【実食レポ】まさに王道の味。スターバックス「クラシックティラミス」

エスプレッソを中心としたコーヒードリンクを提供している、スターバックス。アメリカとイタリアの文化が融合した「シアトル系コーヒーショップ」の代表として、世界中で楽しまれています。

高品質や付加価値を追求したスペシャリティコーヒーという位置づけで、コーヒーショップのなかでもワンランク上の価格帯であるスターバックス。今やコンビニコーヒーやスイーツも侮れない美味しさですが、それでもスタバは老若男女幅広いユーザーに人気です。

そんなスタバから、季節のスイーツとして「クラシックティラミス」が登場しています。シンプルな味わいは、まさに王道のティラミス。

スタバでは2019年3月に「クラシックティラミスフラペチーノ」を発売していますが、『ティラミス』はありそうでなかったスイーツ。コーヒーを使ったスイーツなので、スタバの得意分野ともいえるのではないでしょうか。

美しい正方形のドルチェ。コーヒーを染みこませたココアスポンジの上に、2種類のマスカルポーネチーズを使用したティラミスクリームを重ね、ココアパウダーをトッピング。マスカルポーネチーズ、コーヒー、ココアの三重奏を楽しめる一品になっています。

イタリア発祥の『ティラミス』は、エスプレッソとの相性が抜群。さっそく、実際に食べてみた感想をレポートしてみます。

均一にかかったココアパウダー。ティラミスクリームは黄味がかった色をしています。フォークの侵入を簡単に許してしまう、驚きのやわらかさ。いったいどんな技術を使って、これほどキレイにカットしたのかと思うほど。クリームよりもムース、ムースよりもホイップに近い感触です。

一口食べてみると、エアリーな食感ながらマスカルポーネチーズのコク深い味わいを感じます。ほろ苦いココアパウダーもいいアクセント。ティラミスには欠かせません。

底部分のスポンジから、じゅわっとコーヒーがしみ出します。よくあるような苦味と甘みだけのコーヒーシロップとはまるで違う、ちゃんとしたコーヒーの香り。スタバのこだわりが伺えます。

ティラミスといえば、高カロリーのスイーツというイメージですが、こちらは意外にも約200kcal。スタバのフード中ではかなり軽めです。

スターバックスの「クラシックティラミス」は、ふわふわ食感のティラミスクリームがスーッと口の中でほどけるように溶けていき、幸せが広がります。スタバらしいコーヒーの味わいとのハーモニーが楽しめる、奇をてらっていない、王道のティラミスでした。