実食！イタリアンプリンを超えた！？セブンに現る「濃厚卵の四角いぷりん」

セブンイレブンといえば、一世を風靡した「イタリアンプリン」が有名ですね。といっても約1年ほど前になりますが、チーズケーキのような“かため”の食感で、これまでのプリンの常識をくつがえし、2020年に大ヒットしました。

奇しくも2020年は家で過ごすことが増え、それに伴いコンビニスイーツの需要が高まった年。少しでも『おうち時間』を楽しもうと、コンビニで美味しいスイーツを買う人が増えたのも追い風になりました。

そんなセブンイレブンから、新しい『プリン』が新発売していました。中身の見えない水色のパッケージが印象的な、「濃厚卵の四角いぷりん」（税込み224円）です。

ひらがなで『ぷりん』というネーミングがかわいらしいです。ちなみに「濃厚」は『ぷりん』ではなく『卵』にかかっていて、「濃厚卵」のぷりんということです。

こちらのパッケージは、おいしさを保つために光をさえぎる遮光性のフィルムを採用しているとのこと。何やらこだわりを感じさせる一品です。

パッケージの写真を見てみると、たしかに四角いカタチ。プリン本体には、スポンジケーキが合わさっているようです。これはハイブリッドスイーツというものでしょうか。ケーキとプリンの融合…どんな味に仕上がっているのか、期待が高まります。

プラ容器に入っていた『ぷりん』をお皿にうつしてみると、なんだかお豆腐を彷彿とさせるビジュアル。色味的には卵豆腐でしょうか。大人のてのひら一杯になってしまうほど、かなりの大きさです。

天面はカラメル色。カラメルソースはとろりとしているのではなく、一緒に固められているようです。そしてボトムにはスポンジ生地が敷かれています。

さっそく一口ぱくり。スプーンですくった時点でその“かたさ”は予想していましたが、お口に入れるとしっかり歯ごたえのあるねっとりプリンです。

「濃厚卵の」というだけあって、卵の風味がダイレクトに感じられます。原材料名の表記も、一番上に「卵」がきています。しかし変なくさみなどはなく、とても食べやすいので安心。

カラメルはそれほど強くなく、プリン本体の味わいを邪魔しません。「イタリアンプリン」のようなクリーミィさではなく、さっぱりとした昔ながらの素朴なプリンといったテイストです。

下のスポンジはあってもなくても、どちらでも美味しいぷりんであることに違いはないですが、「プリンアラモード」感も出て、より昭和レトロな雰囲気を醸し出しています。

セブンイレブンの「濃厚卵の四角いぷりん」は、“かためプリン”のブームに乗った一品。食べ応えのあるボリューム感とかたさながら、なめらかな舌触り。スポンジ入りでケーキのように食べられるスイーツでした。