カップ麺のおすすめアレンジを大特集！忙しくても簡単にできるレシピも

カップ麺といえば、お湯を注いでおよそ3分待つだけで手軽に食べられる、お腹が空いた時にはなくてはならない常備食です。

カップ麺はもちろん日本だけではなく、世界中のあちらこちらの国で、色々な種類の製品が作られて販売されていますが、日本が一年間に製造するカップ麺は、なんと39億7000万食をゆうに超えているのです。

一年間の間に一人当たりがどれだけのカップ麺を食べるかという割合にしてみると、45.6個のカップ麺を365日の間に食べている計算になります。

世界で一番インスタントラーメンを食べている国は、韓国だそうです。韓国の一人当たりインスタントラーメンの消費量は、日本の1.6倍とものすごい数です。でもそれだけカップ麺（インスタント麺）というのは美味しくて簡単に作れるという魅力があるのです。

お湯を入れるだけで簡単に作れるカップ麺に、ちょっと手を加えてアレンジするというのが今流行っています。カップ麺はもちろんそのままでも美味しいですが、アレンジをすると、今度は全く違う美味しいメニューに変わってしまうのです。

例えば、「日清」は、この四十年間の間に100種類以上のカップ麺を開発してきました。カップ麺はそれだけ人を惹きつける味わいを研究してきたからこそなのでしょう。今流行っているカップ麺のアレンジも、美味しさを探求する欲求から誕生したものなのです。

カップ麺をアレンジするには、注意しなければならないことが幾つかあります。どのアレンジも大変簡単なものばかりですが、アレンジをする際に気をつけなくてはいけないことについてお話ししましょう。

カップ麺を電子レンジに入れて調理するレシピが幾つかありますが、その際には必ず容器を移し替えてください。これは、カップ麺のアレンジレシピを作る際に一番大切な事です。

カップ麺の蓋の裏には「アルミ箔」が付いているものが少なくありません。電磁波は金属を通さないので、火花が生じる事があります。蓋を付けたままで電子レンジに入れたら、火花が飛び散ってアルミ箔の付いていた部分が焦げ付いたという事件がたくさんあります。

焦げ付くだけではなく、引火して火事にでもなったら大変な事です。カップ麺のアレンジをするときは、必ずレンジに使用できる容器に移し替えましょう。

カップ麺のアレンジは、カップ麺についている調味料以外にも、ごま油や醤油など付け足すものが幾つかあります。カップ麺にはすでに塩分が相当量入っているので、アレンジ料理をする時には、醤油などは控えめに使うのがおすすめです。

そしてごま油は風味付けには欠かせませんが、入れすぎは油分の取りすぎと、くどい味になってしまう事がありますので、アレンジ料理をする時には少しずつ加減をみて入れましょう。

カップ麺の「ラーメン」のおすすめアレンジレシピをご紹介しましょう。カップ麺のラーメンは、最も食べられている人気のメニューですが、これをどのようにアレンジするのでしょうか？

カップ麺をアレンジして作ったチャーハンは、とても人気があるレシピです。何と言っても簡単で、失敗がなく大変美味しいと評判が高いです。また、震災などの災害時に役立つアレンジレシピになるという声もあります。

カップ麺をアレンジして作るチャーハンの1〜2人前のレシピです。材料はカップ麺一つ、ご飯を茶碗一杯、卵一つ、ネギお好みの量、ソーセージ・ベーコン・ツナ缶などお好みの食材適量、サラダ油大さじ一杯です。

まずカップ麺をビニール袋に入れて、すりこぎなどで上から叩いてバラバラにほぐしてください。バラバラになったカップ麺を容器に戻し、ひたひたになる程度の熱湯を注いでふやかします。

炊きたてのご飯でなく、冷やご飯、冷凍ご飯をアレンジチャーハンに使うのでしたら、レンジで温めてください。

フライパンでサラダ油を熱し、肉類などのお好みの具材をいれて炒めます。次に溶き卵を入れて、さっと火を通したら、ご飯とふやかしたカップ麺、ネギのみじん切りをいれて炒めます。これでアレンジチャーハンの出来上がりです。

調味料も何もいりません。ふやかしたカップ麺とご飯、ネギ、卵だけでアレンジチャーハンを作る事ができます。

使うカップ麺はどんな種類のものでも美味しくできるおすすめアレンジです。サラダ油の代わりにバターを使って炒めると「ピラフ」になるという、とても柔軟なアレンジレシピです。

普段はお湯をたっぷり注いでカップ麺のスープを作りますが、スープなしの麺を作って美味しい油そばができるという、なるほどのアレンジレシピをご紹介しましょう。ラーメンと言ったらスープがつきものなだけに、このうまうま油そばのアレンジは、とても新鮮なアイデアです。

本格うまうま油そばのアレンジレシピは、カップ麺のしょうゆ味と、油そばのトッピング、チャーシュー・刻みネギ・卵（温泉卵）が材料です。まずカップ麺から調味料を取り出して、麺だけに熱湯を注いで、3分経ったらお湯を捨てます。

麺にごま油をかけて全体になじませ、付属のスープをかけたら、油そばのトッピングを上に乗せます。卵をほぐしてかき混ぜれば、美味しい油そばの出来上がりです。カップ麺をアレンジした、油そばは大変人気のあるおすすめレシピです。

カップ麺で圧倒的に人気があるのは「焼きそば」です。お湯を注いで熱湯を切る工程に喜びを感じる人が少なくないと言われています。カップ麺の焼きそば、今すごい数の種類があって、「激辛」「大盛り」などちょっと変わった焼きそばが次から次へと販売されています。

カップ麺の焼きそばも面白いアレンジが結構あります。自分で作る焼きそばでしたら、肉、キャベツがたっぷりと入っているものですが、カップ麺の焼きそばは具が少ないものが多いです。

この具の少なさだからこそ、オリジナルで加える素材とのコンビネーションが美味しいという、おすすめアレンジレシピがあります。

カップ焼きそばは、どこのメーカーのものでも構いません。カップ焼きそばのアレンジレシピに用意するのは、マヨネーズがたっぷり入ったマッシュポテトサラダとベーコンです。

短冊切りしたベーコンをさっと炒めて、カップ焼きそばの上にポテトサラダと一緒に乗せ、よくかき混ぜて食べてみてください。焼きそばのソースと、ポテトサラダのマヨネーズが素晴らしく良くマッチングして、とびきり美味しい味が楽しめるアレンジレシピです。

カップ焼きそばは具が少ないので、なんだか物足りないイメージがありますが、ポテトサラダとベーコンとのアレンジで、量も味も格段にアップします。

このカップ焼きそばアレンジレシピもとても簡単です。フライパンに少し多めの油を入れてオムレツを作り、皿に盛ったカップ焼きそばの上にオムレツをのせて、マヨネーズとお好み焼きソースに、青のりと鰹節を散らすだけです。

オムレツを作る卵は、2、3個が適量です。また、焼きそばは長いので、食べやすいように少し短めにハサミで切っておくか、食べる時にヘラを使って切って食べやすくするのがおすすめです。カップ焼きそばにおろしニンニクを混ぜると、風味がアップして堪えられません。

カップ麺にはラーメン焼きそば以外に、うどんとそばもあります。カップうどんを使って「ラーメン二郎」風の「どん二郎」をアレンジするのが数年前に流行りました。このアレンジレシピをご存知の方、そして今も大好きなアレンジ、と召し上がる方もいらっしゃることでしょう。

カップうどんは、どのメーカーのものでも構いません。ただ「どん二郎」の語呂がいいので、「どん兵衛」を使ってアレンジした二郎風カップ麺をご紹介しましょう。

カップうどんの二郎風にアレンジするレシピの材料は、どん兵衛一つ、もやし一袋、キャベツ三枚、ニンニク一粒、牛脂ひとかけ、味玉一つです。

キャベツを千切りにして、もやしと一緒に2分熱湯で茹でます。あまり茹で過ぎると歯ごたえがなくなるので、さっと火を通せば十分です。

本来どん兵衛の調味時間は5分ですが、どん兵衛にお湯を注いだら、3分ぐらいで盛り付けを始めてしまいましょう。刻んだニンニク、牛脂を乗せて、茹でたもやしとキャベツをこんもりと盛り付け、二つに切った味玉を乗せます。

どん兵衛の調味時間5分が経っているのを確認したら、牛脂とニンニクをスープにさっと混ぜ、一口食べてみてください。どうしてこれがラーメン二郎の味になるのかと、狐につままれたような見事な味なのです。

どん兵衛の「うどん」ではなく「そば」でアレンジした「焼き蕎麦」が、とんでもなく美味しいと評判になっています。どん兵衛そばのアレンジ作品「どん兵衛焼き蕎麦」のレシピで必要な食材は、ネギと料理酒、お好みで刻み海苔と鰹節を少々です。

どん兵衛に熱湯を注ぎ、5分経ったら湯を切って、フライパンにサラダ油で刻みネギを炒め、湯がいた麺を入れます。どん兵衛についている調味料の半分と料理酒大さじ二杯を入れて、麺全体に調味料が絡まったら、どん兵衛の「後のせ天ぷら」を細かく砕いて混ぜ合わせるだけです。

出来上がった麺をお皿に乗せて、刻み海苔と鰹節、スパイシーな味がお好みの方が、七味唐辛子や柚子胡椒を添えれば、カップ麺アレンジ焼き蕎麦の出来上がりです。和風のカップ麺アレンジレシピの中では、とても人気があるメニューです。お酒のおつまみになるという声もあります。

お湯を注いでそのまま食べるカップ麺も美味しいですが、ちょっとアレンジしてオリジナルの味を楽しむのも是非おすすめです。カップ麺のアレンジは、自分の好みの具材やスパイスを加えると、ますますバラエティが広がります。是非オリジナルのレシピにチャレンジしてください。