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じゃがいもとバターはおいしくて栄養豊富!
じゃがいもとバターは、日本人が大好きな食材の1つです。じゃがいもはアンデス山脈が原産の植物で、日本には1598年頃、オランダ人によって持ち込まれたといわれています。
持ち込まれた当初のじゃがいもは積極的に栽培されるものではありませんでしたが、その後北海道や東北地方で栽培されるようになると、少しずつ国内での栽培が増えていきました。
今でも北海道はじゃがいもの産地として有名ですが、全国にもおいしいじゃがいもの産地はあります。全国でじゃがいもの栽培がおこなわれるようになったのは、飢饉対策として当時の学者がじゃがいも栽培を推奨したことがきっかけでした。
さらに明治時代になると日本に西洋料理ブームが起こり、じゃがいもを使ったさまざまな洋食レシピが知られるようになります。
こうして飢饉対策として食べられることが多かったじゃがいもは一躍脚光を浴びるようになり、じゃがいもを使った洋食レシピは憧れの料理になっていきます。
そんなじゃがいもの洋食レシピが家庭の主婦にも知られるようになると、自宅にある調味料で和食にアレンジしたじゃがいもレシピが登場しました。その1つがじゃがいもと肉で作る和食の定番・肉じゃがです。
このように時代の変化によって一般庶民にも親しまれるようになったじゃがいもは、今では家庭料理に欠かせない食材になっています。じゃがいもと同じような歴史をたどってきた人気食材には、洋食の定番・バターもあります。
バターは牛乳を原料とする食材で、紀元前5世紀頃にはバターを使ったレシピが存在しています。歴史の古いバターですが、日本にバターが持ち込まれたのは江戸時代になってからです。
記録によると8代将軍・徳川吉宗公がバターの試作を命じたのが始まりといわれ、その後ごくわずかではあるもののバター作りが日本でも行われていました。ただし当時のバターは「白牛酪」とよばれ、現在のバターの食べ方とも違っていました。
江戸時代のバターは非常に高価な食材だったので、バターを削ったものを直接口に入れて食べたり、バターをお湯に溶かして飲んだりするのが一般的でした。
そんなバターの生産が日本で本格化したのは明治時代のことで、外貨を獲得するために政府がバター作りを推奨したのがきっかけです。
このようにじゃがいもとバターはどちらも外国から移入されてきた食材ですが、現在ではおかずやおやつなど毎日の食事に欠かせない食材になっています。
じゃがいもには女性に嬉しい栄養成分がたくさん
じゃがいもは一般的にはイモ類に区分されますが、植物分類上ではナス科の植物です。「イモ類=炭水化物が多い」というイメージが強いため、「おいしいのはわかっていても体型維持のために避けるようにしている」という意見もよく耳にします。
たしかにじゃがいもに多くの炭水化物が含まれているのは間違いではありません。じゃがいもに含まれる炭水化物は17.3g/100gですから、低カロリーな食材には分類されないでしょう。
ただしじゃがいもは植物分類上だとナス科の植物なので、米を含む穀類の炭水化物とは違いますし、栄養成分も異なります。じゃがいもの栄養成分は非常に豊富で、中でもおすすめなのがビタミン類です。
じゃがいものビタミン類は9種類あり、その中にはβカロテンや葉酸も含みます。さらに健康な体作りに欠かせないミネラル類も豊富です。特に女性が不足しがちな鉄分・カルシウム・マグネシウムが、じゃがいもには多く含まれます。
意外かもしれませんが、じゃがいもの栄養成分には食物繊維もあります。食物繊維には水溶性と不溶性がありますが、じゃがいもはどちらもバランスよく含んでいるのが特徴です。
このようにじゃがいもに含まれる栄養成分は、女性が不足しがちな栄養素を豊富に含んでいるので、健康的な美しさを手に入れるためにも積極的に食べたほうが良い食材といえます。
カロリーが高いんじゃないの?
栄養バランスが良いじゃがいもですが、炭水化物が多いのは確かなのでカロリーが気になる人も多いでしょう。ところが「じゃがいも=カロリーが高い食材」というのも、正確な情報ではありません。
じゃがいもと同じく炭水化物を多く含む米とカロリーを比較してみると、その違いは一目瞭然です。米のカロリーは356kcal/100gですが、じゃがいもは76kcal/100gしかありません。
つまり同じ量を食べたとしても、米を食べるよりもじゃがいもを食べたほうがはるかにカロリーが抑えられるのです。
電子レンジで時短!王道のじゃがいもバター
じゃがいも&バターのレシピにはさまざまなものがありますが、シンプルにじゃがいもとバターの最強コンビを楽しむなら「じゃがいもバター」がおすすめです。
バターは牛乳から作られる乳製品ですから、乳脂肪が主な栄養成分ですが、非常に豊富なビタミン類を含んでいます。そんなバターには発酵有塩バター、発酵無塩バター、無発酵有塩バター、無発酵無塩バターの4種類があります。
スーパーなどで販売されているバターの多くは無発酵有塩バターです。塩がバターに含まれているので、おかずレシピにバターを加えたいときに重宝します。もちろんじゃがいもバターに使うバターも、塩を含んでいる有塩バターがおすすめです。
アツアツのじゃがいもさえできればあとは有塩バターをのせるだけで簡単にじゃがいものバターが作れますが、問題はじゃがいもの調理です。
じゃがいもは火が通りにくい食材なので、ジャガイモのバターにするにしてもまずは茹でたじゃがいもを準備しなければならず、手間がかかります。そんな時には電子レンジを使った時短調理がおすすめです。
電子レンジは火の通りにくい野菜を短時間で加熱できるので、時短レシピに欠かせません。丸ごと1個使ったじゃがいもバターも、電子レンジを使えばたった3分で加熱できるのでおすすめです。
電子レンジで加熱する際にじゃがいもをラップで包むのが、時短レシピ最大のポイントとなります。ラップして電子レンジで加熱するのは、蒸し料理と同じ状態です。そのため火の通りにくい食材の時短調理には、電子レンジが欠かせません。
「3分が待てない」という場合は、じゃがいもを半分にカットしてから電子レンジ加熱する時短調理法もあります。この時短調理法でもラップは必須ですが、電子レンジでの加熱時間は1分30秒なのでかなりの時短です。
加熱が終わったら、熱いうちに有塩バターをのせてください。たったこれだけでおかずにもおつまみにもなる王道・じゃがいもバターの出来上がりです。
お弁当にもおすすめ!じゃがいもとバターの簡単おかず
栄養満点のじゃがいもとバターは、おかずレシピにもおすすめです。子供から大人まで大好きなコンソメ味ならバターとの相性もピッタリですし、冷めてもおいしいのでお弁当のおかずにすることもできます。
作り置きとして作るなら、じゃがいもとバターだけのシンプルなコンソメ炒めがおすすめです。小さめの乱切りにしたじゃがいもを耐熱皿に入れ、ラップをかけて電子レンジで2分加熱します。
フライパンにバターを入れ中火で温めたら、加熱したじゃがいもを加え、焼き色を付けてください。あとはコンソメと塩・コショウ少々で味付けすれば出来上がりです。なお乾燥パセリを全体に絡めると、お弁当にいれたときに彩りが良くなります。
さらにじゃがいもと同量のウインナーを加えるのレシピもおすすめです。ウインナーが入るだけで見た目も豪華ですし、ボリュームもアップするので夕食のおかずにもなります。
子どもも喜ぶ!じゃがいもとバターの絶品おやつ
じゃがいもとバターがあれば、子供のおやつやおつまみにおすすめのじゃがいも餅も簡単に作れます。じゃがいも餅はマッシュポテトを成形して焼き色を付けたものなので、マッシュポテトさえ作れば後は簡単です。
茹でたじゃがいも(皮むき済みのもの)に牛乳を加え、全体を軽く混ぜます。塩少々で味付けしたら、片栗粉を加えて形がまとまるまで混ぜ合わせてください。
あとは一口サイズの丸餅のように形を整え、バターをとかして温めておいたフライパンで焼き色をつければ出来上がりです。そのままでもおいしいですが、海苔を巻けば磯部餅風にすることもできます。
じゃがいもとバターのおすすめレシピを作ってみよう!
カロリーが気になるじゃがいもとバターですが、じゃがいもは米の半分以下のカロリーですし栄養も豊富なので、積極的にとるのがおすすめです。
バターも栄養豊富な食材ですし、バター特有の香りは食欲を高めてくれます。そんなバターを加えたじゃがいもレシピは、おかずにもおすすめです。
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