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コロナ禍で人気急上昇の「無印の小屋」とは?
2018年以降密かな小屋ブームが起こっているのをご存知でしょうか?自分だけの趣味の部屋や、多数飼っている犬や猫用のお家に、広めの物置として、はたまた店舗とし小屋を購入するなど使用方法は十人十色です。
小屋と一言で聞いてしまうと、事務所などに使われそうな簡易なプレハブ小屋では?とお考えならそれは大きな間違いです。無印で販売されている小屋は、一見普通の家のようにしっかりとしています。
2020年から猛威を奮っている新型コロナウイルスの影響で、働き方の見直しが進んでいます。政府は出社せずに自宅でのリモートワークを推奨していますが、リモートワークをするにもさまざまな問題が生じています。
業務内容的に第三者が近くにいてはならなかったり、夫婦共にリモートワークになった場合は同じ部屋ではできなかったり、小さなお子さんがいるご家庭では声などで仕事が捗らないなどの問題が浮き彫りになりました。
そんな方にもおすすめなのが無印から販売されている小屋です。無印の小屋ならリモートワークにもホビーハウスとしても、勉強部屋や小さなお店にもぴったりです。自分だけの特別な空間を提供してくれる無印の小屋の、間取りや水回り、トイレ事情についてご紹介します。
本記事を読んで、無印の小屋に興味が湧いた方は一度千葉県南房総市にある「シラハマ校舎」へ訪れるのもおすすめです。シラハマ校舎は廃校となった小学校跡地を多目的施設として生まれ変わらせた多目的複合施設です。
シラハマ校舎には無印の小屋を通じて小屋を使った暮らし方や、近年徐々に注目度を上げている二拠点居住の魅力を発信しているため、無印の小屋を実際に見ることが出来ます。
「無印の小屋」の間取りや水回りは?
無印の小屋の間取りはどのような間取りなのでしょうか?また、小屋と言っても水回りの設置やトイレはあるのでしょうか?間取りや広さ、トイレなどの水回り状況の様子をまずはチェックしましょう。
正方形のワンルーム
無印の小屋の間取りは、正方形のワンルームになっています。掃き出しのような部分には屋根も付いているので、雨も凌げるようになっています。
商店に使われているような大きな引き戸と、部屋の奥にある小さな窓から太陽の光や風を部屋に入れることができるので、暗いという印象はありません。防寒・防熱カーテンを設置すればプライバシーも守られます。
小屋に使われているのは100%国産の木材で、杉材を焼くことで強度を高くする「焼杉」という手法にオイルステインで仕上げを施し仕上げることで木材の防腐性と耐久性を高くしています。小屋の内装は自分好みの壁を作ることができるように無塗装のままになっています。
ジョイントマットを敷いたりラグを敷いたり、無印でお好きな家具を設置したりと自分好みの空間に近づけることができる自由度の高さが無印の小屋の魅力でもあります。
冷房や暖房も設置することができますが、暖房器具に関しては種類や機種により、無印の小屋を建設する場所の法令等で設置が規制されてることもあるので注意しましょう。
室内の広さは9.1平方メートル(約6畳)
無印の小屋の室内は約6畳、9.1平方メートルほどの大きさです。縁側や軒が付いているので、室内だけではなく軒下でのんびり過ごすこともできるようになっています。
無印の小屋は、大人3〜4人でもくつろげる広さになっているので、ちょっとしたプチ別荘としてキャンプを楽しむファミリー層もいらっしゃいます。
トイレや水回りの設備は付けられない
無印の小屋にはトイレをはじめとした水回り設備の取り付けは出来ません。なので、ずっと小屋に住むということは事実上難しいといえます。広い敷地の中のプライベートな空間にしたり、近くに別にトイレを設置する必要があります。
仮に店舗として使用する場合は、火気を使用するかどうかで法令などに合わせ内装等を変更する必要があります。火気を使用するつもりならば、事前によく相談をしておくようにしましょう。
「無印の小屋」の価格
無印の小屋の基本部分が分かってきたところで、肝心の価格についてご紹介します。通常プレハブの簡易的な小屋だったらおよそ30万円から50万円ほどで販売されていますが、無印の小屋はいくらで販売されているのでしょうか。
また、無印の小屋を購入するときにはさまざまな諸費用も必要になります。今回は本体価格だけではなく、オプションを付けた場合の料金や事前にかかる調査料金の価格までご紹介しますので、参考になさってください。
本体価格
無印の小屋の標準的な仕様の本体価格は、税込で300万円で販売されています。断熱仕様が施されると税込336万2千円、防犯仕様が施されると税込329万円円が本体の販売価格です。なお、上記の料金には材料費・施工費も含まれています。
また、無印の小屋には長く安心して使用できるように、躯体に対して5年間とその他1年間の建物保証体制もついています 。なお無印の小屋には固定資産税も発生しますのでうっかり忘れることのないようにしておきましょう。
調査費用
無印の小屋を建てるには事前に「建築確認申請」を行う必要があります。建築確認申請とは、法律に基づいて工事に着工する前にお住まいの都道府県や市の担当課に必要書類を提出して「建築確認」の手続きの申し込みを行うことです。
事前調査の費用が税込6万円、 地耐力調査の費用が税込11万円、 測量・配置の費用が税込17万円かかります。また、設置する場所によっては申請が必要となり、諸費用が発生する場合もあります。
オプション
無印の小屋にはさまざまなオプションを付けることができます。照明用の電源のスイッチや2口のコンセントを2ヶ所付けると各税込み23000円の費用が必要になります。
エアコンが必要で取り付ける場合はエアコン用のコンセントが税込み40000円、引き戸と小窓に付ける網戸がセットで税込み31000円、給排気口の取り付けは税込み44000円となっています。
また、コンセント関連や給排気口のオプションを選んだ場合は、別途68000円で分電盤の設置が必要です。無印の小屋までの電力を供給するための工事は購入者の自己負担になるので、オプションだけでもかなりの額が必要となります。
「無印の小屋」の購入方法
無印の小屋の間取りやトイレをはじめとした水回りの状況、価格帯など大まかな部分が分かってきて実際に購入を考える方もいるのではないでしょうか?続いては、無印の小屋はどこで購入できるのかという肝心な部分を調査しました。
まず、無印の小屋は沖縄県を除く46都道府県で建設が可能です。実際に建築に取り掛かるには、 建設を考えている場所の積雪等による気象条件や、土地の地目や法規、地盤等の敷地に関する条件で安全性をきちんと確認した上で建設が始まります。
きちんとした準備を行ってから建設したい方や、思っている場所に建設できるのか知りたい方には、有料で事前調査や測量・配置、地耐力調査などのサービスも行っているので利用しましょう。
無印の小屋を購入してから完成までの流れとしては、申し込みをしてから敷地調査に約1ヵ月、材料の手配と施工に約2カ月と完成までにおよそ3ヶ月かかります。
取扱い店舗
最後は無印の小屋はどこで販売されているかの店舗情報を調査しました。無印の小屋は全国どこの無印でも購入できるわけではありません。きちんと対応している店舗でないと購入できませんので、注意しましょう。人が寝泊まりできる小屋ですので、しっかりとした下準備が大切です。
2022年11月現在、無印の小屋が購入できる店舗は、無印良品 東京有明店・無印良品 銀座店・無印良品 名鉄名古屋店・無印良品 グランフロント大阪店・無印良品 広島パルコ店・MUJI キャナルシティ博多店の6店舗のみになります。※店舗情報は2022年11月14日時点、無印良品公式HPより。
無印の小屋が販売できるのは日本国内のみで、日本以外での販売予定はされていません。問い合わせだけなら無印の小屋を紹介している公式サイトから問い合わせメールが送れるので、気になる方は問い合わせをしてみましょう。
「無印の小屋」で快適リモートワーク!
無印で販売されている小屋の、価格帯や購入方法、トイレなどの水回りの設置が可能なのかや間取りなどの情報をまとめてご紹介しました。無印の小屋はリモートワークを始め、少し部屋を増築したい時などにおすすめの商品です。
もし無印の小屋が気になるという方は、群馬県嬬恋村の「無印良品カンパーニャ嬬恋キャンプ場」に無印の小屋への宿泊が可能なので足を運んでみるのもおすすめです。
※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。商品情報は2022年11月14日時点、無印良品公式ネットストアより。なお、価格はすべて税込み表示です。