セリアでキャッシュレス決済はできる？店舗での支払い方法を調査！

100円ショップは、薄利多売のビジネスモデルゆえに、基本的に現金決済が主流とされています。100円ショップで有名なブランドのひとつ「セリア」も例外にもれず、現金支払いが主流です。つまり、基本的にキャッシュレス決済ができない店舗が多いのです。

しかし、一方でキャッシュレス決済できるセリアがあるという声も存在します。キャッシュレス決済できるセリアがあるなら、それだけで大変便利になり、キャッシュレス化だけでセリアに立ち寄る頻度がかなり高くなるはずです。

そこで、PayPayなどのQRコードや電子マネーなどセリアで使えるキャッシュレス決済について調べてみました。決済方法やキャッシュレスに興味がある人は、支払い方法を改めてキャッシュレス化をチェックしてみてください。

基本的に現金支払いのみの印象が圧倒的に強いセリアです。しかし「キャッシュレス決済できるセリアがある」という声は、確かに気になります。そこで、この章ではキャッシュレスの可能性を含む、セリアの決済方法を改めて検証してみましょう。

2022年9月現在のセリアの決済方法ですが、冒頭にも少し触れましたように、基本的には現金での支払いがメインです。特にセリアの路面店は、現金は基本的に必須とされ、2022年9月現在キャッシュレス化はあまり進んでいない印象を受けるのが現状です。

初来店のセリアなら、現金持参で間違いないとまで言われています。セリアに限らず100円ショップは「薄利多売」でビジネス展開する店舗が多い業界です。単価が安い薄利多売ビジネスは、キャッシュレス導入の際の各種手数料が利益を圧迫されがちです。

セリアなどの100円ショップは、そのため利益を守るためにキャッシュレス化を避ける傾向にあります。その結果、現金支払いをメインとする、非キャッシュレス化の現在の状況になったといわれています。

2022年9月現在、PayPayなどの電子マネーやクレジットカードが一部店舗でしか使えないなど非キャッシュレスの理由ともいえます。

非キャッシュレスとも捉えかねない、現金支払いが基本のセリアはポイントカードやアプリ会員カードの発行は一切していません。また、全店舗共通で使えるポイントシステムや会員システムもありません。

しかし、詳細は後術しますが、商業施設内のセリアなら、同施設内で利用できるポイントが貯まり使えるケースあります。例えば、イオンモールなどの施設内にテナントしているセリアなら、イオンのWAON POINTが利用できるお店もあります。

それでも使えないセリアが、ごく稀に存在するので事前に確認が必要です。セリアは、イオン系の施設内の店舗では、よりWAON POINTが使える傾向があるようです。

またセリアは専用のギフトカードや商品券は販売していません。しかし商業施設内のセリアなら、施設内でギフトカードや商品券が利用できる店舗も存在します。

非キャッシュレスとも解釈できる、セリアは基本的に現金支払いというのは前章で分かりました。一方で、冒頭にも記述の「キャッシュレス決済できるセリア」の声は、確かに気になります。

キャッシュレス決済ができるなら、断然便利に利用できるはずですが、キャッシュレスできるセリア側にも、ある程度の条件がありそうです。キャッシュレス決済対応のセリアについて、今からみていきましょう。

すでに前述したように、基本的にセリアではクレジットカードは利用できません。しかし、イオン・イトーヨーカドー・マルイなど、大型商業施設内にテナントするテナント型のセリアなら、使える店舗があります。これだけでキャッシュレス決済が期待できます。

そのカードも、VISA・JCB・Master・AMEX・Dinersなど国際ブランドであれば問題なく利用できます。カードが使えるなら、国際ブランドのデビットカードやプリペイドカードなども同じように使えます。

セリアは基本的には電子マネーは使えません。しかし、クレジットカード同様、イオン・イトーヨーカドー・アリオなどへのテナント型のセリアであれば、電子マネー対応の店舗もあります。

定期に開催されるキャンペーンなど高い還元率で大人気のPayPayや、手軽な楽天PayやLINE Payなどのキャッシュレスの真髄ともいえるQRコード決済は、基本的にセリアでは使えません。

イオンなどの施設にテナントしているセリアなら、全店ではないもののキャッシュレス決済できるお店があると見ていいでしょう。

前章ではキャッシュレス決済できるセリアを紹介しました。しかしイオンモールなどの施設内のセリア以外にも、キャッシュレス決済できるセリアが存在します。

セルフレジ導入したセリアが、そのキャッシュレス対応のセリアであり、さらには交通系の電子マネーが使えます。よりキャッシュレス化が進んだセルフレジのセリアについてみていきます。

2018年10月から東京都の茗荷谷店を皮切りにセルフレジ、いわゆるクイックレジがセリアでは試験導入されています。そのクイックレジでは、Kitaca・Suica・PASMO・TOICA・manaca・ICOCA・SUGOCA・nimoca・はやかけんなどの9種の交通系電子マネーに対応しています。

そもそも、来店者のレジ待ち時間の削減目的のためにクイックレジは導入され、少量（3点まで）の商品の購入専用です。交通系電子マネー専用レジなので使うときは注意が必要ですが、ちょっとした時間の合間にキャッシュレスで買い物ができるので大変便利です。

2022年9月現在、クイックレジ設置のセリア店舗はまだまだ少ない状態です。しかし今後において、利用状況の様子を踏まえながら、クイックレジ導入店舗を拡大展開するといわれています。現状試験導入とはいえ、よりキャッシュレスが進むセリアともいえます。

セリアで使える交通系電子マネーですが、鉄道会社が運営管理する商業施設にテナントするセリアでは、交通系電子マネーが使える店舗があります。また、地下鉄東西線高架下に構える、交通系電子マネーが使える店舗（セリア 妙典店）も存在します。

ローカル商業施設にテナントのセリアでも、一部ですが交通系の電子マネーが使える店舗が存在します（セリア 川崎ルフロン店など）。上記のセリアは特殊条件ともいえますが、キャッシュレス化が進んでいるともいえます。

冒頭で100円ショップは基本的に現金支払が多いと記載しました。一方で世の中のキャッシュレス化の流れから、セリア以外の他の100円ショップで、PayPayなどの電子マネーなど実際にキャッシュレス決済が使えるのかが気になるところです。

そこで、一例として業界最大手の「ダイソー」のPayPay導入を含むキャッシュレス決済化について、今からみていきましょう。

ダイソーの電子マネーの導入状況ですが、結論からお伝えしますと、PayPayなどのQRコード決済やSuicaなどの交通系電子マネーのほとんどが使えます。電子マネーでも、PayPayに関しては2020年10月から、一部店舗を除くダイソー直営店（2022年2月末時点の2960店舗）にて一斉導入しています。

またダイソーのフランチャイズも導入を進めています。しかし、PayPay以外の電子マネーなどのキャッシュレス決済ができる店舗は、まだまだ限られています。

2022年2月末現在の数字ですが、ダイソーは国内で3522店舗（フランチャイズ・系列店を含む）を数えます。その中でPayPay以外にもauPAYや楽天ペイ、メルペイなどのキャッシュレス決済できる店舗は2730店舗にものぼります。

ダイソーは、ある程度ならキャッシュレス決済できる店舗は公式サイトでチェックできます。例えば店舗検索ページ内の「こだわり検索条件」で、条件に該当する店舗がキャッシュレス化チェックができます。

支払い方法関連の検索条件として「バーコード決済が使える・電子マネーが使える・クレジットカードが使える」があります。この時点で、ダイソーはセリアよりキャッシュレス化が進んでいるのが実感できるでしょう。

例えば「バーコード決済が使える」にチェックを入れ「こだわり条件に合うお店を探す」ボタンをクリックすると、遷移したマップ画面で該当する店舗が表示されます。このピン留めをクリックすると店舗紹介ページに遷移し、各種情報がチェックできます。

この店舗紹介ページにどのバーコード決済がつけるのかが記載されています。この検索方法は他のこだわり条件検索も同じです。（店舗やサービスの情報は2022年9月8日時点、ダイソー公式HPの情報です。）

2021年1月現在、非キャッシュレス的な現金決済がまだまだ多いセリアです。イオンなどの大型施設内にテナントのセリアや、セルフレジ設置のセリアなど、少しずつではありますが、セリアにもキャッシュレス化が進んでいるのがわかります。

世間的に今後はキャッシュレス化が進むと予想されます。近い将来セリアでキャッシュレス決済ができることを期待しながら、いつもと変わらないセリアを使ってみませんか？

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。本記事の情報は2022年9月8日時点の情報です。