【実食】まるでかつ丼！？ローソンの新感覚スティックおにぎりが美味い

生活スタイルが変わって早一年。コンビニからはニューノーマルに対応した商品が次々に発売されています。

ローソンからは、『非接触型のおにぎり』が新発売！おにぎりに触ることなく、片手でさっと食べられるという、スティックタイプの新感覚おにぎりが登場です。

スティックおにぎりは2種類。ひれかつとチキン南蛮がラインナップされています。今回は、「スティックおにぎり　だし香るひれかつ」（税込み180円）を実食し、レポートしてみました。

コンビニのおにぎりといえば、丸型のチャーハンなど混ぜご飯、真ん中に具材の入った三角、そしてお弁当などに入った俵おむすびが思い浮かびますが、スティック型というのは初めてではないでしょうか。海苔巻き、とも違う、おにぎりの新ジャンルの誕生です。

今コンビニで売られているおにぎりは、真ん中のテープを引っ張り、包んであるフィルムを左右に開くタイプがほとんど。触らずに食べるのは難しいですよね。

食べる前には手を洗ったりアルコール消毒したりと気を遣わなければなりません。しかも、フィルムがうまく開けなくてもどかしかったり、食べ終わると手についたご飯粒がべたべた…ということも。

それに対してこちらは、袋の上部の切り込みを横に引くと、簡単に開けられます。ワンタッチ、時間にしてわずか1秒。中にはスティック型のおにぎりが悠然と鎮座。今までのおにぎりで苦労した時間は何だったの？というくらいスマートに食べられます。

あとはこんな風にして袋ごと持って食べればOK。ワンハンドで食べられるし、お皿を出さなくても袋がお皿代わりになってそのままテーブルに置けちゃうので、テレワークやスマホを見ながらでも食べられるのは嬉しいです。

さっそくかぶりついてみると、これはかつ丼の味。衣にだしがたっぷり染みこんだひれかつは、ビックリするほどやわらかく、たまねぎの甘さがじんわりとお口の中に広がります。スティックおにぎりならぬ、スティックかつ丼。

そして、何よりご飯がおいしい…。だしで炊いたというご飯は、薄味ですがしっかりだしが香り、一口また一口とどんどん食べ進めてしまいます。

ひれかつも大きく、それを包み込んでいるご飯の量も多いので、1個でかなり満足感のある一品。おにぎりを食べたというより、かつ丼を一杯食べたという気分になれるスティックおにぎりでした。

レジでは聞かれませんでしたが、温めるとおいしさが倍増します。開封したパッケージは自立して深皿のような役目もできるので、そのまま追い出汁をかけてお茶漬けのようにして食べても◎。

ローソンの「スティックおにぎり だし香るひれかつ」は、だしのしみ込んだボリューミィなひれかつと、だし香るご飯でかつ丼のようなおにぎり。手軽に食べられるのはもちろん、アレンジ次第でもっとおいしくなる可能性を秘めた一品でした。