明治神宮外苑はいちょう並木が美しい人気スポット!アクセスや設備を徹底調査

明治神宮外苑はいちょう並木が美しい人気スポット!アクセスや設備を徹底調査

「明治神宮外苑」のいちょう並木は、都内でも有名な紅葉のスポットです。周辺にはおしゃれなお店があるだけでなく、野球場やスケートリンクもあり、スポーツも楽しめます。今回は、美しいいちょう並木が人気の明治神宮外苑の詳細とアクセスについてご紹介します。

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記事の目次

  1. 1.明治神宮外苑は明治神宮の敷地内にある洋風庭園
  2. 2.明治神宮外苑のいちょう並木とは?
  3. 3.明治神宮外苑内の主な施設
  4. 4.明治神宮外苑の交通アクセス
  5. 5.明治神宮外苑の美しいいちょう並木は見ごたえあり!

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明治神宮外苑は明治神宮の敷地内にある洋風庭園

Photo by reggiepen

明治神宮外苑は、1912年明治天皇が崩御した際に大喪の礼の場所として使われた「旧青山練兵場」の跡地に造られた西洋庭園です。明治神宮外苑は、明治神宮内に明治天皇の功績を讃えるという意味もあり造った記念公園でもあります。

明治神宮外苑は「聖徳記念絵画館」「憲法記念館」「陸上競技場」「葬場殿址記念物」「野球場」「相撲場」「児童遊園」を施設内に設けて1926年に造られました。紅葉シーズンになると多くの人が訪れる「いちょう並木」は、1923年に植栽されたものです。

明治神宮外苑は、美しいいちょう並木を含めて周辺散策をするのにピッタリのスポットです。今回は、都内の紅葉スポットとしても人気の明治神宮外苑の見所とアクセス情報についてまとめていきます。

明治神宮外苑のいちょう並木とは?

いちょうは「東京都の木」にも選ばれているように東京都民にとっては馴染み深いものです。青山通り沿いから聖徳記念絵画館が眺められるように植えられた明治神宮外苑のいちょう並木は、その美しさから1996年に読売新聞社が主催する「新日本の街路樹100景」にも選ばれています。

青山通り沿いから聖徳記念絵画館までは約300mの距離があり、146本のいちょうの木が植えられています。明治神宮外苑のいちょう並木は、青山通りから下り勾配に合わせて植えられており、聖徳記念絵画館に近づくにつれて木の高さが低くなります。

明治神宮外苑は「神宮の杜」といわれるように季節によって様々な植物を見ることができます。そのなかでもいちょう並木は、季節の移ろいに合わせて変化させます。秋の黄金色に染まった明治神宮外苑だけでなく、夏から初秋にかけての緑色のいちょうも美しいと人気です。

全国1位・東京都内1位の人気の紅葉スポット

東京には、たくさんの紅葉スポットがあります。いちょうが植えられている所も多く、名所といわれている場所も少なくありません。そのなかでも、国内外で広く知られているいちょうのスポットが明治神宮外苑です。

紅葉スポットのランキングで明治神宮外苑のいちょう並木は、東京都内だけでなく国内でも1位にランクインしています。紅葉シーズンになると美しいいちょう並木を見るために観光客が訪れます。明治神宮外苑の黄金色のいちょうは、毎年訪れる人もいる人気のスポットです。

映画やドラマにもたびたび登場

明治神宮外苑は2015年に公開された映画「HERO」や人気ドラマの「相棒シリーズ」と数多くの映画やドラマのロケ地に使われています。明治神宮外苑のいちょう並木はオシャレで絵になるため恋愛ドラマからミステリーまで、様々な作品のロケ地に選ばれているのです。

いちょう並木内にある「Royal Garden Cafe」や「KIHACHI 青山本店」「シェイクシャック外苑いちょう並木店」といったレストランも、人気ドラマのロケ地になっています。明治神宮外苑の美しいいちょう並木を見ながら食事ができるおすすめのスポットです。

東京都内には映画やドラマのロケ地になっているスポットがたくさんあります。そのなかでも、明治神宮外苑のいちょう並木は「聖地巡礼」にピッタリのスポットといえます。いちょうの木を眺めながらロケ地散策も楽しみましょう。

見頃は11月中旬~12月上旬

明治神宮外苑のいちょう並木は、新宿御苑のいちょうから種を採取して植えたもので、90年以上の歴史があります。東京のシンボルともいえる明治神宮外苑のいちょう並木は、11月中旬頃から見頃になります。美しい黄金色のいちょうの葉は、東京の秋の象徴ともいえます。

明治神宮外苑では、紅葉シーズンともいえる11月中旬から12月の上旬にかけて、通常は「神宮外苑いちょう祭り」も開催しています。いちょうが見頃になる時期は、通常だとライトアップも行われ、夜も明治神宮外苑のいちょう並木を美しく照らします。

Photo by T.Kiya

冬が近づくにつれて、明治神宮外苑の歩道にもいちょうの葉が落ちている様子が見られます。黄金色の落ち葉のじゅうたんを見るのも、明治神宮外苑のいちょう並木を歩く楽しみといえます。明治神宮外苑のいちょう並木は、秋の東京の風物詩になっています。

名称 明治神宮外苑いちょう並木
住所 東京都港区1

明治神宮外苑内の主な施設

明治神宮外苑内は、レストランや子供向けの遊技場、スポーツが楽しめるスポットもあります。東京のど真ん中でありながら、自然も多いため「都会のオアシス」ともいわれます。いちょう並木を散策する際に立ち寄るのがおすすめの神宮外苑内にある施設をご紹介します。

各種スポーツ施設

Photo by shi.k

明治神宮外苑が造られた大正時代は、スポーツが盛んに行われるようになりました。学校教育の現場や地域の青年団がスポーツを奨励したこともあり、陸上競技などを楽しむ人が増えたのです。明治神宮外苑の完成に先駆けて1923年に造られたのが「国立霞ヶ丘競技場」です。

現在は国立競技場とも呼ばれる国立霞ヶ丘競技場以外にも、スポーツ人気がきっかけで明治神宮外苑を建設した際に「神宮球場」や相撲場なども造られました。

神宮球場は、プロ野球チーム東京ヤクルトスワローズの本拠地として有名です。また、明治神宮外苑が作られた1926年には東京六大学野球の試合も開催されています。現在も神宮球場は東京六大学野球と東都大学野球の試合会場となり「学生野球の聖地」といわれます。

明治神宮外苑内には、プロ野球選手の投げるボールのスピードが体験できる「明治神宮バッティングドーム」もあります。神宮球場での野球観戦の前やいちょう並木の散策の際に立ち寄ってバッティングセンターで汗を流すのもおすすめです。

明治神宮外苑内には、スケートリンクやテニスクラブ、フットサルコート、ゴルフ練習場などもあります。スポーツ観戦だけでなく、実際に競技を楽しめる施設も揃えています。いちょう並木の近くには「秩父宮ラグビー場」もあり、明治神宮外苑周辺は様々なスポーツが楽しめる場所です。

憲法記念館(明治記念館)

結婚式場として有名な「明治記念館」も、明治神宮外苑内にある施設です。赤坂御用地の別館として明治時代に建てられました。1890年に公布された「大日本帝国憲法」や「皇室典範」の御前会議がおこなわれたため「憲法記念館」名称で、明治神宮外苑の施設になったのです。

戦後の1947年に現在の明治記念館という名称になり、明治神宮での結婚式が行える唯一の場所として人気の式場になっています。婚礼写真の前撮りを明治神宮外苑のいちょう並木で行うカップルもいます。

明治記念館は、結婚式場以外にも会議室やレストランもあり、家族の行事やビジネスシーンでも利用されています。夏限定でビアテラス「鶺鴒」も営業しており、庭園を眺めながらビールや料理が楽しめます。

明治記念館は、賑やかな明治神宮外苑のなかでも厳かな雰囲気の場所になっています。結婚式や七五三のお祝いといった利用だけでなく、明治神宮参拝や明治神宮外苑のいちょう並木見物のついでに立ち寄って、雅やかな雰囲気を楽しむのもおすすめです。
 

名称 明治記念館
住所 東京都港区元赤坂2-2-23

聖徳記念絵画館

聖徳記念絵画館は、明治神宮外苑のいちょう並木から見えるドーム型の建物です。明治神宮外苑の中心に建っており、裏には「葬場殿趾」があります。明治天皇と妃である昭憲皇太后の肖像画を展示する施設で、絵画教室や陶芸教室も定期的に行われています。

鉄筋コンクリート造りで外壁には岡山県の万世産花崗石を使用しています。床には大理石とモザイクタイルを使った豪華な造りです。明治神宮外苑のいちょう並木の終点地点にある丸池も含めて、国の重要文化財にも指定されています。

聖徳記念絵画館では1990年から夜間のライトアップも行われており、いちょう並木からは荘厳な景色を眺めることができます。いちょうを見ながら、明治神宮外苑の歴史がある建物を見物してみるのもよいでしょう。

名称 聖徳記念絵画館
住所 東京都新宿区霞ヶ丘町1-1

明治神宮外苑の交通アクセス

Photo by funpy

いちょう並木だけでなく様々な施設がある明治神宮外苑は、アクセス方法を事前に調べておくと行きやすくなります。ここでは、電車と車、両方のアクセス方法について説明します。

電車でのアクセス

電車での明治神宮外苑へのアクセス方法は、最寄り駅が「青山一丁目駅」「外苑前駅」「国立競技場駅」「信濃町駅」「千駄ヶ谷駅」となっています。いちょう並木に近いのは、東京メトロの青山一丁目駅と外苑前駅になります。外苑前駅を出ると目の前にいちょう並木があります。

聖徳記念絵画館、神宮球場、明治神宮バッティングドームといった施設へのアクセスが良いのが、JR信濃町駅です。子供向けの遊具がある「にこにこパーク」も信濃町駅が近くなっています。こちらも自然が多く、神宮球場周辺の桜はいちょうと同様で明治神宮外苑の名物です。

Photo by nakashi

国立競技場やスケートリンクに行かれる場合は、都営地下鉄大江戸線の国立競技場駅もしくは、JR千駄ヶ谷駅から行くのが便利です。明治神宮外苑に電車で行く時は、目的の場所に合わせて鉄道路線を選びましょう。

車でのアクセス

いちょう並木の散策や各施設の利用で明治神宮外苑に車で行かれる場合は、首都高速道路4号線新宿線外苑ICを利用するのがおすすめです。駐車場完備の施設もあるため、入出庫の時間や料金についても調べておくとよいでしょう。

いちょう並木に近いのが、テニスクラブの近くにある「青山駐車場」です。入出庫時間は6時~24時までで、駐車料金は30分270円で、テニスコート、シェイクシャック外苑いちょう並木店、Royal Garden Cafeを利用すると料金の割引があります。

Photo by Yoshikazu TAKADA

「聖徳記念絵画館駐車場」は、5時30分~21時まで停められます。神宮球場でナイターが開催される日は、試合終了後1時間まで延長されます。駐車料金は普通車が1日1600円で、1泊駐車は7400円です。明治神宮外苑の駐車場は日曜日と休日は交通規制がかかることもあります。

名称 明治神宮外苑
住所 東京都新宿区霞ヶ丘町1-1

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明治神宮外苑の美しいいちょう並木は見ごたえあり!

明治神宮外苑のいちょう並木は、都会のオアシスとしても名高く、東京の名所のひとつです。紅葉シーズンに都内を訪れるならおすすめのスポットといえます。ぜひ、神宮の杜の黄色い絨毯をお楽しみください。

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hiramiho
ライター

hiramiho

ヤクルトスワローズ、フィギュアスケート、ミュージカルが大好きです。美味しいものを食べるのが好きで、手頃な値段で味が良いお店を探しています。旅行にグルメに、面白い記事が書けるように頑張ります!

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