンギは同じ価格帯のエノキやシメジなどと比べ、可食部が肉厚です。そのためかさまし食材として使えば、いつものレシピが簡単にダイエット用レシピへ変身します。
エリンギには糖質も含まれていますが、含有量は0.4g/1000gですから、糖質オフダイエットでもそれほど気になりません。さらにエリンギのカロリーは19kcal/100gなので、高カロリーなバターを加えてもダイエットレシピにおすすめです。
これぞ王道!エリンギのバターの醤油ソテー
和テイストのエリンギ&バターレシピといえば、和食の定番調味料・醤油を使った「エリンギバター醤油ソテー」でしょう。
材料は主役のエリンギにバターと醬油だけというシンプルなレシピですが、簡単に調理ができておかずにもおつまみにもなるので、覚えておくと重宝するレシピです。エリンギはカットの仕方次第で食感や調理法が変わる、他のキノコにはない不思議な特徴を持っています。
ソテーの場合は食感よりも食べたときのボリューム感を楽しむレシピなので、縦にまっすぐ包丁を入れ半分にカットするか、縦に薄くスライスするカットがおすすめです。エリンギ特有の食感とボリュームを楽しみたい場合は、エリンギを縦半分にしてください。
バターと醤油のカロリーを抑えつつエリンギのソテーを楽しみたい場合は、味がしみこみやすいよう縦に薄くスライスしましょう。バターには無縁バターと有塩バターがありますが、醤油にも塩分が含まれるので、塩分調整をしている場合は無塩バターを使うのがおすすめです。
なおエリンギは香りの強い調味料と組み合わせた方がおいしいので、香りの良さが魅力のこいくち醤油を使います。エリンギのバター醤油ソテーは、調理法といっても非常に簡単です。味付けに合わせてエリンギをカットしたら、フライパンにバターを入れて温めます。
次にカットしたエリンギを入れ、両面に焼き色がつくまでソテーします。全体的に火が通ったら、仕上げに醤油を加えます。
食べ応えのあるソテーにしたい場合は、醤油を少々多めに入れます。醤油を加えたら素早く全体を混ぜ合わせ、火を止めて皿に盛り付ければ完成です。
調味料を控えめにしたヘルシーなバター醤油ソテーの場合は、火を止める直前に少量の醤油を鍋肌にそわせて加えます。醤油の香りがたったらすぐに火を止め、素早く全体を混ぜ合わせてから皿に盛り付けてください。
簡単包丁いらず!エリンギとバターのホイル焼き
包丁も使わずにエリンギとバターを使ったメイン料理を作るなら、「エリンギ&バターのホイル焼き」が良いでしょう。シンプルにエリンギのみのバターホイル焼きも良いですし、バターと相性の良い魚介類と組み合わせたバターホイル焼きもおすすめです。
さらにバターにガーリックを加えたガーリックバターのホイル焼きも、簡単にできておいしいエリンギ&バターレシピです。まずはシンプルなエリンギ&バターのホイル焼きレシピからご紹介します。
エリンギ&バターのホイル焼きでは、ホイルで密封し加熱調理するため、フライパンや鍋で調理するよりもエリンギにバターの味がしみこみやすいです。
そのため包丁でカットするよりも、大胆に手でエリンギを裂く方がおいしくなります。たっぷりのエリンギと濃厚バターが主役のレシピなので、エリンギは大きく裂いてください。バターは有塩バターを使います。ホイルにバターを塗ってから、裂いたエリンギを並べます。
最後にエリンギの上にバターをひとかけらのせ、バジル(乾燥バジルでもOK)をふりかけたら、ホイルをしっかりと包んでください。あとはフライパンで15分加熱するだけです。
エリンギ&バターのホイル焼きは出来立てがおいしいので、ホイルに包んだ状態で冷蔵庫で保存し、食べる直前に加熱すると良いでしょう。なお有塩バターをガーリックバターにすると、パンチの効いた激ウマホイル焼きが完成します。
バターとの相性が良い魚介類と一緒にホイル焼きにする場合は、エリンギを細かく裂いてください。細かく裂くことで魚介類の旨味がしみこみやすくなるので、シンプルなバターホイル焼きとは違った味が楽しめます。
食材は何を使っても良いですが、バターとの相性が良いサーモンや白身魚がおすすめです。魚の代わりにホタテやアサリを使っても、おいしいバターホイル焼きになります。魚介類を使ったエリンギ&バターホイル焼きの場合、裂いたエリンギの上に魚介類をのせてください。
魚は臭み取りをした方がおいしいので、調理前に酒をふりかけておくと良いでしょう。魚介類とエリンギのバターホイル焼きの場合、バターだけだと味がぼやけてしまいます。
ですから有塩バターのほかに塩・コショウを少々加えて味を調えます。あとは定番のバターホイル焼きと同じように、食べる直前にフライパンで調理するだけです。
なお食べる直前に醤油を少々加えると、バターの風味と醤油の香りが同時に楽しめる絶品バターホイル焼きになります。
おかずにピッタリ!エリンギとなすの味噌バター炒め
ご飯のおかずになるエリンギ&バターレシピにしたいなら、キノコやバターとの相性が良い味噌を加えた「エリンギとナスの味噌バター炒め」がおすすめです。
味噌は発酵食品ですから積極的に使いたい調味料ですし、味噌バターの香ばしい香りが食欲をアップさせます。炒め料理の場合、エリンギのカットは食感が楽しめる乱切りにしてください。
ナスもエリンギと同じサイズの乱切りにすることで、食感の違いが楽しめるようになります。味噌バター炒めのポイントは、味付けとなる味噌だれを最初に作っておくことです。
一般的な味噌だれは味噌・酒・みりんで作りますが、バターを使った濃厚味噌炒めにするため、みりんの代わりに砂糖を使います。基本はすべて同じ量で準備しますが、甘さを抑えたい場合は砂糖の量を減らしてください。
味噌だれが準備できたら、フライパンで調理します。まず炒め用油をフライパンに入れ、乱切りにしたエリンギ・ナスを炒めます。焼き色がついたら味噌だれとバターを加え、中火で炒めて火を通してください。野菜に火が通ったら皿に盛り付けて完成です。
エリンギとバターの激ウマレシピにチャレンジ!
手頃な値段でいつでも手に入るエリンギは、メインのおかずにもおつまみにもなる万能食材です。そんなエリンギに香りとコクのバターを加えれば、簡単に激ウマレシピが完成するのは当然でしょう。
今回は王道&簡単レシピをご紹介しましたが、アイデア次第でいろいろなレシピにチャレンジができるのでぜひお試しください。
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