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食パンはフライパンで焼ける!
日本には明治の初めにイギリスの白いパンが伝わりました。パンは外国人が食べるもので、日本人が口にすることはほとんどなかったのですが、1940年代に8枚切りの食パンが売り出されるようになり、次第に日本人好みの食パンが開発されるようになりました。
日本の食パンは外国のパンと材料が違います。外国のパンは小麦粉と水、塩、イーストで作られるものが多いのですが、日本の食パンは小麦粉、水、イーストの他に、砂糖、油脂(脱脂粉乳、バター、ショートニング)などが加えられていて、ふんわりとした優しい味がします。
食パンをトーストして朝食に食べたり、耳を切り落としてサンドイッチにしたり、ちょっとお腹が空いた時に簡単に腹ごしらえができる軽食にしたりと、食パンはとても便利です。
外国のパンがお好きな方もたくさんいらっしゃるでしょうが、日本の食パンは日本独特の口当たりの優しい味が特徴です。一斤1000円以上もする高級食パンが次々と登場して、おいしい食パンは今大ブームです。
食パンはトースターで焼くのが常識でしたが、実は日本の食パンはフライパンで焼いてもとてもおいしいのです。今日はフライパンで焼くおいしい食パンについてお話ししましょう。
基本のおいしい焼き方
食パンをフライパンで焼く方法は幾つかあります。どれも大変簡単な方法です。まずは、食パンには何もつけないで、強火で1分温めたフライパンに食パンを乗せて1分間中火で焼き、裏返して30秒焼くと美味しそうな焦げ目がつきます。
火の加減やフライパンによって、食パンの焼き具合が変わりますので、自分の好みの色になるまで焼いてください。フライパンで焼きあがった食パンにマーガリンやバターを塗って食べましょう。朝食や軽食にフライパンを使って焼いた食パンはぴったりです。
もう一つの方法は、まず生の食パンにマーガリンや室温に溶かしたバターを塗ります。温めたフライパンに食パンを入れ、好みの焦げ目がつくまで焼いたら裏返します。もう片面もフライパンで焼き上げれば出来上がりです。
食パンにマーガリンやバターを塗りづらいと思う方は、最初に温めたフライパンにバターを溶かします。フライパンに食パンを乗せたら蓋をして約2分間焼き上げ、蓋を外してもう片面を2分間焼くという方法もあります。
バターの代わりにオリーブオイルを食パンにまわしかけたものをフライパンで焼くという方法もあります。どの焼き方も食パンがカリッと焼きあがってとてもおいしいです。
カリッと香ばしくて歯触りのよい食パンは、ちょっとお腹が空いた時などに軽食として食べるのにちょうどいいです。
周りはこんがり中はふっくら焼き上がる
フライパンで焼いた食パンは、トースターで焼くよりも外側がカリカリしていて、内側はしっとりしています。トースターが壊れてしまったり、トースターを持っていない方にとっては、フライパンで食パンが美味しく焼けるというのは朗報です。
食パンのフライパンでできる人気レシピ
フライパンで食パンが美味しく焼けると、食パンにいろいろな具を取り合わせて、簡単に美味しいホットサンドが作れます。トーストにジャムや蜂蜜を塗ったものも美味しいですが、気分を変えてフライパンで焼いたこんなトーストを食べてみてはいかがでしょうか?
ワンパントースト
ワンパントーストは韓国のフライパンで作る食パンのホットサンドです。使うものは食パンと卵にチーズとハムです。おいしい具材を食パンに挟んで、溶き卵で包んでいただきます。朝食や軽食にぴったりのメニューです。
ワンパントーストは食パン1枚でも2枚でもフライパンの大きさに合わせた作り方を選んでください。食パン2枚が並んで入らないフライパンだったら、食パンを半分に切ってください。
まずは卵に塩コショウを入れて溶き卵を作ります。フライパンにバターを溶かして溶き卵を流し入れたら、食パン2枚、または半分に切った食パン2枚を並べて入れて卵を食パンにつけたら、食パンだけをすぐにひっくり返します。
この時食パン同士をなるべくぴったりくっつけて並べてください。しばらく焼いて卵のふちが固まってきたら、食パンと卵全てをひっくり返します。
食パンの一枚にはチーズを、もう一枚にはハムを乗せてください。(食パンを半分に切っているのならば、チーズとハムをそれぞれ半分の大きさに切ってください)そして食パンより大きな卵を、食パンの大きさに折り込んでください。
2枚の食パンをパタンと合わせてサンドイッチにします。食パン2枚を使っているのでしたら、フライパンから出して半分に切ってください。食パンを半分に切ったものでしたら、そのままお皿に盛り付けて完成です。
好みで食パンにチーズとハムをのせる時にケチャップやマヨネーズを入れたり、韓国特有の人気がある方法でジャムを入れるのもおすすめです。フライパンで作った熱々のワンパントーストは、簡単に作れてとてもおいしい軽食にも大人気のメニューです。
食パンラスク
食パンラスクはフライパンで作れるとてもおすすめのおいしいメニューです。ついつい食べ過ぎてしまうので注意が必要です。
食パンを6等分に切ります。もっと小さく切ってもいいですがひっくり返すのに大変なので、6等分がおすすめです。
フライパンに弱火でバターを溶かして食パンを並べ、カリカリになるまで焼いたらひっくり返します。両方がいい色に焼きあがったら、グラニュー糖をまわしかけて出来上がりです。
フライパンで作る食パンラスクのグラニュー糖にシナモンを混ぜるのもおすすめです。余った食パンがあればフライパンで簡単にできるラスクは、子供のおやつにもぴったりです。大人にもおいしいお茶受けになる人気のレシピです。
食パンのフライパンで簡単にできる朝食レシピ
朝食はたっぷり栄養のあるものを食べて1日を始めましょう。朝摂取したカロリーは1日の活動で消費されるので、朝食にボリュームを置くのは理想的な食事の取り方です。食パンとフライパンを使って、簡単にできるけれどもゴージャスな朝食を作ってみましょう。
モンティクリスト
カナダで最初に作られたと言われる「モンティクリスト」は日本の食パンで作るのにぴったりのレシピです。モンティクリストは、フランスのオペラ座の近くで作られ始めたと言われている、クロックムッシュを改良して作られたそうです。
フランスのクロックムッシュは、パンにハム、チーズを挟んでフライパンでバターを使って焼いたものにペシャメールソースをかけたものです。食べるときに音がするので淑女が食べるものではないと言われていたそうです。
モンティクリストは、クロックムッシュと同じようにパンとチーズを挟みますが、卵液にサンドイッチを浸してフライパンで焼いたものです。メイプルシロップをかけて食べます。このモンティクリストを自宅のキッチンで食パンとフライパンを使って作ってみましょう。
モンティクリストのレシピもとても簡単です。食パンにハムとチーズを挟んで、塩とブラックペッパーを振ってサンドイッチを作ります。このサンドイッチを、卵ひとつ、牛乳50cc、砂糖小さじ1を混ぜた卵液に浸して、フライパンにバターを溶かして、両面をこんがりと焼き上げます。
半分に切ってお皿に盛り付け、メープルシロップ、または蜂蜜をお好みでかけて出来上がりです。フライパンで卵液をつけて作る韓国のワンパントースとは、メープルシロップをつける代わりに、中にジャムを入れますが、モンティクリストからアイデアを得たのでしょう。
食パンのフライパンでできる軽食におすすめのレシピ
フライパンで作る軽食にぴったりなホットサンドをご紹介しましょう。このフライパンで作るホットサンドも、チーズと卵の旨みがたまらない、簡単に作れるオススメレシピです。
卵とチーズのホットサンド
フライパンで作れる「卵とチーズのホットサンド」のレシピです。スライスチーズ1枚を1/4に切っておきます。食パン一枚の真ん中に切り込みを入れて、間にスライスチーズを挟み込みます。チーズを挟んだ食パンを皿に乗せ、ラップをかけずに500Wのレンジで20秒温めます。
レンジで温めたパンを、フライパンに油もバターも敷かずにそのまま乗せて、中火で焦げ目がつくまで両面焼きます。
食パンをフライパンから取り出して、今度はオリーブオイルを敷いて卵をひとつフライパンに乗せたら、すぐにスライスチーズを一枚その上に乗せ、その上に焦げ目をつけた食パンを乗せます。
パンを軽く押して卵を潰します。焼き色がついたら出来上がりです。フライパンから取り出して、皿に卵の面を上にして乗せ、ケチャップとマヨネーズをかけて出来上がりです。食パンを切ると卵の黄身が中まで染みていて、焦げたチーズがカリッとしていて大変美味しいです。
食パンをフライパンで調理してみよう!
食パンはトースターで焼く以外に、実はフライパンで焼くともっとおいしくなります。そしてフライパンを使うと、フレンチトーストのように卵液をつけて焼くことができますし、焦げたチーズが香ばしく、フライパンで一度食パンを調理するとクセになってしまうことでしょう。