駅弁の定番・崎陽軒のシウマイ弁当を徹底調査!美味しい理由や気になる中身は?

駅弁の定番・崎陽軒のシウマイ弁当を徹底調査!美味しい理由や気になる中身は?

昭和29年に登場して以来、駅弁の定番として多くの人に食べられているのが、崎陽軒の「シウマイ弁当」です。駅弁だけでなく持ち帰って自宅で食べるという人もいるでしょう。今回は、あんずや筍煮といったお弁当の中身も美味しいと評判の崎陽軒のシウマイ弁当をご紹介します。

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記事の目次

  1. 1.変わらぬ美味しさ!崎陽軒のシウマイ弁当
  2. 2.崎陽軒のシウマイ弁当のこだわり
  3. 3.崎陽軒のシウマイ弁当の中身
  4. 4.崎陽軒のシウマイ弁当はどこで買えるの?
  5. 5.旅のお供におすすめ!崎陽軒のシウマイ弁当

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変わらぬ美味しさ!崎陽軒のシウマイ弁当

明治41年に創業した崎陽軒は、横浜名物の「シウマイ」や駅弁の定番になっている「シウマイ弁当」というように数々のヒット商品を生み出しています。

特にシウマイ弁当は有名人にもファンが多く、テレビ番組や雑誌でも特集が組まれる崎陽軒の人気商品です。昔から変わらない味は、世代を超えて愛されており、旅のお供としてだけでなく自宅用に購入する人もいます。

本記事では、駅弁のおすすめナンバーワンともいわれる崎陽軒のシウマイ弁当についてご紹介します。美味しいといわれる理由やあんずなどシウマイ弁当を食べる際に話題になる中身についても考察しています。シウマイ弁当について知りたいという人には参考にしてください。

崎陽軒のシウマイ弁当は駅弁売上日本一!

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崎陽軒のシウマイ弁当は、駅弁の売り上げ数で日本一といわれます。長年販売されている人気商品ということもありますが、幕の内弁当をイメージして作ったシウマイ弁当は、話題に上ることが多いあんずをはじめ中身も豪華です。

大正4年に横浜駅が現在の場所に移転した際に崎陽軒でも駅弁を販売しましたが、東京から近かったため、需要があまりなかったといわれます。崎陽軒としては横浜の名物を作りたいと考え、誕生したのが昭和3年から販売されているシウマイです。

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戦後、横浜で買える駅弁として考案されたのが、昭和29年に発売されるようになったシウマイ弁当だったのです。この頃になるとシウマイも崎陽軒の人気商品となっていて、シウマイ弁当も瞬く間にヒットしました。

駅弁も日本全国のものが販売されるようになり、商品の入れ替わりも激しいといわれます。そのなかでも、崎陽軒のシウマイ弁当は、駅弁売上日本一となり、おすすめのお弁当として60年以上売れているロングセラー商品です。

当初から変わらぬレシピ

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崎陽軒のシウマイ弁当は、幕の内弁当をイメージして作られました。お弁当の定番である焼き魚と玉子焼きを入れることで、駅弁らしさを出したのです。その後、何度かリニューアルをしており、おかずの種類やシウマイの数を変更しています。

例えば、シウマイ弁当に欠かせないあんずはサクランボが入っていたこともあります。また、鶏の唐揚げも海老フライに変わっていた時期があるのは、崎陽軒のシウマイ弁当のファンの間では、有名な話になっています。

ただ、唯一レシピが変っていないのが、シウマイ弁当のメインである「昔ながらのシウマイ」です。材料は豚肉と干した帆立の貝柱など9種類で、昭和3年に崎陽軒がシウマイを販売した時からレシピは変わりません。

お弁当の中身は変わっても、メインに関しては90年前の崎陽軒のレシピをしっかり守り続けているというのもシウマイ弁当が人気の理由でしょう。しかも、化学調味料は一切使用していないという点も、崎陽軒のこだわりといえます。

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崎陽軒のシウマイ弁当のこだわり

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崎陽軒には、シウマイ弁当以外にも炒飯弁当や季節限定商品を販売しています。お弁当によって中身にもこだわりがあり、様々な味が楽しめます。そのなかでも、崎陽軒の伝統や歴史を受け継いでいるのがシウマイ弁当です。

おすすめの駅弁として高い人気を誇るシウマイ弁当には、美味しさを保つための崎陽軒なりのこだわりがあります。いつ食べても「美味しい」といわれる理由について説明していきます。

冷めても美味しいシウマイ

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お弁当は、家やレストランで食べる食事のように出来立てを食べるわけではありません。作ってから時間が経ってから食べるのが一般的です。そのため、冷たくなっても美味しく食べられるように味付けや使う素材も工夫します。

崎陽軒では、昭和のはじめに販売したシウマイのレシピを完成させるために1年かけました。横浜中華街から職人を雇い、冷めても美味しく食べられるシウマイを開発したのです。豚肉だけでなく干した帆立の貝柱を使うことで、時間が経っても美味しいシウマイにしました。

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しかも、電車で食べることを前提としているので、一口で食べられるものということで、崎陽軒のシウマイは一般的なシュウマイよりも小さめサイズに作られています。このようにして作られたのが、シウマイ弁当に入っている崎陽軒の「昔ながらのシウマイ」です。

ご飯の炊き方と経木の折箱

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崎陽軒がお弁当を作る上でこだわっているのはシウマイの美味しさだけではありません。おかずと一緒に食べるご飯にもこだわりがあります。美味しいシウマイ弁当を作るには良い材料を使うだけでは完成しません。

有名なブランド米や高級なお米を使ったとしても、食べた時にパサパサしていたりご飯が水っぽくなっていたら意味がないのです。シウマイやおかずを美味しく食べるには、ご飯が美味しいということが大切です。

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崎陽軒では、ご飯は炊くのではなく蒸気で蒸してふっくらと仕上げています。それだけでなくシウマイ弁当に使う容器もプラスチック製ではなく経木で作ったお弁当箱を使い、ご飯やシウマイなどのおかずを詰めています。

天然素材である経木は通気性が良く食材の水分を程よく吸収してくれます。シウマイ弁当のご飯も時間が経っても水っぽくならず適度な硬さをキープすることができるのです。崎陽軒は、昔からの伝統を守りつつ美味しいお弁当を作っています。

崎陽軒のシウマイ弁当の中身

2021年2月の時点でシウマイ弁当の中身は、ご飯とおかずを合わせて全部で11種類となっています。食べ方や順番には諸説あり、崎陽軒のファンの間でも様々な議論が交わされています。メインから隠れた名脇役まで、シウマイ弁当の魅力的な中身について説明します。

昔ながらのシウマイ・鮪の漬け焼・鶏の唐揚げ

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崎陽軒のこだわりともいえるのが昔ながらのシウマイで、最初は4個だったものが5個に増量されています。シウマイ弁当のメインになるおかずで、1個だけ残しておいて最後に食べるという人もいる位です。

ビールのおつまみにおすすめなのが、鮪の漬け焼で照り焼き風の濃いめのタレに漬け込んで焼いています。シウマイ弁当のおかずの中でもしっかりとした味付けで、ご飯がススム味です。唐揚げは大きなものが1個入っていますが、中華風の味付けで食べごたえがあります。

蒲鉾・玉子焼き・筍煮・あんず、切り昆布&千切り生姜

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崎陽軒のシウマイ弁当は、茶系のおかずが多いのですが、蒲鉾と黄色い玉子焼きは彩りにもなっています。玉子焼きはシウマイ弁当のなかでも欠かせないおかずの一つですが、一時期入っていないことがありました。玉子焼きはお弁当に必要という認識から復活しています。

筍煮は、シウマイ弁当の名脇役ともいわれるおかずです。崎陽軒ではシウマイを凌ぐ人気があり、箸休めにも、お酒のおつまみにもなります。ご飯と一緒に食べるのもおすすめです。

シウマイ弁当のおかずでも、異彩を放っているのがドライフルーツのあんずです。崎陽軒では、あんずはデザートの位置付けのようですが、シウマイ弁当のファンの間では常に議論が交わされています。あんずの食べ方一つで個性が出るのが、崎陽軒のシウマイ弁当の良い所かもしれません。

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忘れてはいけないのが、シウマイ弁当の隅っこに入っている切り昆布と千切り生姜です。佃煮や漬物の感覚で食べられます。和を感じさせる所も崎陽軒流お弁当の演出といえます。ご飯のともに最適なおかずです。

俵型ご飯(小梅・黒胡麻)

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シウマイ弁当の要といえるのが、きれいな俵型に作られたご飯です。8等分に分けられており、黒胡麻のふりかけと真ん中の小梅が幕の内弁当を彷彿させます。おかずだけでなくご飯もたっぷり入っている所が崎陽軒流のお弁当のこだわりといえます。

崎陽軒のシウマイ弁当はどこで買えるの?

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駅弁としておすすめのシウマイ弁当は、横浜以外の場所でも購入できるのでしょうか?崎陽軒のシウマイ弁当が食べたいという人にとって気になる店舗についても説明します。

横浜を中心とする首都圏の主要駅とデパート

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崎陽軒の企業理念には、真の「ローカルブランド」を目指すという一文があります。崎陽軒のシウマイ弁当は、以前は北海道から九州まで日本全国で販売されていましたが、現在は首都圏と静岡県の一部地域と台湾での販売になります。

崎陽軒では規模を縮小することでブランドとしての価値を高め、シウマイ弁当も地域密着型の商品として販売しています。崎陽軒の本社とも近い横浜駅は、JR、横浜市営地下鉄、京浜急行、相鉄線、みなとみらい線と各路線に店舗があります。

Photo by jetalone

東京駅や大宮駅といった首都圏の主要駅や首都圏のデパートにも崎陽軒の店舗を設けています。崎陽軒のシウマイ弁当は、全国展開をしなくても美味しい商品を作れば「売れる」ということを証明しました。駅弁のおすすめはデパ地下の持ち帰りでも人気です。

販売は直営店が基本

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全国に展開をしていた時はスーパーなど各地の小売店にもシウマイ弁当が並びましたが、崎陽軒が地域密着型へと方針を変更してからは、業務委託を行っている一部店舗を除いて直営店のみでの販売になります。

お弁当や商品の販売も崎陽軒の社員が直接行い、消費者と近い所で対応しています。フランチャイズ展開はしなくても、崎陽軒のシウマイ弁当は駅弁の売り上げ数でトップクラスを誇ります。常にユーザー目線というのも崎陽軒の商品が人気の理由でしょう。

シウマイといえば【崎陽軒】横浜周辺の店舗情報まとめ!駅構内でも買える?のイメージ
シウマイといえば【崎陽軒】横浜周辺の店舗情報まとめ!駅構内でも買える?
横浜のご当地グルメの一つ「崎陽軒のシウマイ」です。今回は横浜市内に出店している崎陽軒の中から駅構内や地下で買えるお店と、レストラン型の崎陽軒をご紹介します。シウマイ弁当だけではない本格メニューがいただけるレストランはマストチェックです。

旅のお供におすすめ!崎陽軒のシウマイ弁当

首都圏であれば、駅のホームやお弁当売り場で買えるのが崎陽軒のシウマイ弁当です。90年以上レシピを変えていない昔ながらのシウマイをはじめ、美味しいおかずがたっぷり入っています。旅のお供としてだけでなくおうちで旅気分を味わいたい人にもおすすめのお弁当です。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。

hiramiho
ライター

hiramiho

ヤクルトスワローズ、フィギュアスケート、ミュージカルが大好きです。美味しいものを食べるのが好きで、手頃な値段で味が良いお店を探しています。旅行にグルメに、面白い記事が書けるように頑張ります!

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