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老舗洋菓子店・ユーハイムとは?
ドイツ生まれの「バームクーヘン」を日本で最初に焼いたのが、老舗洋菓子店の「ユーハイム」です。神戸の本店をはじめ、日本全国に店舗を構えており、ユーハイムの焼き菓子はギフトの定番になっています。
近年は、店舗での対面販売の他に、オンラインショップによる通信販売にも力を入れており、工場直送のスイーツを購入することもできます。バームクーヘンをはじめ、様々な焼き菓子の製造販売をしているユーハイムについてご紹介します。
ユーハイムのこだわり
ユーハイムのこだわりは、添加物に頼らずに自然の味を活かしたお菓子作りをしていることです。1969年に社内ガイドラインを作るところから始めて、1991年には添加物について店頭でも表示をしています。
ユーハイムでは、1999年以降徐々に添加物を使わずにお菓子作りを始めており、2020年の2月には、メーカーと共同開発をしたレシチンフリーのチョコレートをバームクーヘンのコーティングに使うようになりました。
ユーハイムのこうした取り組みを「純正自然宣言」といいます。1969年にスタートした頃は、好景気の一方で環境汚染や食品添加物の有害性が問題視されるようになっていました。
そのなかで、ユーハイムはドイツのお菓子作りの考え方である「自然に逆らわない」方法を大切にするようになったのです。昔ながらの作り方を大事にしており、職人による手作業のお菓子作りを行っています。
また、ユーハイムでは添加物を使わないお菓子作りを実現するために、オーブンも自社製品を使っています。焼き菓子をはじめお菓子は出来立てがおいしいので、作りたてを店舗に届けて販売しています。
ユーハイムのお菓子作りの考え方の根底には、お母さんが子供の作る手作りのお菓子といわれます。添加物に頼らないだけでなく安全で安心して食べられるお菓子を作ることを大切にしています。
神戸が発祥
ユーハイムは、神戸発祥の老舗の洋菓子店として広く知られています。ドイツの伝統的な焼き菓子のバームクーヘンは、1919年に広島県物産陳列館でユーハイムの創業者であるカール・ユーハイムが焼いたことで日本に伝わりました。
ユーハイムの始まりは、カール・ユーハイムが1909年にドイツが統治をしていた中国の青島で「ジータス&プラインペック洋菓子店」を譲り受けたことがきっかけです。しかし、第一次世界大戦の敗戦により捕虜として日本に行くことになります。その時に作ったのがバームクーヘンでした。
日本に永住することになったカール・ユーハイムは、1922年横浜に「ユーハイム」の1号店をオープンしました。翌年の1923年に「関東大震災」が起こったことから、神戸に移り店舗を開店したのです。
横浜と同様に港町である神戸は、海外との貿易が盛んに行われていました。外国人も多く住んでおり、洋菓子も好まれる地域だったのです。ユーハイムは、第二次世界大戦後、全国に店舗展開をするようになりましたが、本店は神戸にあります。
ユーハイムが、昭和になってから創業したロシア系の老舗洋菓子店「モロゾフ」とともに、神戸発祥二大洋菓子店といわれる由縁は、長く神戸でお菓子作りをしているからです。
ユーハイムのおすすめ商品
ユーハイムでは、バームクーヘンを中心に創業時から販売している焼き菓子が多数あります。ギフト用の焼き菓子の詰め合わせや季節限定の商品もあり、非常に品揃えが充実しています。ここでは、ユーハイムのおすすめ商品をご紹介します。
バームクーヘン
ユーハイムを代表する焼き菓子がバームクーヘンです。木の年輪のような模様が縁起が良いとされ、ユーハイムのバームクーヘンは、結婚式の引き出物にも使われています。ギフトにもおすすめの商品です。
ユーハイムのバームクーヘンが広く知られるようになったのは、1960年代になります。創業時から1960年代までは、ツノがあったことから「ピラミッドケーキ」という名称で販売されていました。ドイツ風にバームクーヘンに変更すると多くの人に知られるようになったのです。
創業時は創業者のカール・ユーハイムが、注文を受けるたびにカットをして販売していたバームクーヘンは、ホールタイプだけでなく、個包装になったものも登場しています。また、味もプレーンタイプの他に、チョコレートや抹茶もあります。
ユーハイムは老舗の洋菓子店の味を守るために実際に菓子職人を海外に派遣するマイスター制度を設けています。バームクーヘンも本場ドイツのマイスター資格を取得した職人が作った「神戸元町本店オリジナルマイスターの手焼きバウム22」というレシピの商品があります。
神戸の本店とオンラインショップ限定販売のバームクーヘンで、職人の手で焼いた老舗ならではのこだわりが感じられる商品です。バニラビーンズを使用したマジパンでコーティングしており、ほのかにレモンの香りがします。リッチなバームクーヘンはお取り寄せもおすすめです。
焼き菓子
ユーハイムの老舗洋菓子店の真髄を感じられる焼き菓子の詰め合わせが「純正バターパウンドケーキ」です。「ふんわりバウムクーヘン」「ふわふわたまごケーキ」「しっとりフルーツケーキ」「濃厚ショコラケーキ」の4つの焼き菓子がセットになっています。
これらのお菓子は、マーガリンやショートニングは一切使わずにバターオンリーで作った焼き菓子です。膨張剤を使わないで作ったふわふわたまごケーキをはじめ、体にやさしいお菓子が入っています。食にこだわりがある方へのプレゼントにもおすすめです。
手土産の定番が、クッキー、パイ菓子、マカロンといった焼き菓子の詰め合わせである「テーゲベック」です。元々は「ビスケット」という名称で販売されていたユーハイムの人気のお菓子になります。
ナッツやチョコレート、ラズベリージャムを使ったクッキーの詰め合わせは、老舗の洋菓子店らしい華やかさもあります。ユーハイムのお菓子のなかでも懐かしさも感じられることから幅広い世代におすすめの焼き菓子です。
発酵バターの香りが堪らない5種類のビスケットの詰め合わせの「ハイデサント」やラング・ド・シャがセットになっている「リープヘン」もギフトで人気があります。ユーハイムの焼き菓子は、バームクーヘン以上にシーンを選ばずに使えるのでおすすめです。
季節限定商品
ユーハイムの老舗らしい伝統菓子だけでなく、春は桜やいちご、初夏にはレモンやオレンジというように季節限定の洋菓子も販売しています。特におすすめなのが「レモンリーベスバウム7個入り」です。生地にレモンピールを入れたさわやかなバームクーヘンです。
また、クリスマス、バレンタインデー、ハロウィンといった季節行事に合わせて作った洋菓子も作っています。ユーハイムのクリスマスケーキはデコレーションケーキの他に、ドイツ伝統の「シュトレン」が登場する店舗もあります。
ユーハイムでは、夏のデザートとして国産果実を使ったゼリーの「フルソフトシャーレ」も販売しています。喉ごしが良いフルーツゼリーは、暑い夏に清涼感を与えます。ユーハイムの季節限定品は、店舗だけでなくオンラインショップで購入できる商品もあります。
ユーハイムにはブランドがいっぱい
ユーハイムには、本場ドイツの味が楽しめるプレミア感があるブランドや有名カフェの復活版などテーマに合わせたブランドがあります。商品数だけでなく用途に合わせて選ぶことができます。オンラインショップ限定品があるブランドもあり、様々な味が楽しめます。
ユーハイム
ユーハイムは、神戸の本店をはじめ、北海道から沖縄まで全国の百貨店やショッピングモールに店舗を構えている洋菓子店です。バームクーヘンの品揃えが充実しているだけでなく、生ケーキやドイツの味である「フランクフルタークランツ」を販売している店舗もあります。
北海道限定ブランドの「ノースハーベスト」のチーズケーキは、北海道のユーハイムの店舗とオンラインショップでの販売になります。オンラインショップ限定の「究極の逸品」には、兵庫県産丹波黒豆を使った「究極の黒豆のバウムリンデ」も販売しています。
店舗だけでなくオンラインショップでしか買えない商品もあり、プレミア感が感じられる洋菓子も多いのが、ユーハイムのスイーツの特徴です。
カールユーハイム
ユーハイムの創業者の名前を冠した「カールユーハイム」は、2003年にスペシャリティーショップとしてブランドがスタートしました。北海道、関東、東海、近畿、中国、九州の百貨店内に出店しています。
ケーキタイプの「バウムリンデ」や小さめサイズの「バウムクーヘンシャイベン」があります。「羽田ホーニッヒアップルバウム」は、羽田空港内のカールユーハイムの限定販売です。老舗の洗練された味が楽しめるブランドになっています。
カフェ・ユーロップ
2017年銀座シックスオープンの際にユーハイムが復活させたのが、大正時代の人気カフェ「カフェ・ユーロップ」です。創業者のカール・ユーハイムが、カフェ・ユーロップで働いていた縁もあり、ユーハイムがプロデュースしました。
残念ながら銀座シックスの店舗は閉店してしまいましたが、2021年3月時点で高島屋玉川店と東武百貨店池袋店にカフェ・ユーロップのショップはあります。バームクーヘンの他にコーヒー豆も販売しています。
クリスマスシーズンには、カフェ・ユーロップオリジナルのシュトレンも登場します。高島屋玉川店のショップでは、ユーハイムの生ケーキの販売も行っています。大正ロマン風のレトロなデザインのパッケージの焼き菓子は、東京土産にもおすすめです。
ザ・マイスター
2019年に日本でバームクーヘンを作られてから100周年を記念して誕生したユーハイムのブランドが「ザ・マイスター」です。ユーハイムのドイツ製菓マイスターによる、素材や作り方にもこだわったバームクーヘンのブランドになります。
「THEクラフトバウム」は、卵を別立てにした無添加製法のバームクーヘンです。焦がしバターを加えてしっとりと香り高いものにした本格派の味になります。しっとりとしていながら、素材そのものの味が楽しめる特別な焼き菓子です。
マイスターシュトック ユーハイム
「マイスターシュトック ユーハイム」はエキナカ限定のブランドで、エキュート大宮店とエキュート東京店の2ヶ所に店舗展開しています。創業当時のピラミッドケーキを彷彿させるバームクーヘンやプレッツェル、クッキーがあります。
ギフト用にしやすいように個包装されている商品が多く、少しずつユーハイムのお菓子を味わいたい人におすすめです。大宮駅と東京駅、それぞれの限定商品もあるので、エキナカ利用時には立ち寄って昔ながらの職人の味を購入してみてください。
ボビーユーハイム
2005年に登場した「ボビーユーハイム」は、創業者のカール・ユーハイムの長男ボビーが子供の頃に食べていたおやつをテーマにしたブランドです。シンプルなアーモンドパウダー入りの「BJ.バウムクーヘン」をはじめ、ギフト用にしやすい焼き菓子を揃えています。
ボビーユーハイムのショップは、ペリエ千葉店、エキュート品川店、エキュート赤羽店の3店舗です。いずれもエキナカに入っており、乗り換えのついでに買い物ができます。定番のお菓子をお土産にしたい時におすすめのお店です。
神戸牛のミートパイ
神戸店創業時からユーハイムが作り続けているのが「神戸牛のミートパイ」です。神戸牛と玉ねぎ、ゆで卵をパイ生地で包んだもので、軽食にもなります。バームクーヘンと並んで老舗洋菓子店の看板商品になっています。
店舗販売は「東京駅グランスタ店」と「ペリエ千葉店」の2ヶ所です。また、オンラインショップの会員になると通信販売でも購入することができます。100年以上続く味は、朝食やランチで食べるのもおすすめです。
ユーハイムは工場直送オンラインショップも人気
ユーハイムといえば、できるだけ添加物に頼らずにお菓子作りをしているブランドといわれています。しかも、出来立てにこだわって店舗にも届けており、新鮮な状態の焼き菓子や生ケーキが食べられます。
ユーハイムでは、オンラインショップでも工場直送の商品を展開しており、平日の12時までの注文であれば「できたて明日着便」といい、最短で翌日に届くサービスにも対応しています。
対象となる商品は、ホールタイプの「バウムクーヘン」や扇形の「リーベスバウム」、カールユーハイムの「KJバウムクーヘンシャインベン」、クッキーの「ハイデサント」「リープヘン」等になります。
工場直送商品だけでなくオンラインショップ限定の生菓子や焼き菓子もあるので、ユーハイムが好きな人ならこまめにチェックをするのがおすすめです。オンラインショップでは地域限定商品も販売しているので、遠方に住んでいてもユーハイムのスイーツを買うことができます。
ユーハイムは贈り物にも最適!
ユーハイムは、全国展開をしているだけでなくオンラインショップでの購入も可能です。クリスマスやバレンタインデー限定の商品もあり、ギフト用に買うこともできます。
エキナカに入っているユーハイムのブランドのなかには、店舗限定商品もあるので、珍しい商品に出会えるかもしれません。ユーハイムは老舗ということもあり、多くの人が知っているブランドです。贈り物に迷った時には、ユーハイムも候補に入れましょう。
デパ地下の常連ユーハイムは安定の美味しいさ
神戸スイーツの代表ともいえるユーハイムは全国展開しており、デパ地下スイーツの定番です。老舗ということもあり、味も安定していて、贈り物にもしやすくなっています。オンラインショップでは、工場直送の焼き菓子も購入できるので、お取り寄せでもユーハイムの味を堪能しましょう。
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