北海道の温泉地おすすめランキングTOP11！一度は行きたい絶景の見える場所も

太平洋と日本海、そしてオホーツク海に囲まれた広大な大地を有する北海道です。富良野のラベンダー畑や釧路湿原、雄大な自然が揃う魅力たっぷりな場所です。また、海鮮やお肉、乳製品など美味しいグルメもあり、日本人のみならず海外からも人気を得ています。

広大な自然とグルメに目が行きがちですが、実は約250か所もの温泉地を誇る北海道です。周辺にスキー場がある有名スポットから秘境感漂う穴場まで、北海道に存在するイチオシの温泉地をランキングにして11か所ご紹介します。

温泉によって泉質が異なり、北海道には酸性値の高い川湯温泉や石油温泉の豊富温泉、アルミニウム温泉の石田温泉、他にもたくさんの温泉地があります。効能はそれぞれで違うので、体調や好みに合わせて選ぶこともできます。何度でも楽しめるバラエティ豊富な泉質の北海道です。

素晴らしい絶景を望める露天風呂や北海道のご当地食材を使った美味しいグルメを味わえる宿、温泉の泉質や特徴など、北海道の温泉宿を決めるのにいくつかの判断材料があります。人気の北海道温泉地を選ぶ方法ももちろんアリですが、知っておきたい選び方を確認しておきましょう。

北海道を含め、各地の温泉へ行く場合、知っておきたいおすすめポイントがあります。北海道は先述したように種類豊富な泉質を有し、温泉地数日本一を誇ります。北海道や関東・九州など多数の温泉郷を持つ人気エリアでは、どこを選んだらいいのか分からないという人も多いです。

そこでおすすめなのが「目的に合わせて選ぶ」という選び方になります。例えば、重視したいものをリストアップし、優先順位をつけると選択肢が狭まります。絶景を見て癒されたい・体調を整えたい・美味しい食事を用意して欲しいなど、北海道の温泉地で叶えたい望みを整理しましょう。

満足度を上げてくれる温泉に出会うためには宿選びが重要です。近場であれば日帰りでもいいですが、北海道ともなると宿泊で利用するお客さんが一般的ですので、希望を叶えてくれる「目的に合った」施設を選びます。絶景が見える露天風呂を備えているかなど施設情報を確認しましょう。

温泉の効能を調べて選ぶ方法もあり、宿泊先の公式サイトに泉質や効能が掲載されていることもあるので、事前のチェックがおすすめです。北海道には海の幸を中心に絶品グルメがたくさんありますが、和食かフレンチか、嫌いなものはないかなどで選択肢を絞ることもできます。

北海道には数多くの温泉地が存在し、アクセスしやすい場所に限らず、行きにくい場所も当然存在します。女性であればメイク道具やスキンケア用品、アクセサリーが必要で、日程分の着替えも含めると小さなボストンバッグに収まらないこともあり得ます。重たい荷物は移動に不便です。

今回ご紹介する北海道以外にも遠方の温泉地へ向かう場合、アクセスしやすい宿を探すのがおすすめです。車移動なら多少の荷物があっても負担はそう大きくないですが、電車や飛行機といった公共交通機関利用だと、荷物の上げ下げや持ち歩く機会は多くなります。

駅からの乗り換え回数が少なく、宿の最寄り駅からタクシーや送迎バスで行けることも条件に入れるのがおすすめです。宿泊費や観光費、お土産代など諸々と予算は必要ですが、移動で疲れてしまっては元も子もありませんので、多少交通費はかかってもアクセス重視にすることが大切です。

たくさんある北海道の温泉宿の中から探すのは大変ですが、口コミを参考にする方法があります。口コミは実際に利用した人の意見をチェックできるもので、良かった点と悪かった点も確認できるのがおすすめポイントです。人気宿になるほど利用者が多く、口コミ件数もアップします。

北海道や、どのエリアでも言えることですが、利用者の意見を見極めることが大切です。20代～30代と60代～で魅力を感じるポイントや苦手とする部分は当然ながら違ってきますので、同年代の感想を参考にするのがおすすめです。個人によって捉え方が違うことも覚えておきましょう。

数ある北海道の温泉地の中から今回は特におすすめしたいスポットを選び、ランキングTOP11でご紹介します！気になる場所があったら忘れないようにメモしておきましょう。

湖畔に位置する北海道「支笏湖温泉（しこつこ）」がランキング第11位になりました。1974年にボーリングで湧出され、支笏洞爺国立公園内、支笏湖の東岸に支笏湖温泉があります。遊覧船の発着場所にあることからお土産ショップや飲食店が揃い、人気の温泉街となりました。

対岸には恵庭岳の麓に丸駒温泉と伊藤温泉があります。支笏湖温泉の泉質はナトリウム・炭酸水素塩素のため「美人の湯」と呼ばれ、肌がすべすべになると女性に好評です。落ち着いた空間で一日ゆっくりできる「支笏湖第一寶亭留 翠山亭」は庭園露天風呂付客室と貸切露天風呂が人気です。

北海道「十勝川温泉」は温泉大国である日本の中でも珍しい「モールの湯」が湧き出ています。周辺は太古の昔、葦などの植物が自生し、長い年月をかけて堆積していきました。太古の植物が堆積したものを亜炭層といい、その地層を通ったお湯は植物性の有機物を多く含んだものになります。

モールとはドイツ語で「亜炭」を意味し、石炭の中で最も石炭化度が低いもののことです。十勝温泉のモールの湯は鉱物性温泉と比較して希少な泉質であり、限られた温泉資源になります。北海道内には多くの温泉地がありますが、その貴重さから、いち早く北海道遺産に選定されました。

皮膚を刺激しない泉質を持ち、「美人の湯」と称賛されている北海道・十勝温泉 モールの湯です。周辺には口コミ評判のいい宿泊施設が立ち並び、温泉はもちろん、趣向を凝らした絶品料理を提供してくれます。十勝牧場周辺の宿や和食懐石が自慢の宿もあり、魅力に溢れています。

北海道知床半島の中間にある斜里町ウトロの温泉街が「ウトロ温泉」です。知床温泉とも呼ばれ、オホーツク海に沈むロマンチックな夕陽や羅臼の山々が素晴らしく、多くの人々を魅了しています。温泉街は漁港と高台のエリアに分かれ、漁港側には道の駅やお土産屋さんがあります。

高台側は人気の夕陽台や知床国設野営場などがあり、それぞれ魅力的な北海道のスポットです。見どころは温泉に浸かりながら夕陽を眺めること、疲れやストレスを和らげてくれます。漁港が近いことから、北海道の新鮮な海の幸を食べられるのも重視したいポイントです。

北海道の秘境ともいえる「層雲峡温泉（そううんきょう）」をご案内します。当エリアにはホテルを始め旅館やペンションが十数軒しかなく、大型連休の宿泊予定なら早めの予約がおすすめです。とはいえ、大雪山周辺の温泉の中ではトップクラスの規模を有し、豊かな自然に囲まれています。

層雲峡温泉の「層雲閣グランドホテル」には美しい層雲峡の峡谷を堪能できる露天風呂があり、無色透明・無味・無臭の泉質のため、お子さんや高齢の方でも気持ちよく入れると評判です。また、大雪山系の四季折々の景観が望める「層雲峡朝陽亭」の露天風呂もおすすめです。

ここからはランキング第7位から第4位までの発表となります。ランキングに関わらずどちらの温泉場も魅力的ですが、あえて順位を付けています。

古くから湯治場として利用されてきた北海道「川湯温泉」です。湯量が豊富なため、あふれ出た湯が川に流れ、温泉街には湯けむりや硫黄の香りが広がっています。川湯温泉は「源泉100％かけ流し宣言」を行い、良質な温泉を心行くまで堪能できる北海道有数の旅行スポットです。

北海道・川湯温泉は日本屈指の強酸性温泉が楽しめる場所で、周辺には硫黄山・屈斜路湖・摩周湖があり、連休になると多くのお客さんで賑わいます。同エリアには屋根のない開放的な混浴露天風呂の「湯の閣 池田屋 草原の湯」があり、夜は北海道の星空を見上げることができます。

ニセコには「ニセコアンヌプリ国際スキー場」があり、外国人の旅行客も多い北海道の人気スポットです。冷えた身体を優しく暖めてくれる「ニセコ温泉」は絶対立ち寄りたい場所であり、日帰り入浴施設も多いことから、湯めぐりでお気に入りの温泉を探すこともできます。

どこを見ても白銀の絶景や気持ちのいい緑広がる大地、美しい渓流沿いといった絶景ポイントがいくつもあり、ロケーション豊かなのも北海道・ニセコ温泉の魅力です。森林浴で心も癒される「甘露の森・天空露天風呂」や、アンヌプリ山と羊蹄山を望める「ひらふ亭 露天風呂」があります。

阿寒湖の南側にある北海道の注目エリア「阿寒湖温泉」です。特別天然記念物「マリモ」が阿寒湖のシンボルで、お土産ショップでも関連グッズを多く見かけます。北海道先住民族「アイヌ」の文化や質のいい温泉に人気が集まり、日本を飛び出して海外からもお客さんが来訪します。

絶景を望むなら阿寒湖を一望できる宿がおすすめ、静かな湖面を見ながら浸かると時間が止まっているような感覚になります。都会の喧騒を忘れてリラックスできる北海道のイチオシ温泉地です。阿寒湖周辺には30軒ほどの宿泊施設が集まり、お値段はピンキリです。

1866年から歴史をスタートさせた北海道の古い温泉街として知られ、「札幌の奥座敷」と親しまれています。北海道「定山渓温泉（じょうざんけい）」は渓谷の温泉地であり、支笏洞爺国立公園内にあります。北海道民だけでなく外国人も良質の湯を求めて来日するほど人気の場所です。

自然豊かなエリアにあるため、秋になると辺り一面がオレンジや朱色に色づき、旅行気分を一層高めてくれます。開湯から150年以上経ち、北海道内有数の温泉地として有名になりました。周辺には定山渓ダムや札幌国際スキー場など観光スポットもあり、拠点としても利用できます。

待ちに待ったランキングTOP3となりました！ナンバーワンに選ばれたのは誰もが知る有名な温泉地です。心も身体もリフレッシュさせてくれる癒しスポットが登場します。

見逃せない北海道の人気温泉地の一つ「洞爺湖温泉（とうやこ）」をご紹介します。洞爺湖は北海道三大景観に数えられることから、旅のハイライトとして、絶景露天風呂はマストチェックです。国立公園に指定されており、蝦夷富士と称賛される羊蹄山や火山は観光客の目を奪います。

2008年に「北海道洞爺湖サミット」が開催されたのは有名な話で、以降より注目度を高めました。絶景を眺めながら入る温泉は湖と一体感が生まれ、開放的で心地よい気分になります。札幌方面から車でアクセスすると約2時間、北海道の空の玄関口・新千歳空港からは約1時間半です。

北海道のみならず日本で最も空港に近い温泉街として有名な「函館湯の川温泉」がランクインしました。北海道温泉の中でアクセス重視したい方、手軽に楽しみたい方におすすめの人気エリアです。函館湯の川温泉は函館空港から車で5分、新函館北斗駅からだと最短45分で行けます！

また、北海道三大温泉郷の一つに数えられ、他に登別温泉と定山渓温泉があります。温泉通なら北海道の三大名湯は押さえておきたいところです。1653年に開湯し、北海道の中でも古い歴史を有する温泉郷になります。老舗宿もあり、温泉情緒を楽しめると評判の函館湯の川温泉です。

北海道の人気温泉地ランキング！ナンバーワンをゲットしたのは日本有数の観光スポットでもある「登別温泉（のぼりべつ）」です。その名の通り北海道の登別に位置し、札幌方面から特急スーパー北斗、L特急すずらんでアクセスする場合は約1時間10分の所要時間になります。

北海道・登別温泉の存在は江戸時代から知られ、明治時代に宿が設けられてから観光地化し、多くの温泉人気ランキングサイトで上位に選ばれるまでになりました。9種類もの泉質を有することから「温泉のデパート」という異名をもつ北海道指折りのスポットです。

北海道登別温泉最大の源泉エリアとなる「地獄谷」には、滝の流れる露天風呂を備えた「祝いの宿 登別グランドホテル」があります。絶景を眺めながら、温かいお湯に浸かることができます。

北海道と聞いてグルメを思い浮かべますが、実は有数温泉スポットとしての一面を持っています。泉質が豊富なので北海道へ行く度に新鮮な気持ちで楽しむことができ、溜まった疲れを穏やかにほぐしてくれます。ランキングや選ぶときのポイントを参考にしてみてください。