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アロスティチーニはラム肉の串焼き
「アロスティチーニ」といわれても、一体何のことかわからないという人もいるでしょう。サイゼリヤで2019年12月からメニューに登場したイタリア風ラムの串焼きです。まだ、アロスティチーニを食べたことがないという人のために詳細と相性が良いおすすめのワインをご紹介します。
イタリア中部のアブルッツォ州名物
アロスティチーニはイタリアの中部アブルッツォ州の名物で、マトンを串焼きにしたものです。アドリア海に囲まれた丘陵地帯のアブルッツォ州は、放羊が行われており羊の飼育が盛んな地域になります。
イタリアでも、アブルッツォ州でしか食べられない郷土料理で、レストランでは赤身だけでなく脂身も食べられる手刺しのものやアロスティチーニ・フェガトと呼ばれるレバーを使ったものも食べられます。
アブルッツォ州では、クラシックといわれるブロック状にカットしたマトンを串に刺したものもあり、こちらは、レストランだけでなくお肉屋さんでも購入することができ、家庭でもアロスティチーニは食べられています。
マトンというと独特のクセがありますが、アブルッツォ州を訪れたことがある日本人のなかには、現地でアロスティチーニを食べてハマってしまったという人も少なくないといわれています。
アロスティチーニは、イタリアでもアブルッツォ州以外では見かけることがあまりない、ご当地グルメです。サイゼリヤではイタリアの郷土料理が手軽に食べられます。最寄りのサイゼリヤで、アロスティチーニを注文してみましょう。
クセがなくジューシー
サイゼリヤのアロスティチーニは、登場するとSNSで話題になりました。クセがなくておいしいという口コミも多く品薄状態になったため、販売が中止になるくらいでした。サイゼリヤのアロスティチーニは、なぜ、たくさんの人に受け入れられたのでしょうか?
サイゼリヤでは、ラム肉を使ってアロスティチーニを作っています。近年、ヘルシーということで注目を集めているため、ラム料理を食べる機会が増えたこともあります。そのため、独特の風味があるラムも受け入れやすかったといえます。
イタリアで食べられているアロスティチーニとは肉の種類は異なりますが、ラム好きの人を中心に人気があります。外側は香ばしく、中はジューシーに焼けているアロスティチーニは、サイゼリヤの新しい看板メニューです。
サイゼリヤで人気のアロスティチーニの詳細
SNSで話題沸騰の人気のアロスティチーニの価格、カロリーについて説明します。サイゼリヤの料理がおいしくなるといわれているスパイスについてもまとめているので、アロスティチーニが気になる人は要チェックです。
価格
サイゼリヤのアロスティチーニの価格は、2本で400円(税込)です。Wといわれる4本付きは800円(税込)になります。串焼きの価格で考えると少し高めのイメージですが、ラム肉を使っていることを考慮すればリーズナブルといえるでしょう。
サイゼリヤといえば、お手頃価格でイタリア料理が食べられるレストランとして人気があります。サイゼリヤがイタリアンレストランを始めた1973年頃は、ピザやパスタといったイタリア料理は一般的ではありませんでした。
そこで日本でイタリア料理を普及するために、驚くほど安い価格設定にしたのです。例えば、ベネチアの名物である「イカの墨入りスパゲッティ」は、サイゼリヤで30年間続くメニューで、注文しやすい値段にすることで、珍しい料理も挑戦しやすくしました。
アロスティチーニは、イタリア料理といっても日本では知る人ぞ知る料理です。また、イタリアでも食べられる地域は限られており、フィレンツェ風Tボーンステーキの「ビステッカ」と比べるとメジャーではありません。
サイゼリヤ創業時と比べればイタリア料理店も多くなり、手頃な値段で食べられるお店も増えています。だからこそ、以前メニューにあり人気があったラムチョップではなく、アロスティチーニのような郷土料理に目を向ける必要があったのでしょう。
近年、サイゼリヤでお酒を飲む「サイゼ飲み」が人気です。そのため、アロスティチーニをはじめイタリア風のおつまみを強化しています。価格設定を安くすることで、アロスティチーニのような新しい料理も挑戦しやすくなっています。
カロリー
アロスティチーニに使われているラムは、巷では鶏肉よりも低カロリーで、脂肪燃焼効果をアップさせるL-カルチニンが含まれていて、ダイエット中の人におすすめの食材です。
アロスティチーニは、2本で224kcalとなっており、肉料理のなかではヘルシーな部類に入ります。アロスティチーニが低カロリーなのは、揚げ物ではなく串焼きにしているからでしょう。シンプルに焼くだけなので、余分な脂を落とすことが可能です。
また、サイゼリヤでは、脂身ではなく赤身の部分をアロスティチーニに使っており、カロリーオフを実現しています。一般的に串焼きというと甘辛いタレがかかったものもありますが、アロスティチーニは塩味のみとなっており、ヘルシー志向の人におすすめの料理です。
おいしいからといってアロスティチーニばかりをオーダーするのは、ダイエット中はご法度ですが、メニューの組み合わせ次第では、ヘルシーにサイゼ飲みを楽しむことができます。
「特製スパイス」だけの注文が可能に
アロスティチーニを食べる上で忘れてはならないのが、SNS上で「魔法の粉」といわれている「やみつきスパイス」です。クミンやハーブを混ぜたパウダーで、サイゼリヤがオリジナルで作ったスパイスになります。
アロスティチーニは、焼く時に下味でつけた塩味のみでも十分おいしく食べられます。口コミでもクセになると評判の魔法の粉をかけると旨味が増し、アロスティチーニが何本でも食べられるようになります。
サイゼリヤのやみつきスパイスは、アロスティチーニを注文しなくてもオーダーが可能です。サイゼリヤといえば、料理のアレンジを推奨しているレストランとして知られています。やみつきスパイスは50円(税込)で別に注文ができます。
魔法の粉といわれるようにアロスティチーニに限らずどんな料理にも合います。サイゼリヤのメニューでバーベキュー味に変身すると紹介されている「骨付きももの辛味チキン」やパスタメニューの「アーリオ・オーリオ」にもおすすめです。
やみつきスパイスは、アロスティチーニだけにかけるのはもったいない味といえます。スパイシーな味と香りが好きな人は、色々な料理にかけてオリジナルの味を楽しみましょう。
アロスティチーニはお持ち帰りもできる
サイゼリヤでは、テイクアウトした料理を自宅で食べる「中食」の需要が増えていることから、人気メニューの持ち帰りにも対応しています。テイクアウトは一部メニューのみになりますが、アロスティチーニも持ち帰りができます。
「おうち de サイゼ」の一環で、2020年5月からアロスティチーニも持ち帰りメニューに登場しています。アロスティチーニがテイクアウト可能になったというニュースは、SNSでも話題になり、サイゼファンの間では喝采を浴びました。
アロスティチーニを持ち帰りする時は、最寄りの店舗に電話予約をしておくと受け取りの際にスムーズなるのでおすすめです。やみつきスパイスも300円(税込)で買えるので、アロスティチーニや他の料理と組み合わせて購入しましょう。
アロスティチーニに合うおすすめのワイン
サイゼリヤのグラスワインやデカンタで提供されるハウスワインは、イタリアの契約農家で作った現地直送のものです。この他にも、キャンティやランブルスコ、デザートワインなどもあります。ここでは、アロスティチーニと一緒に飲みたいおすすめのワインをご紹介します。
「グラスワイン 白」
サイゼリヤは、グラスワインなら1杯100円(税込)で飲むことができます。白ワインは、イタリアワインに使われるトレッビアーノ種というぶどうの品種で作っています。柑橘系の爽やかな香りは、スパイシーなアロスティチーニとも相性抜群です
ランチタイムなどで、軽く1杯飲みたい時には、グラスワインがおすすめです。白はさっぱりしていて飲みやすいといわれます。アロスティチーニをおつまみにこだわりのワインを飲みましょう。
「キャンティ ルフィナ リゼルバ」
サイゼリヤは、ファミレスでありながらボトルワインが充実しているといわれています。アロスティチーニにおすすめの赤ワインは「キャンティ ルフィナ リゼルバ」です。
トスカーナワインの代表ともいえるキャンティのなかでも、3年間樽で熟成させてから作った通好みのワインになります。重厚で深みがある赤ワインは、濃厚な味のアロスティチーニにもよく合います。イタリアの郷土料理をワンランクアップしてくれるワインです。
サイゼリヤのアロスティチーニが本格的でおいしい!
サイゼリヤのアロスティチーニは、単なる串焼きではありません。イタリアの郷土料理をサイゼリヤ流にアレンジしたものです。ワインやお酒を注文した時は、アロスティチーニをおつまみにおいしくサイゼ飲みを楽しみましょう。
※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。