離乳食作りに便利なミキサーまとめ！ブレンダーとの違いは？

加熱などの扱いや食材の細かさなど、気を付ける点が多い離乳食作りにはミキサーは便利な存在でしょう。ミキサーを持っていると、食材を細かくする手間が大幅に減らせるだけでなく作り方のバリエーションが広がります。離乳食を作る人にとって大変人気の調理家電となっています。

離乳食を進めていくと作る量も食材の種類も増やす必要があるため、一度に複数の食材をまとめて細かくできるミキサーは作る時間を短縮してくれます。離乳食はストックを作り置きして冷凍しておくことも多いので、まとめて作る際にもミキサーは有用といえます。

ミキサーと同様に刃を回転させて食材を細かくする調理器具にブレンダーがあります。ブレンダーも離乳食作りで便利なアイテムですが、扱える食材の量と専用の器の有無に違いがあります。

ミキサーは専用の蓋つきの容器に食材を入れて使うため、一度に大量の食材を細かくすることができ、また蓋をしっかり閉めておけば食材が飛び散ることがありません。一方で、ブレンダーは少量からでも食材を細かくしやすく、洗い物を少なく済ませやすいメリットがあります。

離乳食作りにおける使い方にもよりますが、週末にストックをまとめて作るような使い方が多いのであればミキサー、毎食少しずつとった食材を離乳食として細かくしたいのであればブレンダーがおすすめです。また、パワーがある方が良いのであればミキサーが適しています。

ミキサーを使った離乳食の作り方として、まずおすすめするのは離乳食の初期から食べさせるおかゆです。はじめに食べさせる十倍がゆなら、お米から炊かなくても通常のご飯と水の割合を1:10にして調整し、ミキサーにかければおかゆのようにドロドロの状態にすることができます。

他にも、ある程度食べられる食材が進んだら野菜とひき肉に火を入れたものをミキサーにかけて細かくしておくと、栄養のバランスが考えられていて味もおいしいペーストになります。

離乳食として食べさせるには水分が足りないと感じるなら少しずつ足しながらミキサーにかければ良いでしょう。調節がしやすいのもミキサーを使う利点です。

ミキサーを使ったことがない人が離乳食作りでミキサーを使う最大のコツは、水分量に気を配ることです。ミキサーが順調に作動するには刃がスムーズに回る環境が必要なので、水分が少なく固形状の食材や、繊維質な食材はきれいに細かくならない可能性があります。

そのため、スムーズにミキサーで離乳食を作るには繊維質なものは前もって繊維を断ち切るようにある程度カットしておく、ミキサーで細かくできるか不安な場合は水を多めに入れるなどの作り方の工夫が求められます。

もしミキサーで用意した離乳食の水分が多すぎた場合は、加熱して水分を飛ばすと調整ができるので、使い方のコツとして覚えておくことをおすすめします。

離乳食作りにおすすめのミキサーを3品ご紹介します。離乳食でミキサーを使うのは数か月なので、実際に購入する際はその後の調理にも役立てられそうな機能や使い勝手かをチェックしておくと長く使えます。

紹介するミキサーはデザインやサイズ、追加機能など人気の理由は様々なので、自分の調理環境や離乳食の作り方に合った商品かどうかも参考にしましょう。

キッチンのインテリアにも映える可愛らしいデザインが人気の、BRUNO「コンパクトブレンダー」です。コンパクトと名がついてはいますが、氷も砕けるほどのパワーがあるため、少し固い食材でも食べやすい離乳食になるよう細かくしてくれます。

コンパクトブレンダーは組み立てた際の高さが30.6cmと小さめなので、あまり場所を取らないミキサーが欲しい人から人気の商品です。容量は400mlと他のミキサーに比べるとやや少ないため、大量に作る機会の少ない人に向いています。

レトロなデザインのミキサーで離乳食作りを見た目から楽しみたいなら、BRUNOのコンパクトブレンダーがおすすめです。

容器がガラス製で加熱した離乳食を扱うのに最適なのがrecolteの「ガラスブレンダー リコ」です。専用容器に耐熱ガラスを用いており、最大120℃の高温まで対応できるため、加熱したばかりの食材でもミキサーにかけることができます。

ガラス製の容器なのでにおい移りがなく、併用すると肉や香味野菜などのにおいが離乳食についてしまうのではないかという心配がないのが利点です。離乳食以外にも料理にミキサーを活用したいのであれば、recolteのガラスブレンダー リコが便利です。

sirocaの「ミル付きミキサー」は、少量からでもミキサーにかけたい離乳食初期に使えるミキサーです。ミルが付いているため、少しだけミキサーにかけて細かくしたい場面でも活躍します。

容器全体の容量は800mlと大容量なので、離乳食が進んで大量にストックを作り置きする場面でも扱いやすいのが魅力です。ミキサーの性能として気になるパワーについても、チタンカッターで氷も丸ごと砕けるほどのパワーがあるため、固めの野菜でもミキサーにかけられます。

機能性や離乳食の初期から後期まで長く使える点で優れたミキサーとして、sirocaのミル付きミキサーは離乳食作りにおすすめです。

離乳食作りは通常の料理と違って細かくする過程が必要な上に、進み具合や子供の好みによってのアレンジも求められるため、省略できる単純作業や手間は減らせることが大切です。ミキサーを導入することで、すり鉢などの手動で行う作業が少なくなり離乳食作りが楽になります。

根気のいる離乳食作りには、便利なミキサーを導入して栄養豊富な離乳食を簡単に作れるようにしていきましょう。