バジルの魅力を総まとめ!自宅での育て方やおすすめ商品を徹底調査

バジルの魅力を総まとめ!自宅での育て方やおすすめ商品を徹底調査

イタリア料理でお馴染みの「バジル」は、甘く爽やかな香味が魅力のハーブです。苦みが少なく生で食べられるバジルは、トマトやチーズ、オリーブオイルと相性が良いハーブで知られています。バジルの効能や栽培方法、おいしいレシピなど、知りたい魅力を総まとめします。

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記事の目次

  1. 1.イタリア料理に欠かせないハーブ「バジル」
  2. 2.バジルはどんなハーブ?どんな栄養があるの?
  3. 3.バジルの効果や効能は?
  4. 4.意外と簡単!おいしいバジルの育て方!
  5. 5.簡単!おすすめ!バジルのおいしい活用レシピ!
  6. 6.バジルを使った人気のレシピを紹介!
  7. 7.バジルを上手においしく活用しよう!

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イタリア料理に欠かせないハーブ「バジル」

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トマトと相性が良い「バジル」は、イタリア料理に多く使われるハーブの一種です。バジルの清涼感とほろ苦さのある香味は、トマトの酸味と甘みを引き立ててくれます。インドが原産といわれるバジルは、古くはアレキサンダー大王がヨーロッパへ伝えたといわれています。

日本へ伝わったのは江戸時代で、バジルの種が漢方薬として使われていました。現在バジルの種はダイエットサポート食品として使われています。葉をハーブとして使うバジルは、生で食べても苦みが少なくおすすめでしょう。

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バジルの葉の鮮やかな緑色は、サラダやトッピングとして人気です。150品種以上あるといわれるバジルで最もポピュラーな種は、甘くフレッシュな香味のスイートバジルで、様々な料理を風味づけてくれます。

古くから歴史に登場する香りを楽しむハーブ、バジルの持つ効能や育て方、おすすめレシピなど、魅力を総まとめしましょう。

バジルの育て方やおいしい情報を紹介!

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甘くフレッシュな芳香のバジルは、日本でも馴染み深いハーブです。バジルはベランダや室内でも育てられるため、家庭菜園でも人気を集めています。苦みが少なく生で食べられるバジルの栽培は、摘みたての香りも楽しめるでしょう。

香りを楽しむバジルですが、栄養価が豊富なハーブとしても知られています。バジルに含まれる栄養や効能、家庭で上手に育てる方法や、おいしいレシピをご紹介します。

バジルはどんなハーブ?どんな栄養があるの?

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アレクサンダー大王がヨーロッパへもたらしたといわれるバジルは、150種以上の品種があるハーブです。甘い清涼感とほろ苦い香味のバジルは、トマトと相性が良いためイタリア料理に多く用いられています。

インドの古い歴史では、バジルは神に捧げる神聖なハーブとして使われていました。また死者に供えると無事に黄泉の国にたどり着けると信じられていたようです。ギリシャでもバジルを墓に植えたといわれています。

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古くから歴史上に登場するバジルは、日本では江戸時代に目薬として伝わったため、「メボウキ」との和名がつけられました。苦みが少ないため生で食べられるバジルは、乾燥させても使うことができます。

ベータカロテンやビタミンEを豊富に含み、カルシウムなどミネラル分も豊かです。ベータカロテンやビタミンEはアンチエイジングのビタミンといわれており、髪の毛や爪、皮膚の再生などに役立ちます。

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また単体では体内に吸収しにくいカルシウムも、バジルに含有されるビタミンKが体内へ取り込むのをサポートしてくれるでしょう。葉の香味を楽しむバジルは、種はダイエットサポート食品として使われています。

バジルシードと呼ばれるバジルの種は、グルコマンナンが豊富で水を含むとゲル状に膨らみます。ゲル状に膨張するバジルシードを利用したダイエット食品は、低カロリーで満腹感が得られるといわれています。

バジルの効果や効能は?

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フレッシュで甘い芳香のバジルは、香りのリラックス効果が知られています。バジルの香りはオイゲノールやリナロールが主成分です。甘く清涼感のある香りは、ストレスの緩和や気分の落ち込み、不安定な気分を整えてくれるといわれています。

またフレッシュな香味は神経の高ぶりを抑え、気持ちを穏やかにしてくれるでしょう。バジルの葉の深い緑色も、視覚効果により脳の疲れを癒すといわれています。香りで精神的な癒し効果が期待されるバジルは、食べることでも様々な効能を得られます。

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バジルの豊富なベータカロテンは、体内の活性酸素を除去するため、老化防止やアンチエイジングに役立つといわれています。またバジルは爽やかな香味で食欲増進と共に、胃腸の働きもサポートしてくれます。

胃もたれや消化不良、整腸作用など、バジルは食べすぎに対しても効果的でしょう。さらにバジルの爽やかさの香り成分であるシネオールやオイゲノールは、抗菌や殺菌作用があることで知られています。スッキリ清涼感のあるバジルは、喉の疾患などに使われていたようです。

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その他、イライラ予防に役立つ豊富なカルシウムや、免疫力をアップするなど、バジルには風味付け以外にも嬉しい効能が備わっています。バジルを美味しく日常に取り入れて、様々な効能を感じてみてください。

意外と簡単!おいしいバジルの育て方!

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料理においしい風味を付けてくれるバジルは、家庭栽培も可能です。ベランダなど日当たりと風通しが良い場所を選べば、プランターや鉢植えでも育てられます。摘みたてのフレッシュな香りを楽しめる、バジルの家庭での育て方をご紹介しましょう。

バジルは室内や鉢植えでもOK!

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バジルの育て方の基本は、育てる場所に日当たりと風通しが良い場所を選ぶことです。熱帯アジア原産のバジルは暑さを好む植物なので、葉の育成に太陽の日差しが関わります。

バジルの育て方は種と苗からの2通りがありますが、慣れていない人や初心者は後者を選ぶのがおすすめです。ベランダならプランターで、室内は場所を取らない鉢植えにバジルの種や苗を植えましょう。

日当たりが良い場所を選ぶのが育て方の基本ですが、バジルは直射日光にさらされると葉焼けを起こします。またバジルは寒さに弱く、霜などには注意が必要です。

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そのためバジルを育てる時は日向を選び、強い日差しが当たる時間帯だけプランターや鉢植えを移動させると良いでしょう。なお植物の育て方の基本である水やりは、バジルが乾燥しないようしっかり行います。

土の表面が乾いたら全体が潤うまで水をあげるのがバジルの育て方の基本です。ただし土が湿った状態が続くとバジルの根が腐るため、水の与えすぎには注意しましょう。

バジルの収穫時期はいつ?

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葉をハーブとして楽しむバジルは、摘芯を行いながら7~10月に収穫できます。摘芯とは植物の育て方の手法の一つです。バジルが20cm程まで育ったら、下の葉数枚を残して上側を摘み取りましょう。摘み取った場所から新しいバジルが目を出します。

摘芯はバジルを増やす育て方なので覚えておきましょう。なお摘芯の際につぼみを見つけたら、バジルの葉に栄養が届かなくなるため摘み取っておくのがおすすめです。

摘芯をしながら増やしたバジルを10月まで摘み取って楽しむことができます。バジルは外側から中心に向かって摘み取るのがおすすめです。

収穫したバジルの保存方法

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収穫したバジルは鮮度が落ちると黒ずむため、冷蔵や冷凍保存がおすすめです。バジルを常温保存したい場合は、茎を残して摘み取りましょう。バジルの茎を水に浸せば常温で約1週間保存できます。香りも色合いも長持ちするバジルの保存方法が、冷蔵保存です。

冷蔵庫でバジルを保存するには、最初に流水で洗って水滴をしっかり拭き取ります。その後バジルを濡れたキッチンペーパーに包んで、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。冷蔵庫でバジルの風味を保てるのは約2週間です。

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バジルは冷蔵すれば4週間ほど保存できますが、やや風味が落ちます。冷凍の場合は、流水で洗い水気を拭き取ったバジルを、ジップロックなど密閉できる袋に入れてから保存しましょう。料理に使う場合は、バジルの黒ずみ防止のため冷凍のまま使うのがおすすめです。

簡単!おすすめ!バジルのおいしい活用レシピ!

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バジルを摘み取ったら最初に作りたい、簡単でおいしいレシピを2つご紹介します。ナッツとバジルをすりつぶした濃厚なバジルソースと、オリーブオイルに浸しておくだけの香味オイルの2種類のレシピです。

簡単なレシピで作れる香り高いバジルソースとオイルは、料理に豊かな香りを付けてくれるでしょう。

万能!バジルソース

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オリーブオイルとナッツ、粉チーズで作る「バジルソース」は、パスタと和えてジェノベーゼやディップ、ピザなどに使える万能ソースです。ミキサーやフードプロセッサーで簡単においしいバジルソースを作りましょう。

材料はバジル50g、松の実10g、ローストくるみ10g、にんにく1かけ、オリーブオイル100ml、塩少々です。バジルはサッと水洗いし、にんにくを粗みじん切りします。

松の実とローストくるみ、にんにくをフードプロセッサーで攪拌したら、バジルを加えてペースト状にしましょう。オリーブオイルを少しずつ入れて濃度を調節します。塩で味を整えれば香り豊かなバジルソースの完成です。バジルソースは2~3日なら冷蔵庫で保存できます。

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茹でたパスタとバジルソースを和えれば、簡単でおいしいジェノベーゼの完成です。トーストとも相性の良いバジルソースは、サンドイッチに風味を加えるソースとしてもおすすめでしょう。

野菜スティックをディップしたり、ポテトサラダの味付けに使うなど、バジルソースは料理に香りのアクセントを付けてくれます。

便利!バジルのオイル漬け

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基本のレシピがオリーブオイルとフレッシュバジルの「バジルのオイル漬け」は、シンプルな香り調味料です。バジルをエキストラバージンオリーブオイルに浸しておくだけのレシピで、風味抜群のオイルを作れます。

ベースがオリーブオイルのバジルのオイル漬けは、バゲットやパスタ、ピザなど、幅広い料理と相性抜群です。簡単なレシピでバジルが香る万能オイルを作りましょう。材料はバジル20枚程、エキストラバージンオリーブオイル400ml、赤唐辛子1本、にんにく1かけです。

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先に密閉できる保存容器を煮沸消毒しておきましょう。バジルは流水で洗い、キッチンペーパーの上で水滴をしっかり乾かします。保存容器にバジル、赤唐辛子とにんにくを入れ、上からエキストラバージンオリーブオイルを注いでください。

保存容器を密閉したら、直射日光の当たらない場所で1~2週間ほどオイルに香りを移せば、バジルのオイル漬けの完成です。使う時はバジルと赤唐辛子、にんにくを取り出してオイルだけを使います。風味が良いバジルのオイルの保存は、冷蔵庫で約2週間です。

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バジルのオイルは炒め物やパスタ、ドレッシング、下味など、幅広い料理に使えます。バジルのオイルを塗ったパンに岩塩を振り、軽く焼いて食べてもおいしいでしょう。にんにくを一緒に漬けたバジルのオイルで茹でたパスタを和えると、簡単にペペロンチーノを作れます。

シンプルなレシピで作れるバジルのオイル漬けは、普段の料理においしい風味付けをしてくれるでしょう。オイルから取り出したバジルは、すぐに冷凍すれば保存も可能です。料理の幅を広げてくれる絶品オイルを試してみてください。

バジルを使った人気のレシピを紹介!

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ほろ苦く清涼感あるバジルの芳香は、トマトやチーズと相性抜群です。また生で食べても苦みが少ないバジルは、サラダへ香りのアクセントを加えられます。バジルを使ったおすすめレシピをご紹介しましょう。

もちもち食感がおいしい「トマトとバジルのチーズポンデケージョ」と、フレッシュバジルの香り漂う「バジルのポテトサラダ」です。

ポンデケージョの材料は、白玉粉150g、牛乳150ml、卵黄1つ分、粉チーズ50g、バジル小さじ2、トマトケチャップ大さじ2、サラダ油大さじ1です。ボウルに白玉粉とバジル、粉チーズを入れ、ざっくり合わせましょう。

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卵黄と牛乳、サラダ油を加えて耳たぶ程の硬さになるまで良くこねます。生地を16等分にしてトマトケチャップを塗ってピンポン玉程度に丸めましょう。180度に余熱したオーブンで軽く焦げ目が付くまで15~20分程焼けば、バジル香るポンデケージョの完成です。

バジルのポテトサラダの材料は、じゃがいも3個、ゆで卵2個、トマト1個、アボカド1個、バジル6枚、マヨネーズ、粉チーズ、塩コショウ、お酢、オリーブオイルです。

じゃがいもは半分にカットしてラップに包み、電子レンジで柔らかくなるまで加熱し、ひと口大にカットしましょう。アボカドは皮と種を取り除き、ダイス状にカットします。ゆで卵とトマトは食べやすいサイズに、バジルは半分にカットしてください。

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ボウルにじゃがいもと茹で卵、トマト、アボカドを入れ、マヨネーズと塩コショウ、お酢で味付けします。バジルを加え、全体をざっくり和えたら器に盛ります。サラダの上からオリーブオイルを少量回しかけたら、バジルのポテトサラダの完成です。

ボウル一つで手軽に作れるバジルが香るポンデケージョは、おいしい朝食やおやつとしておすすめでしょう。ポテトサラダの味付けのマヨネーズと塩コショウは、バジルとのバランスを考えて加えてください。またお酢を入れると、バジルのポテトサラダの味が引き締まります。

爽やかな風味でトマトやチーズ、オリーブオイル、素材の味を引き立てるバジルを、家庭料理の中に活かしてください。

バジルを上手においしく活用しよう!

Photo bytookapic

香りのハーブであるバジルは、清涼感ある芳香が濃厚な料理の味を引き締めてくれます。家庭で栽培したバジルは、摘みたての新鮮な味わいが魅力です。メニューにおいしい香味を付けるバジルで、料理のレパートリーを広げましょう。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。

noko dtk
ライター

noko dtk

食べることが大好きでグルメ系の記事を書いています。レストランや居酒屋などの飲食系やスイーツ、自宅で楽しむグルメも。

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