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おいしい鯛めしを土鍋で!
鯛めしは、縁起が良い魚とされている鯛を豪快に炊き込んだ、お祝いの席にぴったりのメニューです。鯛めしは見た目の華やかさはもちろん、だしの奥深い香りと鯛の旨みで、特別な日の食卓を盛り上げてくれることは言うまでもありません。
鯛めしを炊飯器で作る家庭も多いことでしょう。炊飯器での作り方は手軽ですが、少し手間をかけて土鍋での鯛めしの作り方に挑戦してみませんか?土鍋は具材の旨みを引き出すことに長けています。土鍋で作るとご飯はツヤツヤもっちり、鯛の身はふっくらのおいしい鯛めしができるのです!
【土鍋で作る鯛めし】材料
土鍋を使ったおいしい鯛めしの作り方の前に、まずは鯛めしの材料のご紹介です。鯛めしを作るためには、これがないと始まらない鯛と米、水、だし、調味料を用意します。それでは順番に、鯛めしの材料の詳しい分量をご紹介していきましょう。土鍋で4人分の鯛めしが作れる分量です。
鯛の切り身
1尾丸々の鯛を使った鯛めしは豪華なものです。しかし、スーパーで必ず購入できるとは限りません。鯛は切り身でも充分においしい鯛めしが作れます。切り身だと下処理も楽ちんでおすすめです!鯛めしに使う鯛の切り身は4切れ、できれば旨みが出やすい骨付きの切り身を用意しましょう。
米
鯛はもちろん必須ですが、米がないことには鯛めしとは呼べません。鯛めしに必要な米の分量は1人分で1合です。ご紹介する鯛めしの作り方は4人分なので、4合用意しましょう。土鍋で炊いた米はゆっくりと伝わる熱によって、ふっくらと炊き上がります。おこげも土鍋ならではです!
水
水は1200cc用意します。水は、鯛めしを炊くだしを取る際に必要です。分量通りに用意するとだしが多めに取れますが、余っただしは鯛めし以外の料理に使えます。土鍋で作った鯛めしを振る舞う際に、おいしいだしを使った他のメニューを用意するとゲストに喜ばれることでしょう!
だし
土鍋で作る鯛めしのだしには、昆布とかつお節を使います。昆布を10g、かつお節を20g用意しましょう。昆布のみ、もしくは水だけでも土鍋の力でおいしい鯛めしが仕上がります。とはいえ、昆布とかつお節の合わせだしを使った鯛めしは、奥深さが格別であるためおすすめです!
各種調味料
土鍋でも炊飯器でも鯛めしの調味料には、薄口醤油・みりん・酒をそれぞれ大さじ2、塩を小さじ1/2用意しましょう。鯛の切り身の下ごしらえ用として、別に塩を用意しておきます。下ごしらえ用の塩の分量は、用意した鯛の重量の1%ほどを目安にすると覚えておくと簡単です。
以上が、鯛めしを土鍋で作る際の基本的な材料になります。トッピング用として、お好みで三つ葉や木の芽など緑のものや、生姜を適量用意すると彩りがきれいになりおすすめです!
【土鍋で作る鯛めし】簡単な作り方
和食店や焼肉店などの飲食店の中には、土鍋で炊いたご飯を提供するお店もあります。土鍋で炊かれたおいしいご飯に、感動を覚えた経験がある人は少なくないことでしょう。鯛めしも同じことです。土鍋での鯛めしの作り方は難しそうな印象ですが、ポイントを押さえれば簡単に作れます。
米は洗って水気をきっておく
土鍋でおいしい鯛めしを楽しむための、簡単な作り方をご紹介していきましょう。土鍋を使う際にも、普段通りに米を洗います。洗った米に30分以上の時間をかけて吸水させたら、ザルに上げて水気をよく切りましょう。そのまま15分程度置いておき、しっかりと水分を切っておきます。
土鍋の鯛めしのトッピングに三つ葉や木の芽、生姜などを使う場合には、ここで下準備しておきます。三つ葉や木の芽は軽く洗って汚れを落とし、水気を拭き取っておくことがポイントです。
生姜も表面の汚れを落とすために、軽く洗います。皮を剥いて、細かく千切りにしましょう。土鍋にトッピングする前に乾いてしまわないように、水にさらしておきます。
だしをとっている間に鯛の切り身を塩焼きする
鯛めしを土鍋で炊いていくためのだしを取ります。昆布とかつお節、水を土鍋とは別のだしを取る用の小さな鍋を用意しましょう。まずは昆布の下準備です。購入してきた昆布の表面には、汚れが付いていることがあります。布巾を濡らして硬く絞ったもので、さっと拭き取っておきましょう。
昆布の汚れを拭き取ったら、鍋に水と共に入れます。そのまま30分ほど置いておきましょう。その時間を活用して、鯛めしの主役である鯛の切り身の下ごしらえをします。鱗を取り除いて両面に軽く塩を振ったら、冷蔵庫で寝かせること約10分です。鯛から出た水分は拭き取っておきます。
土鍋の蓋を開けた時に、鯛めしからふわりと立ち上る香ばしさはたまりません!食欲をそそる香りを出すために、鯛の切り身を塩焼きにします。グリルを弱火で3分ほど余熱したら、鯛の切り身を皮目を上にして並べましょう。中火にして7分ほど表面を焼くと、香ばしさが出ます。
昆布が入った鍋を弱火にかけます。沸騰する直前に昆布を取り出したら火を止めて、今度はかつお節を投入です。火にはかけずに10分ほど置いておきます。
かつお節の旨みが存分に溶け出したところを濾せば、昆布とかつお節の合わせだしの完成です。鯛めしに使う800ccを取っておきましょう。
土鍋に米・鯛・だし・調味料を入れ火にかける
土鍋でできる鯛めしの簡単な作り方、いよいよ最後の工程です。洗って吸水させた米、昆布とかつお節で丁寧に取っただしを土鍋に入れます。薄口醤油、みりん、酒、塩などの調味料を加えたらさっとかき混ぜて、土鍋で鯛めしを炊いていく準備のスタンバイが完了です。
塩焼きした鯛の切り身は、最初から投入しません。土鍋でご飯を炊いていく過程で加えます。三つ葉や木の芽、生姜は鯛めしが炊き上がってからのトッピングです。
土鍋を使って失敗せずにおいしい鯛めしが炊き上げられるかどうかは、火加減にかかっていると言えます。火加減の難しさが、土鍋での調理に二の足を踏んでしまう大きな壁ではないでしょうか?土鍋を上手に使うコツは時間です。時間さえ守ればおいしい鯛めしが土鍋で簡単に作れます!
強火→中火→弱火→蒸らす
土鍋で鯛めしをおいしく炊き上げるコツは、まずは強火、次に中火、弱火最後は火を止めて蒸らすという手順です。強火、中火、弱火、蒸らすの工程を頭に叩き込んでおきましょう。
米とだし、調味料を入れた土鍋を最初は強火にかけます。沸騰するまで手を加えません。沸騰したら火加減を中火にします。中火のまま6分ほど炊きましょう。土鍋の中の鯛めしがややフツフツとする状態を保つ感じです。土鍋から吹きこぼれそうな場合は、蓋を少しずらすと良いでしょう。
約6分経った頃が、鯛の切り身を入れるタイミングです。土鍋の蓋を開けて、鯛の切り身を乗せます。蓋をしたら弱火に変えて、10分ほど炊きましょう。おおよそ10分経ったら火を止めて、鯛めしを蒸らします。蒸気でおいしい鯛めしに仕上げるため、蓋を開けず根気強く待ちましょう!
土鍋で作る鯛めしはおこげが醍醐味!という人も多いのではないでしょうか?おこげを作りたい場合は、弱火で炊いている段階の最後で30秒から1分間ほど強火にかけます。鯛めしが炊き上がったら、三つ葉や木の芽、水をよく切った生姜の千切りをトッピングして出来上がりです!
【土鍋で作る鯛めし】失敗しないコツ
土鍋を使って作る鯛めしを失敗させない最大のコツは、先にご紹介した通り炊き上げる際の火加減にあります。しかしながら、コツはそれだけではありません。下準備の際にも、土鍋での鯛めしを上手に仕上げるためのポイントがあります。
1つ目の失敗しないコツは、鯛の切り身は塩焼きする前に必ず塩を振っておくことです。鯛は魚介特有の臭みが出る場合があります。気になる臭みは事前に塩を振り、鯛から出た水分をキッチンペーパーで拭うことで取ることが可能です。魚が得意ではない子供さんでもおいしく楽しめます。
もう1つの失敗しないコツは、米にしっかりと吸水させることです。土鍋は米をおいしく炊き上げる魔法の調理器具ですが、米自体にしっかりと水分が浸透していないことには実力を発揮できません。暑い時期に鯛めしを作るなら30分以上、寒い時期なら60分以上は米を浸水させます。
芯までたっぷりと水分を含ませた米は、ザルに開けてよく水を切りましょう。細かなポイントではありますが、やるかやらないかで出来上がりの鯛めしの味わいに差が出ます!
おこげも楽しめる!鯛めしは土鍋で作ろう
土鍋で作った鯛めしは、食卓に出す際に器に移し替える必要がありません。見た目のインパクトもあり、おこげも楽しめて一石二鳥です!華やかで鯛のおいしさを余すところなく堪能できる鯛めしを、ぜひ土鍋で作ってみましょう!