卵とチーズでできる簡単レシピ特集！定番のオムレツや絶品おかずも

熱々ごはんに乗せて醤油を少し垂らせば、たちまちご馳走に早変わりする卵は、生でも加熱しても美味しいみんなの大好物の一つです。リーズナブルで様々なメニューにアレンジできる卵を常備している家庭は多いでしょう。そんな卵に次ぐ人気食材といえばチーズです。

卵と同じくそのままでも食べられるチーズは、熱を加えるととろける食感に変化します。豊かな風味とコクがあるチーズは、卵に負けず劣らず人気の高い発酵食品です。小さい頃から食べ慣れている卵と、濃厚な味わいのチーズは、多くの人の大好物食材といえるでしょう。

特別な材料を揃えなくても、卵とチーズがあれば本格的な一皿に仕上がる簡単レシピを4項目に分けてご紹介します。おしゃれな定番メニューから消化が良く夜食にもなる一品まで、卵とチーズの特性を活かした簡単レシピは全6品です。

すぐにでも真似できる手順と、いつもある身近な材料で手早く作れます。一人でのランチや夜食、ボリュームおかずや家飲みにもおすすめのレシピはこちらです！

卵とチーズが冷蔵庫にあれば、少量分から作ることができる定番メニューは「チーズオムレツ」と「チーズスクランブルエッグ」の二皿です。チーズが贅沢な舌触りのオムレツとスクランブルエッグは、失敗の少なさでも人気があります。どちらもふわとろ食感が絶妙な卵料理です。

特にオムレツは半熟に仕上げるのが難しいメニューですが、材料に工夫すれば解決するでしょう。コツを掴んで好みのオムレツやスクランブルエッグを作ってみてください。

ふわとろ半熟卵が絶品のチーズオムレツは、チーズと卵の定番メニューです。とろけるチーズがフォトジェニックな卵料理は、たっぷりのバターでリッチな口当たりに仕上げましょう。ヨーグルトを加えれば、簡単にふわとろ食感のチーズオムレツを作ることができます。

材料は卵2個、プレーンヨーグルト大さじ3、バター大さじ2、ピザ用チーズ20g、塩コショウ、パセリです。ボウルに卵を割り入れ、プレーンヨーグルトを加えて混ぜ合わせます。この時ヨーグルトがダマにならないよう、泡だて器で卵白を切るようにしっかり混ぜ合わせましょう。

塩コショウ少々で味を整えたら、フライパンを熱してバターを焦がさないように溶かします。バターが溶けたら卵液を一気に流し入れ、フライパンをゆすりながら菜箸でふちから全体を大きくかき混ぜましょう。

オムレツの表面が半熟のスクランブルエッグ状態になれば、真ん中に横一線になるようにピザ用チーズを乗せます。ヘラを使ってオムレツを奥からチーズに被せるように折り返しましょう。オムレツの手前側も同じようにチーズへ向かって折り返します。

オムレツをフライパンのふちに寄せ、皿にひっくり返すようにして乗せましょう。パセリを上から振れば、定番人気のチーズオムレツの完成です。ヨーグルトは卵液の凝固を防ぎ、簡単にふわとろオムレツを作ることができます。

チーズは余熱で溶かすため、溶けやすいピザ用チーズがおすすめです。粉チーズを使用すれば、余熱でチーズを溶かす必要がなく、簡単にコクのあるチーズオムレツを作ることができるでしょう。

濃厚な味わいのチーズ入りスクランブルエッグは、カフェやホテルモーニングの定番メニューです。朝食やブランチに食べたいおしゃれなチーズスクランブルエッグは、まろやかなスクランブルエッグにチーズのコクが贅沢な味わいでしょう。

手に入りやすい材料と混ぜるだけの簡単レシピで、自宅でホテル仕様のチーズスクランブルエッグが再現できます。材料は卵4個、牛乳大さじ2、ブルーチーズ40g、バター10g、塩、コショウです。ボウルに卵と牛乳、小さくちぎったブルーチーズを入れて混ぜ合わせます。

塩とコショウで卵液の味を整えましょう。この際ブルーチーズは塩味が強いため、塩は少なめがおすすめです。フライパンを熱してバターを溶かし、卵液を一気に流し入れます。フライパンをゆすりながら卵液をふちから中央へ寄せるように、全体を大きくかき混ぜます。

卵液の全体が半熟になり、表面が乾かないうちにフライパンを火から上げましょう。皿に盛りつけ、あれば上からパセリを振れば、ブルーチーズのスクランブルエッグの完成です。香り高く奥深い味わいのチーズスクランブルエッグは、ブルーチーズが不得意な人にもおすすめでしょう。

溶けたチーズが卵を絡めるチーズスクランブルエッグは、忙しい朝の時間帯でも失敗が少ないでしょう。皿に盛ればおかずに、食パンに挟んだりトーストに乗せれば、それだけで相性抜群の一品になります。

時間のない朝でもしっかり食べたい人は、トーストにチーズスクランブルエッグを乗せるだけの時短レシピがおすすめです。休日はホットサンドメーカーを使えば、チーズスクランブルエッグのホットサンドでおしゃれなモーニングができます。

ライ麦パンや雑穀パンなど、食パンの種類を変えればチーズスクランブルエッグの様々なアレンジを楽しめるでしょう。

チーズたっぷりの絶品グラタンに、ゆで卵とブロッコリーで彩りとボリュームをアップしましょう。バゲットを用意すれば、チーズグラタンも絶品のおかずになります。定番のグラタンアレンジは、ゆで卵はホクホク、ブロッコリーは歯応えが残る程度に仕上げるのがポイントです。

4人分として卵6個、ブロッコリー4房、鶏もも肉1枚、ピザ用チーズ50g、薄力粉40g、牛乳400㏄、バター40g、塩、ホワイトペッパー、ナツメグを準備しましょう。

ブロッコリーは小さい房にして、600Wの電子レンジで3分程加熱します。鶏もも肉は食べやすい大きさにカットしておきましょう。常温に戻した卵を水から茹で、ゆで卵を作ります。ほど良い固ゆで卵の目安は水から約12分です。

茹で上がったらすぐに冷水につけ、殻をむいておきましょう。耐熱ボウルにバターと薄力粉を入れ、ラップをふんわりかけて600Wの電子レンジで4分前後加熱します。一旦ボウルの中を混ぜ合わせ、その後牛乳を一気に注ぎ、泡だて器やヘラで全体を合わせましょう。

この時温度差のある冷たい牛乳を使うのがダマにならないポイントです。再び耐熱ボウルにラップをして電子レンジでとろみがつくまでおよそ4分加熱します。塩、ホワイトペッパーとナツメグを少々振って味を調えたら、滑らかで本格的なホワイトソースの完成です。

フライパンにサラダ油（分量外）を熱し鶏もも肉を炒めたら、ブロッコリーとホワイトソースを加え、ふつふつするまで煮詰めます。その間にゆで卵を1㎝程の輪切りにしておきましょう。グラタン皿に薄くバター（分量外）を塗り、スライスしたゆで卵の半量を底に敷き詰めます。

ゆで卵の上からホワイトソースを流しいれ、その上に残りのゆで卵を彩りよく並べましょう。ピザ用チーズをトッピングし、ナツメグを少々振りかけたら、200度のオーブンで10分前後焼きます。

チーズにこんがり焼き色がつけば、ボリュームたっぷりのゆで卵のチーズグラタンの完成です。バゲットやクロワッサン、ベーグルなどシンプルなパンと相性の良いおかずでしょう。スコップタイプの器で作って取り分けるのも良し、小さく作ればお弁当のおかずにもなります。

女性に人気のあるアボカドを使った、濃厚でおしゃれな卵とチーズのおつまみレシピをお届けします。材料はアボカド1個、卵1個、マヨネーズ大さじ1、ピザ用チーズ20g、塩コショウです。

アボカドは半分に割って種を取り出し、中身をくり抜きます。アボカドの皮は器にするので取っておきましょう。卵は水から12分前後茹でてゆで卵にしておきます。ボウルにアボカドとゆで卵、マヨネーズを入れて粗く潰し、塩コショウで味を整えましょう。

アボカドの皮の器に和えた中身を詰め、ピザ用チーズを乗せオーブントースターでチーズが溶けるまで焼きます。まろやかで濃厚なアボカドのチーズ焼きの、絶品アレンジメニューの完成です。

デリ風ランチや夜食におすすめなのが、おしゃれメニューのキッシュです。ココット皿に炒めた材料を入れて生地を流して焼くだけのレシピでも、本格的なキッシュを作れます。ココット皿がない場合はグラタン皿や耐熱皿でも代用が可能です。

ココット皿2つ分として卵4個、ほうれん草2分の1束、ベーコン2枚、じゃがいも1個、生クリーム140㏄、バター10g、塩コショウ、ピザ用チーズ50gを準備します。先にほうれん草とベーコンを3㎝幅にカットし、じゃがいもは皮をむき千切りにしておきましょう。

フライパンにバターを熱し、ベーコンとじゃがいもを入れ炒めます。じゃがいもが透き通ったらほうれん草を加え、やや芯が残る程度加熱しましょう。ボウルに卵を割り入れ、良く溶きほぐしたら生クリームを合わせて塩コショウで味を整えます。

ココット皿に炒めた具材と卵液を入れ、ピザ用チーズを乗せてオーブンで焼けば完成です。目安は180度のオーブンで約30分、チーズにこんがり色がつけば良いでしょう。ランチや夜食でも気分が上がる、おしゃれなデリ風キッシュの簡単レシピです。

濃厚卵にチーズがとろける絶品メニューは、朝食やランチ、夜食やお弁当のおかずにもおすすめです。オムレツも卵を使ったグラタンも、おしゃれなココットも簡単レシピなら真似できるでしょう。卵とチーズを使った少し優雅なおうちごはんにチャレンジしてみてください。

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