空気清浄機は花粉にも効果抜群！プロが認めるおすすめの機種を徹底比較

春が近づくにつれ憂鬱になるのが「花粉の飛散」です。花粉の飛散量は毎年異なりますが、花粉症に悩まされている人にとっては少量の花粉であっても徹底的に除去したいところでしょう。

花粉対策にはさまざまなものがありますが、比較的多くの人が活用しているのが、空気中の花粉を除去する空気清浄機です。

空気清浄機とは、名称からもわかる通り空気をきれいにする機械のことなので、基本的に丼機種でも効果はあります。ただし空気清浄機にもさまざまなタイプがあるので、花粉の除去や症状軽減にどれくらいの効果があるかは、機種の機能比較が必要です。

花粉によるつらい症状軽減のために購入する人が多い空気清浄機ですが、空気清浄機が花粉の除去に効果を発揮する理由は、内臓されている専用フィルターにあります。

空気清浄機が空気を浄化する際には、周囲の空気を吸い込み、吸引した空気中に含まれる花粉やほこりなどを専用フィルターで採集します。花粉やほこりを取り除いた空気だけが再び放出されるため、「花粉の症状軽減には空気清浄機が効果的」といわれるのです。

花粉の飛散量が年々増加するに比例して、花粉症を発症する人の数も増加しています。中には「家族全員が花粉の症状に悩まされている」というケースも少なくありません。

そこで症状軽減策として空気清浄機の購入を検討する人が増えていますが、空気清浄機にはさまざまな種類があるため、1つひとつを比較・検討するのはとても大変です。そこで比較・検討の際に覚えておきたい「正しく空気清浄機を選ぶポイント」をご紹介しましょう。

価格やデザインで比較する前にチェックしてほしいのが、空気を吸引する機能（集じん機能）です。吸引機能が優れていても音が気になる機種もありますし、デザインやサイズは良くても吸引力がやや劣る機種もあります。

吸引機能は花粉対策に大きく影響するので、花粉対策として空気清浄機を購入する場合は必ずチェックしてください。

空気清浄機は、クーラーと同じく「適用畳数」が設定されています。高性能な空気清浄機を購入しても、部屋の広さが機種の適用畳数を超えている場合、本来の機能を発揮することは難しいです。ですから部屋の広さにあった機種を選ぶことも重要になります。

近年の空気清浄機は、空気清浄機能のほかにもさまざまな機能がついています。最新モデルに多く見られるのが、加湿機能がついた空気清浄機です。加湿機能のほかにも機種によってさまざまな機能がついているので、機能の内容を比較することもポイントの1つといえるでしょう。

花粉除去効果の期待が高い空気清浄機ですが、効果を最大限に発揮させるためには設置場所にもこだわる必要があります。空気清浄機は周囲の空気を取り込み空気をきれいにするものなので、空気を吸引しやすい場所に設置するのが基本です。

窓やドアから離れた空気の通り道に設置すればよいのですが、設置の際に壁やドアから15cm以上離すことも重要なポイントになります。

空気清浄機を上手に活用すれば、辛い花粉の季節を上手に乗り切ることができます。とはいえ最近はさまざまな機種が登場しているので、自分にあった機種を選ぶのが難しいです。そこでプロが認めるおすすめの空気清浄機を3点ご紹介しましょう。

花粉におすすめの機種1つ目は、シャープ「プラズマクラスター7000加湿空気清浄機KC-H50」です。プラズマクラスター7000加湿空気清浄機KC-H50は、花粉除去スピードに優れた機種で、8畳サイズの部屋であれば約12分で除去が完了します。

そんなプラズマクラスター7000加湿空気清浄機KC-H50は「英国アレルギー境界認定」を受けており、プロも認める人気の花粉対策用空気清浄機です。

プラズマクラスター7000加湿空気清浄機KC-H50が認定を受けた「英国アレルギー協会」のアレルギー試験とは、空気中に浮遊する花粉やアレル物質（ダニを含む）の除去率を調べます。

花粉＆アレル物質除去の試験をクリアし「花粉症やアレルギー対策に効果が期待できる」との結果が出たため、プラズマクラスター7000加湿空気清浄機KC-H50の注目度は一気にアップしました。

プラズマクラスター7000加湿空気清浄機KC-H50は、プラズマクラスターイオンと特殊フィルターの2種類を使う空気洗浄機です。

プラズマクラスター7000加湿空気清浄機KC-H50が発するプラズマクラスターイオンでは、空気中に浮遊するカビ菌・ウイルス・アレル物質（ダニの死骸および糞）の除去に効果を発揮します。

さらに衣類に付着しているタバコのにおい、汗のにおい、室内星の生乾き臭なども、プラズマクラスター7000加湿空気清浄機KC-H50で除去が可能です。花粉症の原因となる樹木の花粉は、プラズマクラスター7000加湿空気清浄機KC-H50の専用フィルターで採集します。

プラズマクラスター7000加湿空気清浄機KC-H50で採集できる樹木花粉は、スギ、ヒノキ、ブナ、ハンノキ、クロマツ、アカマツ、シラカンバ、クヌギ、コナラ、ラクウショウです。

さらに草花の花粉にアレルギーがある場合も、プラズマクラスター7000加湿空気清浄機KC-H50を使えば専用フィルターがアレルギーの原因となる草花花粉を徹底除去してくれます。

ちなみに専用フィルターで採集できる草花花粉は、ブタクサ、ヨモギ、カモガヤ、ハルガヤ、カナムグラ、オオアワガエリです。アレルギー症状を持つ人の中には、犬・猫・ハムスターなどペットの毛やフケに反応するケースもあります。

もちろんこれらのアレル物質も、プロが認めるプラズマクラスター7000加湿空気清浄機KC-H50を使えば清浄可能です。

このようにプラズマクラスター7000加湿空気清浄機KC-H50は花粉症対策だけでなく、アレルギー対策や抗菌・防臭にも効果が高いおすすめの空気洗浄機といえます。

ダイキン加湿空気清浄機MCK40Xも、プロの愛用者も多いおすすめの空気清浄機です。ダイキン加湿空気清浄機MCK40Xは、加湿しながら空気中に浮遊する花粉を除去するので、1台で空気乾燥機と加湿器の2役をこなしてくれます。

ダイキン加湿空気清浄機MCK40Xでは、空気清浄モードと加湿空気清浄モードから、お好みの操作を選べるのが特徴です。

雨天時や湿度の高い部屋で使用する場合は、加湿なしの「空気清浄モード」がおすすめですし、乾燥が気になる時期には「加湿空気洗浄モード」にすると、同時に2つの効果が得られます。パワーは「しずか」「弱」「標準」「ターボ」の4レベルから選べます。

パワーレベルによって消費電力や運転音が異なりますが、どちらのモードを選んだ場合も「しずか」レベルにするのがおすすめです。

ちなみにダイキン加湿空気清浄機MCK40Xを使用した場合、1日当たりの電気代は通常運転時で4.4円、省エネモード運転時で2.8円なので、毎日使っても電気代はほとんど気になりません。ダイキン加湿空気清浄機MCK40Xでは、樹木花粉以外も除去できます。

主な除去部一室は、花粉（草花花粉も含む）、ハウスダスト、黄砂、PM2.5、ホルムアルデヒド、カビ、アレル物質（ダニやゴキブリの糞）、ペットのフケなどです。

臭いの除去効果もあるので、タバコのにおい、ペットのにおい、生ごみのにおい、体臭（汗のにおいなど）も除去できます。

ダイキン加湿空気清浄機MCK40X空気中が花粉症におすすめの機種として紹介する理由は、空気清浄効果だけでなく、花粉症を引き起こす物質の抑制効果もあるからです。

ちなみにダイキン加湿空気清浄機MCK40Xで抑制できる物質には、空気中に浮遊する浮遊物（ウイルス、カビ菌）や衣類の付着物（ウイルス、菌、におい）などが含まれます。

パナソニックの加湿空気清浄機F-VXT70は、パナソニックが開発したナノイーX（ナノイーX2020年度モデル）を搭載したハイスペックな空気清浄機です。

加湿空気清浄機F-VXT70は花粉症の原因となる花粉の除去はもちろん、アトピーの原因となる物質やアレル物質なども強力パワーで吸引・除去してくれます。そんな加湿空気清浄機F-VXT70は、日本アトピー協会推奨品にも認定されているプロ・おすすめの空気清浄機です。

加湿空気清浄機F-VXT70の特徴は、3方向から気流を放出する「3Dフロー花粉撃退気流」にあります。花粉は種類によって重さに違いがあります。軽量な花粉は空気中に浮遊していますが、重量のある花粉は浮遊せず床やカーペットに付着します。

そのため加湿空気清浄機F-VXT70では、部屋の空気を循環させる気流を上部から放出し、床部分にたまった花粉も浮き上がらせます。浮き上がった花粉は強力パワーで一気に吸引するため、軽量花粉と重量花粉を同時に採集することが可能です。

加湿空気清浄機F-VXT70の3D花粉撃退気流は、花粉の清浄以外にも活用が可能です。たとえば重い花粉と同じく重量のあるハウスダストは、空気中に浮遊するのではなく、床上30cmのあたりにたまりやすい傾向があります。

そのため重量花粉を浮き上がらせる強力気流を使えば、アトピーやアレルギーの原因となるハウスダストも徹底除去が可能です。

さらにタバコや煙なども、3D花粉撃退気流で空気を効率よく循環させることで、短時間で浄化することができます。なお加湿空気清浄機F-VXT70は花粉症対策におすすめの空気清浄機ですが、複数の運転モードがあるので、1台でさまざまな使い方ができるのも特徴です。

運転モードの切り替えはボタン1つでできます。なお花粉の除去をしたい場合は花粉撃退運転モード、衣類の脱臭を集中的に行いたいときは衣類脱臭モードがおすすめです。

ほかにも留守の間に空気を洗浄してくれる「留守掃除モード（空気清浄自動運転モード）」や、運転音が静かな「寝室運転モード」など、多数のおすすめ機能がついています。

今回紹介したおすすめ空気清浄機は、いずれもプロが認める本格的な空気清浄機です。機種によって機能やサイズが異なりますので、価格のみで比較するのではなく、機種ごとの特徴を比較・検討すると良いでしょう。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。