横浜名物・崎陽軒の店舗情報まとめ！首都圏以外で買える場所はある？

崎陽軒といえば「横浜名物＝崎陽軒のシウマイ弁当」といわれるほどシウマイで有名なお店です。崎陽軒のシウマイが横浜の名物となった理由は、崎陽軒の創業と関係があります。

崎陽軒が創業したのは明治1908年（明治41年）ですが、創業当初からシウマイが人気の店舗ではありませんでした。創業当初の崎陽軒はかつての横浜駅構内に店舗を構えていましたが、当時の崎陽軒はシウマイ弁当専門店ではなく、単なる駅構内の売店でした。

そんな崎陽軒の初代社長が、横浜駅の名物メニュー作りに乗り出します。この時に参考にしたのが現在の中華街で人気だったシウマイで、駅弁風にアレンジして作りだした崎陽軒・シウマイ弁当は瞬く間に横浜駅の名物駅弁となりました。

ちなみに崎陽軒のシウマイ弁当が開発された当時の崎陽軒は、横浜駅の東口に食堂も運営していました。残念ながら当時の崎陽軒食堂は1954年に火事で焼けてしまいましたが、食堂でも人気だった崎陽軒のシウマイはその後も崎陽軒名物として受け継がれていきます。

発売当初の崎陽軒・シウマイ弁当には、メインのシウマイが4つしか入っていませんでした。その後オイルショックなど影響で大幅値上げを余儀なくされたため、このタイミングでシウマイの数を4個から5個に増量し、現在に至っています。

横浜駅の名物メニューとして開発された崎陽軒・シウマイ弁当ですが、今では横浜だけでなくさまざまな地域に店舗展開するほど人気があります。

デパートや催事場で行われる駅弁フェアや横浜フェアなどには高確率で出店していますし、東京駅構内の駅弁コーナーでも崎陽軒・シウマイ弁当は人気です。そんな横浜の崎陽軒ですが、実店舗も多数あります。

たとえば横浜駅に直結した崎陽軒本店では、広東料理をベースにした本格的な中国料理やイタリヤ料理、中国・イタリア折衷コース料理などが味わえる本格的レストランがあります。

結婚披露宴からパーティ、会議などにも利用できる宴会場が完備されているので、シウマイ弁当で有名な崎陽軒のイメージをいい意味で裏切ってくれる豪華な店舗です。

ただし崎陽軒店舗の多くは、崎陽軒名物のシウマイや焼き菓子などを販売する店舗なので、レストランとして営業しているのは崎陽軒本店と崎陽軒シウマイバルに分類される2店舗となっています。

崎陽軒シウマイバルは、「崎陽軒名物の熱々シウマイをお酒と一緒に楽しんでほしい」という想いで作った新しいスタイルの崎陽軒店舗です。店舗は東京駅一番街の「横浜崎陽軒シウマイBAR」と、横浜中華街にある「崎陽軒中華街シウマイBAR店」になります。※2022年6月中旬時点、崎陽軒公式HPの情報より。

横浜本店や2店舗のシウマイバルのほかにも、崎陽軒の店舗はあります。2022年6月時点では東京を含む1都4県に店舗を構える崎陽軒ですが、店舗によって取り扱う商品や営業時間などが異なります。東京には、東京23区および23区外に店舗があります。

東京駅周辺にある店舗だけでも、横浜崎陽軒シウマイBAR、崎陽軒大丸東京店、崎陽軒グランスタ東京店、ギフトキヨスク東京店、ベルマートキヨスク丸の内中央ビル店、プレシャスデリ東京店などがあります。

ただしほとんどの店舗が委託販売となっているため、東京駅周辺で崎陽軒実店舗を利用するなら、崎陽軒大丸東京店または崎陽軒グランスタ東京店がおすすめです。

店舗数が多いのは、本店がある神奈川になります。本店のほかにも神奈川には、シャルプラット東神奈川店、崎陽軒東急百貨店たまプラーザ店、崎陽軒横浜駅中央店、崎陽軒ランドマークプラザ店などがあり、いずれも人気の高い店舗です。千葉にはPASAR（パサール）幕張下り店、東武百貨店船橋店などがあります。

ちなみに首都圏以外でも静岡なら崎陽軒店舗があります。静岡の店舗は崎陽軒伊勢丹静岡店、崎陽軒静岡パルシェ店、崎陽軒エクスパーサ足柄上り店、崎陽軒エクスパーサ足柄下り店の4店舗です。※2022年6月中旬時点、崎陽軒公式HPの情報より。

外国人観光客も横浜・東京土産として購入することが多い崎陽軒は、台湾に1店舗が展開していました。しかし2020年8月に台北駅にあった崎陽軒は閉店しました。なので現在、海外に展開している崎陽軒はありません。※2022年6月中旬時点、崎陽軒公式HPの情報より。

横浜土産や駅弁におすすめの崎陽軒は、本店がある神奈川・横浜のほかにも東京・埼玉・千葉・静岡で人気のシウマイ弁当が購入できます。

崎陽軒の商品はお取り寄せでも人気ですが、実店舗でしか販売していない商品やメニューもあるので、崎陽軒の新しい魅力を知りたいなら実店舗での購入がおすすめです。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。