【実食レポ】ミニサイズと侮るなかれ！濃厚チョコの【スタバ】ブッシュドノエル♪

『ブッシュ・ド・ノエル』は、クリスマスにはおなじみのケーキ。ブッシュ＝薪、ノエル＝クリスマスを意味するフランスのお菓子で、薪をモチーフにしたロールケーキをチョコや砂糖菓子で飾り付けしたもの。クリスマスの聖なる夜に食べられてきました。

金色に輝く容器に載せられた、ちんまりとしたブッシュドノエル。こちらは、スターバックスのホリデーシーズン限定で登場しているケーキ。チョコスポンジで薪を表現し、積もった雪のようにホイップクリームをトッピング。この時期にしか味わえない一品です。

断面は、ぐるりと巻いたロールケーキ。しっとりとしたスポンジの中には、チョコクリームとブラックココアクランブルを巻きこんでいます。華やかなビジュアルですが、税込み518円（テイクアウト）の価格と約10cmのお手頃サイズは、ひとりで食べるのにちょうどいいです。

上には、薪に積もる雪を模したホイップクリームと粉砂糖。さらにその上から、クリスマスカラーのクランベリーとピスタチオをトッピング。可愛らしくて、とっても贅沢な見た目で、食べるのがもったいないくらい。

表面のチョココーティングは再現度高めで、もう本物の薪にしか見えません。ちっちゃいのに完成されていて、そのクオリティには驚きです。通販では3000～5000円ほどするのが普通なので、ミニサイズとはいえ、約500円で食べられるなんて素敵です。

では、いただきます。ぱくっと口に入れると、チョコレート風味が広がります。表面のチョココーティングは生チョコのようで、ねっとりとした仕上がり。濃厚なチョコレートの味わいで、カカオ分高めのビターテイストです。

しっとりとしたチョコスポンジとチョコクリームは、甘くてふんわり。ブラックココアクッキーのザクザク食感がまたいいアクセントになっています。

濃厚なチョコレートの合間にホイップクリームでひとやすみ。甘酸っぱいクランベリーで口の中がリセットされます。この種のケーキはラム酒などを使ったものが多いように思いますが、スタバの「ブッシュドノエル」には使われていないよう。洋酒の風味が苦手な方でも食べられます。

濃厚な甘さと、ビターチョコが織りなす奥深い味わいは、ブラックコーヒーによく合います。チョコとココアを存分に味わえる、満足度120%なケーキでした。クリスマスまでにぜひ味わってみて。

スターバックスの「ブッシュドノエル」は、小さいながらもチョコ感が濃厚で、とっても食べ応えのあるケーキでした。これひとつでさまざまな味と食感が楽しめて、大切な人やひとりの時間にゆっくりと味わいたい、クリスマススイーツです。