養老渓谷へ行くなら紅葉の季節がおすすめ!見頃や混雑しにくい日を徹底調査

養老渓谷へ行くなら紅葉の季節がおすすめ!見頃や混雑しにくい日を徹底調査

養老渓谷は、千葉で人気のある観光スポットです。特に秋の養老渓谷は、日本で一番遅くまで紅葉を楽しめるとされています。水際に設置されているハイキングコースを歩きながら、美しい紅葉を楽しめる養老渓谷の見所と、おすすめの時期をご紹介しましょう。

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記事の目次

  1. 1.養老渓谷はハイキングしながらの紅葉狩りもおすすめ!
  2. 2.養老渓谷の紅葉の見頃は?
  3. 3.養老渓谷の紅葉が楽しめる人気のコース
  4. 4.養老渓谷の紅葉シーズンの混雑状況
  5. 5.圧巻の養老渓谷の紅葉を目に焼き付けよう!

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養老渓谷はハイキングしながらの紅葉狩りもおすすめ!

養老渓谷は、千葉県の大滝町から市原市の朝生原を流れる養老川によって作られた渓谷です。養老渓谷と清澄山地の周辺は、千葉県立養老渓谷奥清澄自然公園に指定されています。特に秋の紅葉の美しさは有名で、多くの観光客に人気のスポットです。

養老渓谷は、千葉県内で一番の人気を誇る観光地で、秋の紅葉狩りを楽しむ家族連れやハイカーたちがたくさん集まります。特に川沿いの遊歩道から眺める紅葉の景観は、それは見事なものです。

「養老」と言う名前を聞くと、何やらお年寄りに縁の深い逸話があったのではないかと想像してしまいますが、ガクガクと屈折が多い養老川は、古語で「膝の裏」と言う意味のある「膕(よほろ)」という言葉に例えられたのだそうです。

そして江戸時代に、現在の「養老」と言う漢字が使われるようになりました。養老渓谷には紅葉が堪能できる遊歩道が設置されています。秋の紅葉の見頃に散策するには、絶好の人気コースです。

また、養老渓谷には見事な滝がたくさんあって、この滝を巡りながら紅葉を散策するコースも、大変人気があります。特に粟又の滝は全長が100mもある見事な滝で、特にこの辺りは秋には素晴らしい紅葉が見頃とされるおすすめの名所です。

養老渓谷には、東京から電車で2時間ほどで行くことができます。JR総武線快速で五井駅にまず向かい、JR五井駅の中に小湊鉄道に乗り換える改札があります。小湊鉄道で養老渓谷に向かうのですが、この小湊鉄道からも、美しい養老渓谷の紅葉が堪能できます。

養老渓谷へと私たちを運んでくれる小湊鉄道は、JR内房線五井駅から上総中野駅を走る鉄道です。渓谷と田んぼに囲まれた、なんとものどかな風景の中を走る小湊鉄道の車体は、1961年から1977年の間に作られた、素晴らしくレトロな風合いの列車なのです。

また、小湊鉄道で上総牛久駅まで行くと、今度はそこから養老渓谷までの18.5kmを、SLタイプのディーゼルエンジン機関車で旅することができます。この機関車は「里山トロッコ」と言って、ウェブサイトで整理券をあらかじめ予約するのがおすすめです。

五井駅から上総牛久駅までは小湊鉄道で30分、上総牛久駅から養老渓谷までは、里山トロッコのゆっくりの速度でおよそ1時間です。里山トロッコは3月から12月の週末と祭日を中心に運転されます。予約や運行状況は、小湊鉄道のHPでご確認ください。

養老渓谷の紅葉の見頃は?

日本の秋の紅葉の美しさは、四季の中でももっとも息を飲む美しさで知られています。紅葉といえば秋ですが、養老渓谷の紅葉の見頃はかなり終盤です。ちょっと紅葉の時期には遅いかしら?と思う頃でも、見事な紅葉を鑑賞することができます。

例年11月下旬〜12月上旬

養老渓谷の紅葉の見頃は、11月下旬から12月の上旬です。養老渓谷の紅葉は、日本の中でも一番遅くまで楽しめるとされているのです。養老渓谷で見られる紅葉は、標高によっても気温が微妙に違うので紅葉の変化に違いが見られますし、日差しがよく当たる場所と日陰でも、紅葉の彩りは変わります。

養老渓谷は モミジ、クヌギ、カエデ、ハゼ、ナラ、ウルシなどたくさんの種類の紅葉が楽しめます。養老渓谷の周辺や遊歩道の散策をしながら、数々の美しい紅葉スポットを巡るのは、旅の醍醐味です。

養老渓谷で毎年恒例の11月23日に開催の「養老渓谷もみじ祭り」は、2020年は中止となります。11月下旬から12月上旬にかけて「粟又の滝」「中瀬遊歩道」「懸崖境」「観音橋」の紅葉が、夕方の17時から21時半の間、美しくライトアップされるイベントは行われています。

養老渓谷の紅葉のライトアップは、大変人気があるイベントで、多くの人が集まります。夕闇の中にライトで照らし出される養老渓谷の紅葉は、昼間の日差しの中で見る紅葉とは、一味違った美しさがあります。

養老渓谷の紅葉が楽しめる人気のコース

養老渓谷の美しい紅葉が楽しめる、人気のコースをいくつかご紹介しましょう。養老渓谷にはいくつかのハイキングコースがあって、中でも粟又の滝を中心としたハイキングコースが、養老渓谷の紅葉を眺める人気のスポットとされています。

粟又の滝を見られる「滝めぐりコース」

養老渓谷の「粟又の滝」は、養老川の上流に位置する滝で、長さがおよそ100メートル、滝幅は30メートル、その高さもおよそ30メートルと言う、とても長く滑り台を流れるような緩やかな滝です。粟又の滝を中心にいくつかの滝を巡りながら、美しい景色と紅葉を堪能できるハイキングコースがあります。

養老渓谷の滝を巡りながら紅葉を散策する「滝めぐりコース」は、距離も短く、お子さんも一緒にハイキングを楽しめる人気のコースです。道順は同じなのですが、スタート地点から回るコースの方向を選ぶことができます。

養老渓谷の滝めぐりコースの出発は、「小沢又駐車場」から、遊歩道を歩き、まず「粟又の滝」に進みます。そこから「水無月寺」に行きます。ここでは入場料を払って、幻の滝と言われる「小沢又の滝」を見ることができます。水量の多い小沢又の滝は、とても迫力のある見事な滝です。

養老渓谷の水無月寺は、3月中頃から4月の初めに見頃を迎える岩ツツジが有名です。この岩ツツジは水無月寺の住職が種から植えたもので、およそ500本もあるのだそうです。水無月寺を出たら養老渓谷「粟又の滝展望台」に向かいます。そして、最初に出発した小沢又駐車場に戻ってきます。

もしくは今の道順の反対方向から、養老渓谷の滝めぐりコースを歩くこともできます。駐車場から「水無月寺」に、一番最初に行くのです。ここから遊歩道を歩いて養老渓谷「粟又の滝」にたどり着きます。そして「粟又の滝展望台」に向かってそこから駐車場に戻ります。

この順番だと、ハイキングのコースの最後に、養老渓谷でいちばん有名な蕩々と流れる「粟又の滝」を見ることができるので、ドラマチックだと言われています。どちらのコースも4kmほどの1時間で散策できる、手軽なコースです。

養老渓谷の滝めぐりコースはほとんどの道がなだらかな平たい道で、石畳などできれいに整備されているため、とても歩くのが楽です。コースの最初と最後に少し坂道がありますが、養老渓谷の滝めぐりコースは、大変歩きやすい人気のおすすめスポットです。

ただし、2020年11月現在、養老渓谷滝めぐりコースのルートにある中瀬遊歩道は、2019年の台風により、中瀬キャンプ場から弘文洞の手前まで閉鎖されています。

展望台を目指す「大福山コース」

養老渓谷の「大福山コース」は、滝めぐりコースに比べると距離も倍以上で、標高が高く、登り道も多いため、ウォーキングの得意なハイカーの方々におすすめのコースです。

養老渓谷の大福山コースの距離はおよそ11.5kmで、時間は3時間半ほどかかります。歩きやすい靴、もしくは防水靴を必要とするルートです。養老渓谷の大福山コースは、養老渓谷駅からまずは展望台に向かって登って行きます。

養老渓谷の大福山コースは、最初は車道を歩いていくのですが、渓谷を眺め下ろせる真っ赤な「宝衛橋」を渡ると、緩やかな道幅の狭い登り坂になります。紅葉の季節には、両側から美しく色づいた紅葉に挟まれて、深い秋を堪能することができるおすすめの道のりです。

大福山展望台までは、およそ1時間かかります。大福山の標高は292mです。千葉県は日本の中で一番山が少なく、平野となだらかな丘陵地帯で覆われています。なので、養老渓谷の大福山の山頂近くにある展望台に登ると、何にも遮られずぐるりと房総一帯を眺め渡すことができるのです。

養老渓谷の大福山展望台を降りて、今度は養老渓谷の尾根ルートを1kmほど歩きます。時間にして30分、展望台から養老渓谷駅への道は、下りがほとんどを占めます。

今度は養老渓谷の沢ルートを2.5kmほど歩くと梅ヶ瀬渓谷に出ます。ただし、梅ヶ瀬遊歩道は10月の豪雨のため、2020年11月現在は全面通行止めになっています。

養老渓谷の沢ルート2.5kmを歩くと、また車道をしばらく歩いて、宝衛橋を渡り養老渓谷駅に戻ります。健脚の方には、満足が得られる養老渓谷のおすすめのハイキングコースです。

養老渓谷の紅葉シーズンの混雑状況

養老渓谷の木々が色づく秋の紅葉シーズンは、混雑が大いに予想されます。かと言って、シーズン中であっても混み合う曜日と時間帯があります。せっかく行くなら人気のおすすめシーズンに、混雑を避けて養老渓谷の紅葉を楽しみましょう。

見頃の11月中旬~12月上旬頃が混雑

11月の中旬から12月の上旬の養老渓谷は、他の地域よりも遅めの紅葉が楽しめるので、どうしても観光客がたくさん集まります。養老渓谷の美しい紅葉を少しでも楽しめる、おすすめの時間帯をご紹介しましょう。

できるだけ土日祝日を避ける

どんな観光地でも、土日と祝祭日はどうしても人が集まります。少しでも混雑を避けて紅葉を楽しむために、平日に養老渓谷に行くのが一番の得策でしょう。スケジュールが許されるものならば、できるだけ平日に、養老渓谷の紅葉を見に行かれることをおすすめします。

10時~15時の時間帯を避ける

曜日だけでなく、混雑する時間帯も考えましょう。やはり現地にたどり着く時間を考えると、混雑は朝の10時ごろから始まります。早起きをして、養老渓谷に10時前に到着して紅葉狩りをするのが理想的です。

暗くなってからの、養老渓谷の紅葉のライトアップをご覧になりたいのならば、ライトアップが始まるよりも少し早めに、紅葉がライトアップがされるポジションに待機していて、紅葉のライトアップをご覧になったらなるべく早くその場を離れて、帰宅するのがおすすめです。

養老渓谷の紅葉シーズン中は、駐車場、そして周辺道路は毎年かなりの混雑が予想されます。養老渓谷の美しい紅葉を見るために渋滞に巻き込まれて、歩いて数十分のところなのに、車で数時間かかってしまうこともあるので十分にご注意ください。

圧巻の養老渓谷の紅葉を目に焼き付けよう!

11月の終わりから12月の初めにかけての養老渓谷は、数多くの樹木の美しく秋色に彩られた紅葉が圧巻です。都心から電車で2時間ほどで行ける養老渓谷の、便利なロケーションを活かして、楽しい秋の紅葉狩りをご計画ください。

Ryo
ライター

Ryo

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