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体温計に使われている電池って?種類や交換方法をご紹介
今回は体温計の電池交換について解説をします。体温計は体調がすぐれないときや、体が熱っぽいときなどに活用して体温を計測するための道具です。今やほとんどの家庭で常備されていて、いざという時に利用されている便利なグッズで、デジタル型の体温計が主流となっています。
デジタル体温計のほとんどが、電池を用いて稼働させるタイプとなっています。いざという時に電池切れとならないように、普段から電池交換方法は知っておきたいところです。体温計の電池交換の頻度はあまり多くないので、あらかじめやり方を知っておくと安心です。
その体温計って電池交換できるタイプ?
体温計の電池交換方法を調べる前にまず、普段家庭で使用している体温計が、電池交換可能なタイプかどうかを確認する必要があります。体温計には電池を交換できるタイプと、電池が最初から内蔵されていて取り出しができないタイプの2種類があります。
電池交換ができない体温計を使用している場合は、電池が切れてしまうと交換することはできませんので、体温計自体を買い替える必要があります。体温計の電池交換のやり方を調べる前に、使っている体温計が電池交換できるのかどうかを説明書などを参考にして調べておきましょう。
体温計を購入する時に確認しておこう
これから体温計を購入しようと考えている方は、あらかじめ電池交換ができるタイプなのかどうか、購入前に調べておきましょう。家電量販店やドラッグストアで販売されている体温計を購入するときには、店頭の商品表示をチェックするか、店員の方に確認をすることをおすすめします。
長期間使用していきたい場合は、電池交換ができるタイプの体温計の方がおすすめです。交換方法が簡単で、手軽なやり方で対処できるタイプが手間がかからずおすすめです。体温計を購入する際には、機能の充実ぶりなどとともに電池交換可能かどうかも併せてチェックしましょう。
体温計に使われる電池の種類
体温計に使用されている電池の種類を紹介します。近年は体温計のほとんどがデジタル式で、さらに小型化が進んでいるため、従来の円柱形の乾電池を採用している機種はほとんどありません。小さな形状で使いやすいボタン型やコイン型の乾電池が採用されています。
ボタン型・コイン型の乾電池はその大きさや出力内容が細かく分類されています。使用している体温計で使える乾電池を間違いなく購入するように気を付けましょう。電池はかなり種類が多いので、細かくチェックして間違えないように気を付ける必要があります。
ボタン型電池
体温計によく利用されている電池の1つ目は「ボタン型電池」です。国際規格で大きさが決まっていて、世界的に共通の大きさなので安心して使用することができます。ただ、一言でボタン型電池といっても、出力量などかなり細かい分類がされているので、間違えないようにしましょう。
ボタン型電池は、大きく分けて酸化銀電池とアルカリ型乾電池に分けられます。どちらも互換性があり、規格が同じならどちらでも使用することができます。体温計ごとに推奨されている種類のボタン型乾電池があるので、正しく選択して購入しましょう。
「SR」「LR」と表される
体温計で使われるボタン型電池の2つの種類は、それぞれアルファベットでの略称が用いられます。酸化銀電池は「SR」、アルカリ乾電池は「LR」と表現されます。記号の後に2桁の数字が記載されていますが、その数字が大きさの規格を表現しており世界共通の表記です。
一般的に、SRの方がLRよりも性能が高いです。電圧が常に一定で出力されるので、体温計に利用されるのはSRの方が一般的です。LRの方が費用面で経済的ですので好まれて利用されますが、電池容量が減ってくると電圧も伴って弱くなってきてしまうデメリットがあります。
コイン型電池
体温計によく利用されている電池の2つ目は「コイン型電池」です。ボタン型電池と比べて2倍程度の電圧を持っています。また、自己放電が少ないことで、電池の容量が長持ちし、長期間使用することができるというメリットのある商品で、精密機器に使用されることが多いです。
体温計以外では、バックアップメモリー、電子手帳などに使用されています。小さな形状でありながら大変機能面で優れている電池で、炊飯器のタイマーなどにも使用されています。生活家電製品にも広く利用されている、高性能で使いやすい乾電池として普及しています。
「CR」と表される
コイン型電池には「CR」という略称があります。ボタン型電池と同様、国際規格で標準的な大きさが決められています。世界的に使用することができるので安心です。商品名においては、CRの後ろに数値が4桁表記されていることが多いですが、これが規格を表しています。
4桁の数字のうち、前の2桁が外径を、後ろの2桁が高さを表します。例えば、CR2032の場合は外径が20mm、高さが32mmであることを表しています。体温計だけでなく、規格が異なる電池は使用できないので、事前に間違いなく確認をしておきましょう。
体温計の電池交換に必要な道具は?
続いて、体温計の電池交換に必要な道具について紹介をします。もちろん、体温計の機種によって電池交換に必要となる器具は異なることが多いので、購入した体温計の説明書などをよく見て正しい電池交換の方法を採用しましょう。今回は一般的な方法を紹介します。
精密タイプの小型ドライバー
体温計の電池交換に必要な道具は機種によって違いがありますが、中にはコインなどで電池を挿入しているカバーを開けることができるものもあります。
一般的にはネジを緩めるドライバーが必要になるケースがほとんどです。ドライバーは一般的なものではなく、精密タイプが必要なことも多いです。
体温計の電池を入れている箇所は、小さなネジで固定しているケースがとても多いので、精密作業をするための小さなドライバーが必要になることが多いので、体温計の電池交換をする際には、使用している機種のネジの大きさをよく見て、大きさが合うドライバーを使用しましょう。
簡単な体温計の電池交換のやり方
最後に、体温計の電池交換の簡単なやり方を紹介します。基本的には、体温計の機種によってやり方も異なることがあるので、しっかりと説明書などを参考にしながら作業をする必要があります。しかし、交換のやり方の基本的な部分はほぼどの機種も同じなので、安心して取り掛かれます。
体温計の電池交換作業は基本的に簡単です。道具が揃っいれば、それほど難しいと感じることはありません。しかし誤った作業をしてしまうと、うまく体温計が起動しなくなったり、最悪の場合は機器の故障を起こしてしまいかねないので注意して臨みましょう。
電池カバーのネジをドライバーで外す
体温計の電池交換のやり方は、まずドライバーなどを使って電池カバーを開ける必要があります。電池カバーを固定しているネジの大きさは機種によって異なるので、あらかじめネジの大きさを調べて、正しい大きさのドライバーを用意しておきましょう。
ドライバーの適切なサイズは、説明書などに記載がありますし、購入する際に店頭で質問しても良いです。ホームセンターなどには様々なサイズのドライバーが販売しているのでぴったりのサイズを見つけて用意しましょう。プラスとマイナスの区別も気を付けるべきです。
細くて折れにくい棒で電池を取り出す
体温計の電池カバーを開けることができたら、次は取り付けられている電池を取り出す必要があります。電池の取り出し方は機種によって異なりますが、多くの体温計では、スペースにスッポリと収まっていることが多いので、簡単に取り出すのは難しいことがあります。
簡単には折れない丈夫な細い棒などがあると、簡単に電池を取り出すことができるので便利です。電池と機器の少しのスペースに棒を差し込み、少しずつ電池を取り出していく作業になります。強引にすると機器を痛めてしまうこともあるので慎重に取り掛かりましょう。
+側の面を側を上にして電池をセット
体温計の電池を取り出したら、新しい電池を入れてカバーを閉じて完成となります。新しい電池を入れる向きは、機種によって異なりますが、多くの機種ではプラス面を上にして取り付けするパターンが多いです。電池にプラスの記号が描かれている方がプラス面となります。
体温計の電池交換はメーカーの推奨方法で行おう
以上、体温計の電池交換について紹介しましたがいかがでしたでしょうか。今回紹介した内容は一般的なものになります。体温計のメーカーによって作業は異なることがあるので、説明書などをよく見て推奨されている方法で電池交換をするようにしましょう。